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ヘルスケア領域の最先端をいく「スピック」が目指す未来と今、サプリメント事業をする理由とは

こんにちは、スピック代表の芝田です。

スピックは、主力であるサプリメント事業のほかに、ジムやサロン/クリニックの運営、人材育成事業を展開している会社です。

これだけを見ると、何の会社なのか、よく分からない方も多いかもしれません。実はスピックが真に目指しているのは、「日本を予防医療先進国にする」こと。そのために着実にステップを踏んでいる真っ最中です。

今回は、スピックがビジョンを掲げるに至った背景と、現在の事業内容のつながり、そして未来についてお話ししていきます。

1. スピックが「健康」に主軸を置いた理由

まずは、会社の歴史について紹介させてください。もともと当社は建築設計事務所としてスタートしました。デザイン設計の思想を生かして、1977年より美容室やクリニックの経営コンサルタント事業を開始。その後は経営指導や人材教育にも携わりました。2000年にグループ会社の合併により、現在の株式会社スピックが生まれたのです。

このようにサービスの軸を移してきたスピックですが、変わらない事業の軸は「生活者を幸せにする」こと。その中でいろいろな人々のお悩みを聞いているうちに、人のありとあらゆる活動の土台になるのは「健康」だと感じるようになりました。

その当時から、「未来の健康を、つくる」というコンセプトを掲げるようになりました。

戦後、社会はどんどん豊かになりました。モノが豊かになる中で、平均寿命はどんどん伸びました。厚生労働省によると、日本人の「平均寿命」と「健康寿命」について、平均寿命は、男性が79.55歳、女性が86.30歳となっています。 一方で、自立した生活を送れる期間である健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳です。約10年もの乖離があるのです。

せっかく長生きができても、その時間が健康でなければ、生きるのも苦痛になります。健康は、国境を越えて人間だれしもが大切にしなければならない価値です。今、その重要性が見直され、進化する時代に突入していると考えています。

2. 日本の医療を取り巻く現状

皆さんは、「医療」という言葉にどんなイメージを浮かべますか?

おそらく「治療」をイメージする方が多いのではないでしょうか。「治療」とは、薬の処方や手術など、身体の不具合を「治す」ことに焦点を充てたもの。その観点で見ると、医療はここ数10年で格段に進歩しました。最先端の研究で薬が開発され、今まで治らなかった病気が治るようになっています。

一方で、日本人の3分の2の死因は、がんや心臓病、脳卒中といった生活習慣病と言われており、つまり日々の生活が不健康ということができます。言い換えると、これだけ医療が進歩して来ましたが、人々が健康な生活を送れているかというと、それはまた別の話ということです。

この状況を改善するためには、「予防」が必要だと考えます。日本は国民皆保険で、誰もが医療を安く受けることができますが、あくまで保険医療の範囲内にあるのは「治療」。「予防」は、保健医療の中には入っていません。

今後、人々が健康で暮らせる、より豊かな社会を実現するためには、「予防医療」を社会システムとして構造的に作り上げる必要があると考えています。

また、日本は「2035年、日本は健康先進国へ」というスローガンを国が掲げており、国民が持続可能な保健医療システムを実現するために、国として力を入れています。

人々の「健康」が今、変わろうとしていることを表しており、これらは私たちにとって追い風であると考えています。

3. なぜスピックがサプリメント事業を展開しているのか

現在、新型コロナウイルスの影響で、健康について意識せざるを得ない状況になっています。ワクチンや治療方法の確立はもちろん大事です。しかし私は、重要なのは、自分自身の身体の免疫力を高めることだと考えています。

体の免疫力を高めることを考えたときに、薬や睡眠、運動などいろいろありますが、一番身近で、かつ始めやすいのが「」です。生きるためには誰もが食べなければなりません。必要な栄養を取るためのサプリメントというのは、多くの人にとって分かりやすいものだと思います。かつ健康になった実感も得られやすく、健康を意識する第一歩になると考えています。その背景からサプリメント事業をスタートとさせました。

