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三方良し!シェアサイクルで社会インフラを創る営業のお話

みなさんこんにちは!人事総務の後藤です。
今回は、エリア開発部のエリアマネージャーとして活躍している本間 晃章さんにお話を伺いました.

お客様やチームメンバーに対してきめ細かな目配り、心配りを実践されている本間さんの、たいへん面白いお話を伺うことができました。ぜひ最後までお読みください。

OpenStreetにおける「エリア開発」の役割・仕事内容とは?

――エリア開発はOpenStreetの営業部門となりますが、どういった相手にどのようなご提案をしているのか教えてください。

エリア開発部は大きく3つのチームに分かれます。
新規開拓チーム、ネットワーク事業者様(※)への対応に特化したチーム、そして自治体様への対応に特化したチームです。

私たちは自治体様に対して、シェアサイクルサービスHELLO CYCLINGを通じて、自治体様が抱えている課題解決をご提案しています。

自治体様にとってのHELLO CYCLING導入の魅力の一つに、街の移動をより自由で便利にできるという点が挙げられます。
電車や路線バスも通っていないような交通空白地と呼ばれる場所へも、シェアサイクルで手軽に移動できるようになります。

電車やバスに乗るには、「駅」や「バス停」まで移動しないと乗ることができないですが、自転車という身近なモビリティであれば、近隣のシェアサイクルステーションで気軽に借りて乗車することができます。時刻表も気にしなくていいので、利用する市民の方にとっても大きなメリットがあります。

また、自転車は環境負荷が少ない移動手段ですので、CO2削減やSDGs対策が必須となっている現代社会とも非常に相性が良いです。
シェアサイクルの移動データも、街づくりや交通整備に役立てることができ、市民の方に還元できるのも大きな魅力です。

ネットワーク事業者として参画いただく企業様は、SDGsやCSRの観点で注目いただくことも多く、自社事業との親和性を感じて参画いただく企業様も多くいらっしゃいます。

例えば、鉄道などの交通事業者様やパーキング事業者様、そして賃貸物件や不動産を管理している企業様やエネルギー業界の企業様などですね。

新規開拓チーム、ネットワーク事業者様への対応に特化したチームでは、HELLO CYCLINGの導入から、各社の事業の更なる発展へとつなげていけるよう、並走してサポートしています。

※OpenStreetの提供するスマートロック・ステーション機材・システム一式を利用いただき、シェアモビリティサービスを展開・運営いただいているパートナー企業様のこと。


報・連・相を素早く実施し、信用を積み重ねることの大事さ

――エリア開発部全体としては、具体的にはどのような業務に携わっていらっしゃいますか。 またその上で、マネージャーとしてはどのような業務をされているか教えてください。

私が所属するチームは主に自治体様に対して、シェアサイクルサービスであるHELLO CYCLINGの導入を提案し、導入いただいた後も自治体様の課題を吸い上げ、解決のために何ができるかを提案させていただいています。

私自身は、自治体様のお付き合いを含めて経験が長い分、様々な事例を知っているので、自治体様と担当メンバーとの間に入って、スムーズに業務が進められるようサポートをしています。

基本的にメンバーに対しては自走していただけるようフォローを中心に行い、何かあったときはすぐ報・連・相(報告連絡相談)をするように指導しており、また私自身もリアクションをすぐ返すように心掛けています。

私自身、一人で悩んでいる時間が一番苦しいことを記憶しています。
上長に相談できないままだと対応が遅れてしまい、また相談しにくくなってしまう、という負のスパイラルに入るのが一番良くないことですよね。

私も社会人として過去にはそういった苦い経験をしたことがあるので、メンバーには同じ苦しみに合わないように、私自身も常にアンテナを張り、皆さんが止まらないようネクストアクションにつなげるまで行うことを心掛けています。

――エリアマネージャーとして、3名のメンバーをリードしている本間さん。そのチームをまとめていくうえで意識していることや、気を付けていることはなんでしょうか?

上記質問と重複しますが、社内だけでなくお客様に対しても、すぐにリアクションを返すように指導しています。
メールでも電話でもそうですが、なんのリアクションも無いと、ちゃんと受け取ったか不安になるものです。すぐに「答え」は出さなくてもいいけれど、「受け取った」というリアクションを実践することで、相手の不安も解消されますし、信用を積み重ねることもできます。

私も最初は、リアクションをすぐに返すことができていませんでした。でも、実践できるようになると、小さなことですが、その積み重ねで自治体様と関係性が深まっていくのを実感しました。

その経験を踏まえてメンバーには、連絡をいただいたお客様に対しては、確認した旨を返答し、すぐに対応できないときはいつまでに対応できるかの目安をお伝えすることを実践いただいています。

※チームメンバーの一人である宮崎さんのインタビュー記事はこちら
シェアモビリティを当たり前の世の中に!新領域を開拓する面白さとは? | OpenStreet株式会社
みなさんこんにちは!人事総務の後藤です。 今回は、OpenStreetの営業部門として、全国に展開している当社提供のシェアモビリティの仕組みを、自治体様と一緒に作り上げているエリア開発部の宮崎保奈海さんにお話を伺いました。 半年ほど在籍していたデータチームで得たデータ分析の知識を、うまく営業活動に活かしている宮崎さんならではの営業手法は必見です!ぜひ最後までお読みください。 ...
https://www.wantedly.com/companies/company_4571394/post_articles/410144


――メンバーの成長のために本間さんが意識していることはありますか?

