1
/
5

All posts

新規施設の開業に伴うADR予測の機械学習モデル構築

概要本稿では、新規開業施設のADR(Average Daily Rate:平均客室単価)を予測するための手法を提案します。新規施設の開業におけるマーケットレポートないしはパフォーマンス分析において、正確なADRの予測は非常に重要です。ADRは収益管理戦略の中核をなし、施設の収益性担保に直結するためです。競合施設の各種指標とADRの関連性を分析し、ランダムフォレストモデルを用いて新規開業施設のADRを予測します。さらに、シーズナリティを考慮した年間のADR予測と、RevPAR(Revenue Per Available Room:1室当たり売上高)の予測に必要なOCC(Occupancy ...

個別事業収支の透明性向上と経営戦略へのインパクト

プロジェクトの背景と目的本稿で紹介するホテル事業の収支透明化プロジェクトは、ホテル会社全体の収支における各ホテルの収支の不透明さを解消し、経営戦略の立案やリソースの適切な配分を可能にすることを目的としています。従来、ホテル会社全体の収支を見ても、各ホテルの収支が不明瞭であり、ホテル事業の実際の収益やコストを正確に把握することが困難でした。この不透明さは、効果的な意思決定を妨げ、経営戦略の立案やリソースの適切な配分に支障をきたしていました。プロジェクトの実施内容プロジェクトでは、以下の手順で個別事業収支の透明性向上に取り組みました。ホテル会社全体の収支の集計各ホテルの事業単体の収支の詳細な...

ブランドを毀損しないレベニューマネジメント戦略の実践

従来のレベニューマネジメントの課題ホテル業界において、客室稼働率と収益の最大化を目的としたレベニューマネジメントは、これまで多くの施設で広く導入されてきました。しかしながら、その一般的なアプローチには、いくつかの構造的な課題が内在していると言わざるを得ません。従来の一般的な手法として、客室の販売開始時点で比較的高い価格帯を設定し、早期の売り切れリスクを回避する方法が挙げられます。この手法を取った施設の特徴として、収益性を求める姿勢からか、宿泊日が間近に迫るまで価格調整に踏み切れない、ないしは、プライシング業務に時間が割けず、結果的に宿泊日間近まで価格変更できていないケースが多く見受けられ...

ホテルブランドにおける施設間業務の標準化に向けたアプローチ

経営課題国内主要都市を中心に、全国的に複数のホテル施設を展開するホテルブランドにとって、各施設の運営業務の統一的な管理は長年の重要課題となっています。その背景として、ホテル業においては立地や施設スペック、スタッフ体制などが施設ごとに異なることから、業務運営の一定の現場裁量が不可避であり、分権的な運営体制を取らざるを得ないことが挙げられます。 しかしながら、本部主導でのガバナンスが十分に機能していない場合、各施設の業務にばらつきが生じ、ブランド全体の品質ムラや収益機会損失に直結する恐れがあります。例えば、フロント業務におけるチェックイン・チェックアウト手順のばらつきがブランドイメージを毀損...

複数ホテル展開を前提とした本部・現場業務の切り分けとシステム選定

要約複数施設展開を見据えたホテル運営では、本部機能と現場機能の最適化が重要な課題です。本稿では、複数ホテルの運営を計画するクライアントの初回開業施設を対象に、将来の展開を見据えた業務設計とシステム選定のアプローチについて考察します。本稿では、効果的な方法論として本部と現場の業務棲み分け、現場業務フローの作成、システム要件の整理、業務フローのアップデートとシステム導入という4つのステップを提案します。本稿で提示するアプローチは、効率性と一貫したブランド体験の提供を両立するための有効な方法論となり得るでしょう。はじめにホテル業界において、複数施設の展開は事業成長の重要な戦略の一つです。しかし...

10pct.株式会社、長野県白馬に本格進出。白馬を持続可能な観光地に。

観光客の消費が地域に循環する。"脱"ブランドホテルの観光モデルを白馬でも構築目指す■ 白馬に営業所を新設し本格進出 - 白馬営業所(長野県北安曇郡白馬村大字北城)を開設 このたび10pct.株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:中堀友督)は、長野県北安曇郡白馬村に営業所を開設し、白馬エリアへの本格進出を開始いたしました。長野県北安曇郡白馬村大字北城に白馬営業所を設置致します。四季折々の魅力を持つ白馬は、国内外から観光客が訪れる国際的なマウンテンリゾートとして発展を続けており、当社にとっても重要な拠点となります。今後は本営業所を基点に、地域資源を活かした企画・運営・支援を展開し、地域...

データで観光地を再生する10pct.株式会社が、デライト・ベンチャーズより資金調達を実施

概要「世界中の誰でも簡単にホテルが創れる時代を創造する」を掲げ、すべての旅館・ホテルにファイナンス・マーケティング・DX・業務改善などの本社機能を提供するゴーストオペレーター(ブランドを持たないホテルオペレーター)である10pct.株式会社(東京都世田谷区、代表取締役CEO中堀友督)はこの度、シードラウンドの1stラウンドを実施し、新たにデライト・ベンチャーズ他個人投資家2名を株主に迎え新株予約権による資金調達を行いました。資金調達の背景と目的 10pct.株式会社はシードラウンドの資金調達に関して、昨年10月末時点での資金調達に続き、この度10月10日付で今シリーズの1stラウンドの資...

自社予約システム「Be.」をリリース

唯一無二の予約体験を実現Be.は、10pct.が開発した唯一無二の予約体験を提供する予約システムです。宿泊業界において揺るぎない存在であった「販売プラン」の概念を見直し、直感的かつ自由な予約体験を実現しました。私たちは、以下の問いかけから開発をスタートさせました:ホテルのウェブ予約において、「販売プラン」はお客様にとって本当に必要なものなのか?パッケージ化された商品ではなく、お客様それぞれが自分にとって最善の宿泊プランを組み立てるほうが、よりよい予約体験なのではないか?部屋だけでない、すべてのサービスを主役に私たちのクライアント施設様は、みな個性的な魅力を持つ素晴らしいホテルです。建築や...