社員たちが号泣するFuntocoのチームビルディング合宿とは | 株式会社Funtoco
Funtocoでは期末となる毎年9月、1泊2日のチームビルディング合宿を行なっています。今回は、Funtocoのお仕事をサポートさせていただいている勝野が合宿に参加させていただいたので、第三者目...
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Funtocoでは、期末となる毎年9月に、1泊2日の合宿を全社員で行なっています。
「感謝」がテーマの一つでもあった昨年の合宿は、メンバーたちが号泣しながらも、課題や困難に向き合い、会社としての結束を高められた合宿でした。
そんな号泣合宿から1年。今年の合宿のテーマは、「強いFuntoco」。
1年間でFuntocoがどう変わったのか、今Funtocoに足りないものは何なのか、これからの1年をどう過ごすのか、そんなことに向き合った2日間の様子をお伝えしていきます。
👇昨年の合宿の様子については、こちらの記事をご覧ください。
今年も、昨年同様、まずはオフィスに集合し、車複数台をレンタルして全員で合宿会場であるロッジ舞洲に向かいます。
取引先とのアポや支援者の入国・入寮対応などで全国各地を回っている営業メンバーが同じ場所に全員揃うことは珍しく、合宿のカリキュラムが始まるまではメンバー同士で歓談しながら過ごしていました。
そして、今年のFuntoco合宿も、外部講師の増田さん(株式会社輝っかけ)が講師として研修を実施してくれます。
Funtocoでは、合宿以外にも、年間を通して様々なテーマで研修を実施してもらっていますが、今回の合宿のテーマは、「強いFuntoco」。
「強いFuntoco」とは、何か。
そんな問いの答えを探っていくことが、今年のテーマです。
そして合宿1日目は、今期1年間の振り返りからスタートです。
昨年同様、メンバー全員にポスト・イット(付箋)が配られ、このポスト・イットに下記のお題についてメンバーそれぞれが記載し、グループ内で発表していきます。
・Funtocoの最高の1年
・この2日で手に入れたいこと
・この1年でFuntocoが成し遂げたこと
・この1年であなたが成し遂げたこと
・一番嬉しかったこと
・この1年でやり残したこと
・成果を出すために必要なこと
・成果を出すために不必要なこと
日々、目の前の業務に全力で取り組んでいるからこそ、こうして1年を振り返る時間を全員で取ることはとても大切です。
自身や会社全体としてポジティブなもの、目指す未来、課題、今やらなければならないことに、改めて向き合ってもらいます。
記載し、グループ内で発表したポスト・イットは、全員が見えるよう会場内にお題毎で貼っていきます。
回答を貼った後には、全員の回答から増田さんがいくつか気になるものをピックアップし、全体の前でメンバーが発表する時間も設けられました。
以下、回答の一部をご紹介します。
・Funtocoの最高の1年
「売上目標の達成」
「非連続な成長の実現」
「支援者2,000名の実現」
・この2日で手に入れたいこと
「クリティカルな組織課題を1つ以上発見できる」
「Funtocoがひとつになる」
・この1年でFuntocoが成し遂げたこと
「メンバー10名以上の増員」
「支援者・取引先ファーストの意識改革」
・この1年であなたが成し遂げたこと
「支援者との向き合い方の改善」
「会社の仕組みづくり」
・一番嬉しかったこと
「Funtocoに出会えたこと」
「仕事の向き合い方に気づけたこと」
・この1年でやり残したこと
「脱スプシ」
「新規事業・サービスの創出」
・成果を出すために必要なこと
「リーダーシップ」
「明確な指示」
・成果を出すために不必要なこと
「愚痴、文句、遠慮」
「先入観や思い込み」
第三者目線で回答を見ると、現状に満足せず、さらに高い目標を目指す姿勢が強く見えた昨年に対して、今年はより現実的に、クリティカルな課題にそれぞれが向き合おうとしている印象を受けました。
メンバーが増えていく中で、きちんと成果も伴いながらFuntocoのビジョン・ミッションの実現を目指せるか。
仕事への熱量を最大に保ちながら、どれだけ物事をロジカルに考えられるか。
Funtocoのさらなる成長と飛躍に向けて、次の1年も非常に重要なものとなりそうです。
そして、合宿1日目の残りのカリキュラムは、ゲームを行いました。
このゲームは、「指示」の重要性について学ぶゲームです。
ゲームはグループに分かれ、以下のアイテムを使います。
まず、指示者の一人を除いて、残りのグループメンバーは目隠しをしてもらいます。
そして、目隠ししているメンバーには紐を持ってもらい、指示者はその状態からメンバー全員に的確に指示を出し、紐を使ってアイテムを掴んだり置いたりしながらゴールを目指すというゲームです。
今どういう状態か、どこを目指しているのか、誰が何をすればいいのか、指示者は明確にメンバーに対して指示を出さなければなりません。
これが非常に難しく、どのグループもなかなか成功していませんでした。
指示者も、「そこを◯◯して」「それを◯◯に」など、目が見えないメンバーに対して分かりづらい指示を出してしまう場面も。
見学している側も、指示を受ける側も、爆笑しながらゲームを楽しんでいました。
明確な指示やリーダーシップが問われるこのゲーム。楽しいゲームでありながらも、仕事の気づきも得られるゲームでした。
特に、リーダー職などマネジメント層が指示を受ける側に回ることで、自分自身の日々の業務の指示が適切であるかどうかを振り返ってもらえる機会にもなりそうです。
合宿1日目のカリキュラムはこれで終了し、この後は、毎年お決まりのBBQタイム!
