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【社長インタビュー】NURSYの過去・現在・未来と大切にしている価値観

私たち株式会社NURSYは、「日本の看護師不足を解決する」ことをビジョンに掲げ、医療・福祉業界における幅広いサービスを展開しています。

事業を通じて「看護師になって良かった」を増やすことをミッションに、「わくわくする人生をあなたに」というパーパスのもと、看護師としてのキャリアを通じて、個々が充実した人生を送れるようにサポートしています。

今回は、福岡代表取締役CEOにこれまでの歩みや、現在の会社の状況、今後のビジョンなどについて話を聞きました。


福岡 厚志(ふくおか あつし)/株式会社NURSY 代表取締役CEO

ー代表プロフィール

1984年、兵庫県姫路市生まれ。2007年に関西大学商学部を卒業後、不動産仲介会社で賃貸物件の仲介業務に従事。その後、2009年に株式会社FAITH GLOBALを設立し、SNSを活用した賃貸物件仲介サービス「SUMMY」や看護師向け転職支援サービス「NURSY CAREER」などを展開。

2021年には、株式会社NURSYを設立し、「日本の看護師不足問題を解決する」というビジョンのもと、医療・福祉事業者向けサービスを展開。採用コンサルティングサービス「NURSY REACH」、事業承継支援サービス「NURSY M&A」、生成AIを活用した研修プログラム「NURSY AI」などを提供し、同業界のDXや持続的成長を支援しています。

また、ミッションである「看護師になって良かったと思える機会を増やし、看護師をなりたい職業No.1に」することを実現するため、医療・福祉従事者向けサービスとして、転職支援サービス「NURSY CAREER」などを提供しています。


ープロダクトについて

・採用WEB集客支援 NURSY REACH https://nursy.co.jp/reach/

・事業継承プラットフォーム NURSY M&A https://nursy-ma.com/

・AI活用オンライン研修 NURSY AI    :nursy.co.jp/ai

・看護師特化人材紹介 NURSY CAREER https://nursy.co.jp/


ー起業したきっかけを教えてください

自分が関西大学への入学時に1人暮らしをする事が決まり、大学前の不動産屋で部屋探しをしました。

その時にこれから始まる新生活に凄くわくわくを感じて、これが忘れられない体験となっていました。

自分が社会人になったら、今度はそれを提供する側になりたかったので、卒業後大阪の某不動産仲介会社に就職しました。

その後、実際に働いていくなかで、初期費用の不透明さなど業界に残る悪しき慣習に疑問を感じていたり、友人に物件紹介を頼まれても直接支援ができないことなどが重なり、「もっと顧客に良いサービスを提供してあげたい」という気持ちが独立・起業のきっかけになりました。


ー起業後どんなことに取り組んできましたか?

まず行ったのが、LINEを活用した不動産仲介サービス事業「SUMMY (スーミー)」の立ち上げでした。

店舗や物件への訪問を不要にし、仲介手数料を無料にするだけでなく、初期費用を大幅に削減することを実現しました。手軽さや便利さが好評で、利用者のクチコミや紹介が拡がっていき、4,000組以上の契約を達成することができました。

また、不動産サービスが立ち上がっていくなかで、同時に新たな事業イメージも湧き上がっていました。実は自分は、もともと父親が薬剤師だった影響で医療業界に興味を持ち、一時期ドクターを目指していたのですが、最終的にあきらめざるを得ない経験をした事があります。ですが、「医療業界に貢献したい!」という思いは依然として強く、HR領域という裏方の立場であればそれもできるのではないかと考えました。

そこで、「SUMMY」の利用者の中でも看護師の相談が多かったことに着目し、人手不足に悩む医療業界に貢献するため、看護師に特化した転職支援サービス「NURSY CAREER (ナーシーキャリア)」をスタートしました。不動産業でのマッチングノウハウを活かせるうえ、もともと看護師さんたちから転居の相談も多数あったため、相乗効果も狙っていけると考えました。


