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OpenStreetの面接官に聞く!応募者の方と向き合う上で、大事にしていることとは?

みなさんこんにちは!人事総務の後藤です。
今回は、人事総務課の先輩で、主に一次面接の面接官や人事・労務関連を担当している橋谷 祐司さんにお話を伺いました。

OpenStreetに入社する前までの珍しい経歴や、面接官としての心構えなど、たいへん興味深いお話を伺うことができました。OpenStreetにご興味のある方や応募するか迷っている方は必見です!
ぜひ最後までお読みください。

芸人を目指して上京、のちに人事の道へ

――橋谷さんはたいへん面白いご経歴だと伺っています。OpenStreetに入社されるまでのご経歴を教えてください。

大学卒業後、小学校の頃からの夢であった芸人を目指して東京に上京してきました。
当時は就活もせずに裸一貫で東京に来たので、カツアゲされても大丈夫なように、靴下になけなしの20万円を忍ばせて新幹線に乗ったのを思い出します(笑)
その後は、幼馴染の相方と10年間ほど同居をして、コンビとして芸人活動を行っていました。

その時代は、主にスポーツジムでアルバイトをしながら活動をしていたのですが、芸人活動で生計を立てるのは正直厳しい日々が続いていました。
そんな中、オンラインでのパーソナルトレーニングのサービスを個人で立ち上げ、その後、同級生が経営している会社が新たにプライベートジムを立ち上げるということで声をかけてもらい、のちに1人目の社員として入社することになります。
そこで生まれて初めて、会社がどのように動いているのかを学びました。人数が少ない分、店舗の運営・集客、会員様へのパーソナル指導はもちろん、法人への荷電からの訪問営業や、パンフレット等のデザイン業務にいたるまで、本当に1から10までといった感じです。

多様な業務に携わる中で、労務管理の曖昧さからトラブルに発展し、通常の業務遂行に影響が出る事例を目の当たりにしたことで、会社にとって「一人一人が持っている力を安心して最大限発揮できる環境」というのがすごく大事なんだなと思うようになります。
そのタイミングで、人事の職種に絞って転職活動を行い、前職のメーカーに入社しました。今の業務内容の基礎となる採用・労務関連の業務を行いながら、人事系の知見を深めるために社労士の資格も取得しました。

メーカーで3年間務めたのちに、自分の年齢とも相談し、よりチャレンジングな環境かつこれから成長していくベンチャー企業に身を置くため転職するのは今しかない!とOpenStreetへの転職を決意しました。

――OpenStreetでの人事のお仕事についてお聞きします。具体的にどんな業務があるでしょうか?

まず自分が主に担当しているのは採用業務です。今は中途採用が中心です。採用を行っているポジションは、その時その時によって変化しますが、 その背景は、会社やサービスの成長に従った事業計画に沿った、組織拡大のための人員募集ですね。

その他は、グレードや等級制度の改善をはじめ、より従業員の皆さんに意欲的に働いていただけるような設計を行う「人事企画」であったり、安心して健康的に働けるように労働環境等を管理する「労務管理」などがあります。

2022年度からですと「ミッショングレード制度」という、一般的に言うところの「等級制度」の改訂を一部行いました。今までよりステップアップの基準を分かりやすく、また高い技術を持った専門職である方がより活躍しやすい制度に改定した形です。
OpenStreetの等級制度は年功序列ではなく、担うミッションに応じて役割が決まるため、年齢に関係なく活躍できるチャンスがあります。

また、入社後のオンボーディングについても私が担当しているので、新入社員の方と顔を合わす機会も多いですね。

お互いにとって有意義な時間になるよう、対話を重ねる

――人事側の面接官として、たくさんのご応募者の方々とお会いしている橋谷さん。面接官として大事にしていることはありますか?

まずは、応募してくださった方に真摯に向き合うことです。世の中に数多くの企業がある中で、OpenStreetを志望し面接の時間を取っていただいている時点で、大変嬉しいことでもありますし、同時に責任も感じます。
お互いにとって有意義な時間になるよう、OpenStreetの魅力を含めたありのままを知ってもらったうえで、疑問点や不安点を相手に残さないような受け答えや対応を心掛けています。

また、限られた時間ではありますが、応募いただいた方の経歴や強み、考えを伺いながら、OpenStreetに入社いただいた場合どのように力を発揮していただけるか、といった未来を想像しながら対話することも大事にしています。

そして当たり前ではありますが、面接官は応募者の方を評価する立場ではないという点を意識することも大事にしています。
人それぞれ歩んできた道がある中で、その方の経験や適性、大切にしていることが、OpenStreetと合っているかどうかを確認していく工程だと考えているので、評価をして優劣をつけるということはないように意識しています。

――ちなみに、お仕事以外の橋谷さんはどんな人でしょうか?