「自治体様はなぜそれをやりたいのか」「どうすれば実現できるのか」をメンバーに考えさせるようにすることは意識しています。

自治体様から、「こういうことはできますか?」と相談される事が多々あるのですが、なぜやりたいのか、という理由が分かれば、どういった貢献が可能か検討できるし、より良い方法をご提案することも可能になります。

メンバーたちには、そのプロジェクトの目的や終着点をしっかり考えてもらうことは、個人の成長のためにも大事なことだと考えています。

――エリアマネージャーとして、やりがいを感じるのはどのような時ですか?

自分の大事にしていることが、メンバーに伝わり、実践までしていただいた時ですね。

あるメンバーに対し、私から「配慮はするけど、遠慮はするな」というメッセージを伝えたことがあります。これは、報告・連絡・相談をするときに遠慮なく何でも聞いてほしいという意図だったのですが、メンバーが社内発表の際にこの言葉に感銘を受けて、自分も実践していると言っていたのを聞いて、「あ、ちゃんと心に響いているんだな」と、とても嬉しく思ったのを覚えています。

OpenStreetのシェアモビリティサービスは「三方良し」の魅力あふれる事業

――本間さんのOpenStreetに入社するまでのご経歴について、教えてください。また、OpenStreetにご応募されたきっかけや応募理由を聞かせてください!

9年弱、グルメサイトを運営している企業で働いていました。当時はその分野でのパイオニアでしたが、自分が入社してすぐ上場したということもあり、既に完成した企業という印象がありました。
そんな中、自分でゼロから会社を形作っていきたいという気持ちが生まれ、ベンチャー企業に絞って転職活動を始めることになります。

シェアサイクル事業に絞った理由は、もちろん興味もあったし将来性も見越せたということもありますが、この事業の中心となる自転車一つに自治体様、法人様、大企業様など業種を問わず多くの方と関わることができるからという点も大きいです。その経験を元に私自身の市場価値を上げることもできると考えました。

また、OpenStreetを選んだ理由は、バランスが良いと思ったからです。
「三方良し」という言葉がありますが、自治体様やネットワーク事業者様、エンドユーザー様、プラットフォームを提供しているOpenStreetの三方について、どこか一方にしわ寄せがくることなく、バランスよくすべてにメリットがある事業展開が可能だと考えたので、OpenStreetへの入社を決意しました。

――入社された2019年からHELLO CYCLINGの成長を支えてきた本間さんですが、HELLO CYCLINGはどのように発展してきたのでしょうか。 そして、エリア開発部ではどのようにHELLO CYCLINGのサービスを拡大していきたいと考えてらっしゃいますか。

2019年のころは、シェアサイクル自体も珍しく、乗っている人が少なかったことを覚えています。
当時は、たまに同じシェアサイクルに乗っている人とすれ違うと、すこし気まずい気持ちになったりしていました。「同じTシャツを着ている人とすれ違った」感覚に似たものがあったんです(笑)

これからは、多くの方に利用されている電車やバスのように「同じ電車やバスに乗っているのは当たり前」と同じ感覚で、我々のHELLO CYCLINGも多くの方に当たり前に使われるにようサービスの拡大を続けたいと考えています。

また今後は、シェアサイクルだけでなく、EVなどの新たな領域を推進するとともに、再生可能エネルギーの利用や、災害時にシェアサイクルのバッテリーを電源として利用できる仕組みの展開など、本当の意味での街づくりに貢献していきたいし、していけると思っています。

――OpenStreetは他部署も含めてチームで仕事を進めていく場面が多いかと思いますが、どんなシーンでエリア開発部のチームワークが発揮されていると思いますか?

自治体様やネットワーク事業者様の課題を解決するために社内全体を巻き込んで、一つの目標に向かって仕事を進める際にチームワークが発揮されていると実感します。
社内全体とは、マーケティング部門、フィールドメンテナンス部門、開発部門、広報など様々です。

他部署を含めたチームで仕事を進めていく際は、なぜやりたいのか、相手にとってどんな価値があるのか、それをすることで会社にどんな価値がもたらされるのかを、詳細まで言語化し伝えることを大事にしています。

それを続けてきたことで、「エリア開発部は価値があるものを営業してくれる」という理解をしてくれている方が社内に多くいるので、協力し合って業務を進めることができています。

未来の仲間へ

――本間さんは、どんな方にOpenStreetの仲間に加わってほしいですか?

会社全体のバランスを考えられる方が仲間に加わってくれると嬉しいです。
「三方良し」の精神が大事だと思っているので、ネットワーク事業者様と自治体様、ユーザー様、そしてOpenStreetの3者に利益をもたらせるように、上手くバランスを取った動きができる方だと嬉しく思います。

――最後にこの記事を最後まで読んでくださった方に、メッセージをお願いいたします!

シェアサイクルを街中で利用してくれている方々が増えて「この自転車、パパが広げてきたんだよ」と子供に誇れるのは、大きな魅力と考えています。

社会インフラをゼロから設計・展開して、街づくりに貢献していける事業というのは、とても社会貢献性の高い事業だと思いますし、様々な会社と関わるので、営業職として大きな刺激も受けられます。

エリア開発部にご興味のある方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!一緒に働けるのを楽しみにしております。


【編集後記】インタビューを終えて
「三方良し」のバランス感覚を大事にされている本間さん。俯瞰した視点で冷静に物事を見極めながら、将来のシェアモビリティの行く末について熱く語ってくださいました。

そんな、本間さんと一緒に働きたい方や、興味のある方は、ぜひ「エリア開発」へのご応募をお待ちしています!

(プロフィール)
■インタビュイー
本間 晃章
2019年4月OpenStreet株式会社に入社
エリア開発部 エリアマネージャー

■インタビュアー
後藤 美弥
2022年2月OpenStreet株式会社に入社
人事総務課

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