スピックが販売する「Lypo-C」の品質には大きな自信を持っています。栄養素はただ単に摂取しているだけでは効果として出ません。「どれだけ細胞に届くのか」が大事です。Lypo-Cは高い吸収率を誇っており、「サプリメントは気休め程度」などという常識を変えられる商品です。この商品が日本に広く流通すれば、粗悪なサプリメントは淘汰されます。それにより、人々はより健康になるはずです。

さらにLypo-Cが提供している価値としてかけがえのないものがあります。それは、自分の身体のことを考える時間です。「肌の調子がよくなった気がする」「おなかの調子がいつもよりいい」など、自分の身体を見つめ直すことができます。「何の変化もなかった」すらも、一つの気づきでしょう。飲んでみることで、自分の健康について考えるきっかけとなる。それが、健康を作るために大事な要素だと思います。

サプリメント事業以外にも、スピックではジムやサロン/クリニックの運営や人材育成事業を進めています。それは、社会システムとして体系的に「予防医療」を提供するためです。場づくり(ジムやクリニック等の運営)→人づくり(クリニック等に在籍する従業員への教育)→モノづくり(Lypo-Cの企画~販売)というプロセスを踏んでこそ、予防医療が社会に浸透されると考えています。

主力商品のLypo-Cは全国1500以上のクリニックやサロンに取り扱われていますが、私たちが目指している所からすると、まだまだ道半ばです。

4. スピックが目指す未来とは

まずは、当社が運営するジムやサロンのある鎌倉で、予防医療の社会システムを構築するための基盤作りを行なっていくことが第一です。

そして、その過程で得られるデータをもとに、より健康になるための仕掛けを考えていきたいと思います。3つの事業を運営しているからこそ、スピックは「〇〇歳の方が、サプリメントを飲んだら肌の水分量が増えた」「週〇回運動することで、血糖値が下がった」など、多くのデータを得ることができます。病院では、病気になった人のデータは数多くありますが、健康な人のデータを持ち合わせているのはスピックならではの強みです。

これらのデータを活用し、病気にならないためにはどうすべきかを検証することで、科学的事実に基づく予防医療を生み出すことができると考えています。

これらを実現するためには、まだ時間がかかると思いますが、最終的にそのようなビジョンを持ちながら、今は目の前の事業に取り組んでいます。

↑ スピック本社のエントランス

5. 最後にみてくださっている方へ

私は、健康の「自由」はもっと保障されるべきだと感じています。

たとえば、海外旅行中に病気になると、日本の保険医療は適用されず、高額な料金を支払うことになります。また、よく報道で「心臓病の子どもが海外で手術」などの話を聞いたことがあるのではないでしょうか。このように海外で認められているけれども、日本では認められていない治療法は多くあります。加えて、先述した通り、健康保険では「予防医療」は適用されていません。実は、私たちの健康は制限されているのです。

このような現実は、どんどん見直されつつあります。さまざまなクリニックへ主力商品であるLypo-Cの営業に回ると、私たちが想定していた以上に、医師の方々が関心を持ってくださるんです。そしてありがたいことに、単なるサプリメント業者ではなく、コンサルタントとしても、地域の人々を健康にするためにパートナーシップを結ぶケースが増えています。

というのも、先生方も「予防」が大事であることは理解しているものの、そのためにどうすればいいのか、明確な解を持っていません。なんとかしたいという強い想いを持ちながら、ジレンマを抱えている方がたくさんいるのです。

私もそうです。原点は、自分や自分の愛する大切な人々の健康を守りたい。その気持ちがスピックの事業の軸となっています。同じ思いを持つ方とともに、未来の健康を作り上げていきたいです。そして、将来的には人々の健康に対する不安をなくすことができたらと思っています。

ご興味を持っていただいた方、想いに共感してくださった方、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?お会いできるのを楽しみにしています。

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