今は趣味として、コンビの相方とYouTubeチャンネルを運営しているので、その企画や撮影、編集をしたりしますね。
運営するにあたり日ごろからPDCAを回すことを心掛けているので、その感覚は仕事にも活かせていると勝手に思っています(笑)
また、筋トレも趣味の一つなのですが、コロナ禍以降はホームジム化できたので、出勤前の時間をうまく使って継続できています。OpenStreetはスーパーフレックス・リモートワーク制度もあるので、時間を有効活用できるのはとても嬉しいですね。

「力を安心して最大限発揮できる環境」の実現に向けて

――橋谷さんは今後、OpenStreetでどんなことを実現していきたいですか?

実現していきたいことでいうと、「一人ひとりが持っている力を安心して最大限発揮できる環境」です。

そのために、直近では1on1の制度化を進めています。
実際にテスト運用して個人的に思ったのが、リモート下においてMTG以外誰とも会話せずに仕事を進めることが多くなっていて、意外と雑談に飢えているということでした。
もちろん1on1でタスクの進捗状況を確認するのも大事ですが、そのタスクをいざとなったら助けてもらえる!という安心感があれば、よりポジティブに業務に挑戦できたり、成果につながる行動を自身で考えながら自走できるようになると思うんです。

そういった安心感というのは、雑談も交えた1on1を継続することで醸成されていく側面もあるので、意義ある1on1実施が習慣となればよいなと考えています。

――橋谷さんが感じるOpenStreetの事業の魅力は?

電車やバスでは網羅できないラストワンマイルを補完するということは、非常に意義のあることだと思っていますし、今後皆さんにより必要とされてくる事業と認識しています。
また、自分がすごくいいなと思った入社のきっかけになったことで言うと、サービスを拡大していくと同時に自転車の導線や始点終点などのデータを蓄積し、それを事業活動に活かしているという点でした。

先日、HELLO CYCLINGのステーションに関する情報(位置情報や駐輪状況)について、オープンデータとして提供が開始されましたが、このオープンデータ化は、自社だけでなく自転車シェアリング業界全体へ貢献できる取り組みだと思うので、大変意義のあることだと考えています。

#007 シェアサイクルのデータが公開されました。(サンプルコード有り)|HELLO CYCLING モビリティ×データ分析ノート|note
ご無沙汰してます。OpenStreetデータサイエンスチームです。 2022年6月28日にシェアサイクルのデータがGBFSという標準規格でオープンデータとして公開されました。身近な移動手段のデータがオープンデータ化されることは画期的なことと考えており、今回はnoteのテーマとして取り上げます。 ...
https://note.com/openstreet/n/n2f4b51cd52b3

――橋谷さんから見て、OpenStreetの社内の雰囲気はどんな印象ですか?

各自が任されたミッションを達成するために、その目標に向けて一生懸命取り組んでいる方が多い印象です。ですので、常に和気あいあいというより、メリハリが効いている雰囲気、という感じでしょうか。

部門それぞれでやるべきことは違えど「一つのサービスを広げていく、よりよいものにしていく」という軸は共通でもっているので、各自で取り組みながらも社員同士の協力は惜しまず助け合うという、前向きな雰囲気も強いと思います。

未来の仲間へ

――「OpenStreetに入社すると楽しめる、成長できる!」のはどんな方でしょうか?

「チャレンジや変化を楽しむ人」ですね。

サービス自体が今までにない新しいことに挑戦しているので、仕事の進め方や実行についても社内で前例がないことが多いです。また、本来の目的を捉えて柔軟にやり方を考え、作っていくことが日常茶飯事です。制度やルール、セキュリティ対策等、サービスや会社の成長に伴い起こる変化も多いですが、あらゆる変化をポジティブに受け止めて推進していくことになります。
これらを楽しめる!自分に当てはまる!と思った方は、OpenStreetに参加すると充実した日々を送れると思います!

――最後にこの記事を最後まで読んでくださった方に、メッセージをお願いいたします!

OpenStreetでは、様々な経歴や経験をお持ちの方が、そこから得た知見を武器に多く活躍いただいています。
この記事を読んでいただいたあなたが、OpenStreetのビジョンやミッション、そしてこれから成長拡大していくモビリティのシェアリングサービスの魅力に共感し、一緒に目標を追いかける仲間になってくれたらとても嬉しく思います!

また、自分自身はOpenStreetにおいて、柔軟に動けること、チャレンジができること、変化が多いことで、とても充実した形で働くことができています。
この感覚に共感できる人は、OpenStreetの環境がとても合っているはずですので、ぜひ仲間になってほしいです!


【編集後記】インタビューを終えて
優しい語り口で、プライベートなことまで、たくさんお話くださいました。
穏やかなお人柄は、面接を受けられる方にとっても、安心して緊張を解いて話せる雰囲気があります。(私もその一人でした!)

そんな橋谷さんに会ってみたい、ご興味のある方は、ぜひOpenStreetへのご応募をお待ちしています。

(プロフィール)
■インタビュイー
橋谷 祐司
2021年7月OpenStreet株式会社に入社
人事総務課

■インタビュアー
後藤 美弥
2022年2月OpenStreet株式会社に入社
人事総務課

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