ー「NURSY」の立ち上げ後の取り組みについて教えてください。

HRサービスを通じて医療・福祉業界で事業を行っているなかで、業界の課題も色々と見えて来るようになりました。小さなクリニックや施設は特に、採用担当がいなかったりHPさえ持っていないなど圧倒的にHR領域のノウハウが足りない。また、それ以外の業務においてもITツールの利用やDX化の余地が大きいと感じました。

また、人材不足と併せて事業継承についても悩まれている事業者様は多く、それらの課題を解決するためのソリューションを、スピード感を持って打ち出して行く必要性を感じました。そこで、医療・福祉法人特化のマッチングプラットフォーム「NURSY M&A」や、従事者のITリテラシー向上教育サービスである「NURSY AI」などをローンチしていきました。


ー現在、感じている課題などについて教えてください。

なんと言っても、お客様の要望に応えられるだけのスピード感で事業成長をしていくことです。

医療・福祉業界の事業者様や従事者の方々は、常に社会に必要とされる社会貢献性の高い分野にも関わらず、事業継承・人手不足・生産性向上など多くの課題を抱えていらっしゃいます。当社がそれらを解消すると共に、もっと魅力的な業界・仕事にするための支援をしていきたい。

そのためには、まずは人、そして強い組織が必要です。今の当社には、素直で真面目で本当に良いメンバー達が集まってくれていると思います。一方、今後更に事業を加速させていくためには、根本的な価値観を共有しつつも、会社と一緒にスピード感をもって成長していける様な、優秀で気概のある多様な人材を沢山集めていく必要があります。

加えて、組織文化も重要だと考えており、「個人プレーよりもチームプレーができる会社にしていきたい」と考えています。私たちはまだ小さい会社ながらも、事業を通して社会課題の解決という大きな目標を目指しているので、チーム一丸となって総力戦で取り組むことが不可欠だと感じています。そのため、各メンバーが共通の目的意識を持って団結し、協力し合う文化の醸成が非常に重要と考えています。


ー今後のビジョンついて教えてください。

堅調に伸びている「NURSY CAREER」・「NURSY REACH」を基盤としつつ、次の柱となる新規サービスを積極的に展開していきたいと思っています。将来的には、toC(従事者様向け)サービスとtoB(事業者様向け)サービスの両輪を充実させ、それらのシナジー創出により、先ず看護領域でニッチトップを狙って行きます。

具体的には、toCはInstergramやTikTokなどのSNS運用ノウハウを活用した集客を行うと共に、看護師さん達のQOL(Quality of life)をあげるような、例えばキャリア・健康・住居・パートナー探しなどのサービスを複合的に提供することで、独自のDBを作っていきます。

並行してtoBは士業の方々・金融機関・代理店等との連携を中心とした集客を行い、事業継続や成長につながるような、採用・教育・福利厚生・事業継承などのサービスを提供していきます。この、DBと販売網の両輪を育てつつ、相互のマッチング精度を高めることでシナジーを発揮していきます。

さらにその先、充分な財務・組織力を備えた段階では、前述の戦略を他の近接分野、例えば介護・保育・歯科衛生などに横展開していくことで、持続的な成長を目指して行きたいと考えています。


ー応募を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

僕は「両立」や「物心両面」といった言葉が好きで、「社会貢献と利益追求」「自己成長と組織成長」「仕事と家庭」などを両立させることは可能だと思っています。

双方を追い求めることが人生を豊かにしてくれると思っているので、経営を通じてそれを証明していきたいです。

事業目標としては、まず売上10億・社員50名程度まで事業成長させること。当社の事業領域を考えると、上場をして認知度や信頼性を向上させて行くことも重要と考え、視野に入れています。そして組織は、皆が「自分達だからこそできる」と思えるような、各メンバーの強みを活かし弱みは補い合いながら、全員で成果を出す様なチームを目指します。

社会貢献という高い目標をチーム一丸となって目指しつつ、お互いに自分自身を高め合ってみんなで豊かな人生を手に入れる、そんな共通ゴールを一緒に目指すパートナーとして、当社で一緒に働いてくれる方を、心よりお待ちしております。


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