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好きなことに想いを馳せて

はじめまして。

株式会社MiLの

デザイナー兼ディレクターのよしむらです。


ブログリレーがはじまり、
今回は「新型コロナウィルス」をテーマに書くとのこと!

他のみなさまのブログはこちらから


2020年、世界中で猛威をふるうコロナ。

私が学生から社会人に変わる

3年前の2017年2月からの思い出と2020年の今を照らし合わせながら

今回、私の大好きなヨーロッパとおじいちゃんについて語ります。



1. 年に一度は行きたいヨーロッパ

私は2017年の2月から3月にかけて卒業旅行にて

イタリア、スイス、フランス、ドイツを列車で巡る旅をしました。

国境がないかのよう自由に移動できたあのヨーロッパが

ロックダウンで国と国が封鎖されてしまう未来が来るなんて、

世界の異常事態を日本にいながら感じています。


スリなどがあるから危険だと言われる

イタリアの電車の中でさえも

うつらうつらと半目で寝るほど充実し、平和ボケした旅でした。

そして今、あのとき出会った人、お店はどうしてるんだろうかと思いました。



一緒に旅した友達が言語アプリで知り合った

フィレンツェ郊外に住む謎のイタリア人。

去年の春頃、おいしいティラミスのレシピを送るよ!

と言われてから連絡が途絶えました。

きっと英語の翻訳に断念したのでしょう。

インスタストーリーをちょいちょい見てくれているのできっと元気だ!




私が世界一おいしいと思うクロワッサンに出会ったホテル。

そのホテルで働くカプチーノの入れ方がとても汚いけどやさしいおじさま。

SNSの更新は乏しいですが、ホテルは運営していそうです。

またそのクロワッサンを食べに行きたいです。辺鄙な場所ですが!


MH Hotel Piacenza Fiera

https://www.google.com/maps/place/MH+Hotel+Piacenza+Fiera/@45.0391097,9.7557564,17z/data=!4m8!3m7!1s0x0:0xe7891e25dd0cdcd9!5m2!4m1!1i2!8m2!3d45.0395342!4d9.7542114



私が世界一おいしいと思うティラミスに出会ったフィレンツェのチョコレート屋さん。
#iorestoacasaをつけ、インスタグラムを投稿しています。

ティラミスのレシピを公表している様子はなく、また食べに行くしかありません。

Coccole Cioccolato Firenze
https://www.instagram.com/coccole_cioccolato/?igshid=1rkn4fam8fpqb
#iorestoacasaについてはこちら
https://forbesjapan.com/articles/detail/33120/1/1/1



そんな素敵な思い出いっぱいのイタリアからコンテ首相の言葉を引用し

“Restiamo distanti oggi, per abbracciarci piu' forte domani.”
「明日強く抱きしめ合うために今日は距離を置く」

日本ではあまりない文化ですが

コロナ終息後に久々会う人には

ハグする勢いですね。


2. 再会したらハグする予定のおじいちゃん


卒業旅行の5日前、2017年2月に

卒業展示で祖父についての美術展を企画・展示しました。

祖父は着物の絵を描く職人をしていて、その道具や作品をはじめ、

祖父の生まれから現在までをひとつの展示品としてまとめました。


なぜ祖父の展示を作ったのか、言葉にすると難しいですが、

職人の血が私の中に流れていることを意識する

そんな想いでこの卒業展示作品を作りました。


少し話がかたくなったので祖父をおじいちゃんと呼び直します。

おじいちゃんの影響で小さい頃から絵を書くことが好きで

デザイナーという職種を選んだこともおじいちゃんが原点となっています。




5月が誕生日のおじいちゃん。

普段ならGWに会いに行くのですが

今回は初めて電話でハッピーバースデーを伝えました。

その時ふとおじいちゃんがかけてくれた言葉。

「よくおまえさんが小さいとき描いた絵を取り出して見るんだよ。」

その言葉に何か温かいものを感じました。

普段だったら気づかなかったのかもしれない。

電話越しの言葉だったからなのかもしれない。

この気持ちを大切にして、ものづくりを続けていきたいと思いました。


いつかまた、自由に行き来できる世界と

おじいちゃんが作った着物を来て、

おじいちゃんと浅草デートをできることを願って。


そしてコロナで不安な日々を過ごす方々に

ミタスが新しく生まれ変わったブランド

“the kindest”のやさしさが届くように。


そんなやさしいブランドを

一緒に温めて育ててくれる仲間

MiLは募集しています。

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