この日の研修を振り返りながら、普段なかなか会えないメンバーや新人メンバーなどを囲み、楽しい夕食の時間が続きました。
昨年からメンバーは10名近く増え、チームも増えてきたFuntoco。
6月には福岡オフィスも開設し、全国に進出を進めています。
メンバーが増えてきたからこそ、こうして全員で集まってFuntocoが目指すビジョン・ミッションを今一度振り返り、一致団結させていく機会は貴重です。
今年の合宿のテーマである「強いFuntoco」を目指すことはもちろん、「Funtocoらしさ」も改めて感じられるのがこのBBQの時間でもあります。
そして、BBQが終わると、宿泊するロッジ前のバルコニースペースで二次会が始まりました。
Funtocoメンバーは、とにかく元気で体力もあります。
二次会では、「強いFuntoco」とは?の議論が白熱。
新しいメンバーも増え、昨年の合宿時とはまた違った雰囲気なのがとても印象的でした。
1年経ち、会社として確実に変化していることが窺える時間でもありました。
議論も落ち着いた二次会後は、各自お風呂に入って寝たり、引き続き飲んだり、ゲームをしたりと、それぞれが好きなように時間を過ごしていました。
Funtoco合宿2日目は、朝9時からスタート。
外に出て、頭を起こすゲームからこの日は始まりました。
まず、講師の増田さんが、1〜30まで数字が書かれたカードを地面にランダムに置きます。
次に、全員が円になり、横の人と手を握ります。
この状態で、1〜30までのカードを、数字が若い順に1人1回以上足で踏んでいくというゲームです。全員が必ずカードを踏まなければなりません。
全員で声を出し合いながら、基本的には自分の足元に近いカードを順に踏んでいき、1〜30のカードを踏むまでのトータルの時間を可能な限り短縮させていきます。
まず練習を行い、本番。
朝から元気よく盛り上がっています。
本番も上手くいき、ゲームクリア。
しかし、ゲームはこれで終わらず、次はタイムを大幅に縮めるチャレンジに挑みます。
目標タイム自体もFuntocoメンバーで難易度高めに設定し、できる方法を全員で話し合い、何度も練習し、最後は目標タイムをクリアしました。
朝からFuntocoらしさが垣間見えるゲームでした。
頭の体操が終えたところで、この日のカリキュラムがスタートです。
この日はまず、チームのビジョンづくりから始まりました。
営業チーム、支援チーム、オペレーションチーム、エンジニアチームに分かれ、次の1年間のチームのビジョンをつくってもらうワークです。
このワークでは、次の1年間のテーマ・状態目標・行動目標の3つを各チームで話し合って決めてもらい、紙に書いて全体に発表してもらいます。
この1年間を振り返りながら、営業チーム、支援チーム、オペレーションチーム、エンジニアチームの未来についてそれぞれが考えます。
各チーム、結束を高める良い機会です。
休憩も挟みながら、1時間近く時間を取り、各チームのビジョンが完成しました。
チームごと、全体の前でビジョンを発表していきます。
どんなチームにしたいのか、そして具体的に何をどうやるのか。
全チームの前で宣言をしてもらいました。
業績を上げること、そして仕組み化や自動化という言葉が多くのチームで見られ、次の1年間のテーマとなりそうです。
チームのビジョンづくりを終えた後は、個人のビジョンづくりのワークに入りました。
個人のビジョンづくりとは、個人の生き方宣言です。
このワークでは、「私(名前)は◯◯◯No.1でいきます!」と全体の前で宣言をしてもらいます。
例えば、「私は仕事を楽しむ男No.1でいきます!」「私は営業力No.1でいきます!」などと、自分が目指す生き方や姿勢を宣言してもらうというものです。
自分はどんな人間でありたいか、何を大切に生きたいか、仲間にどんなイメージや印象を持ってもらいたいか、どんな貢献をして仲間やお客様を喜ばせたいか。
そんなことを考えてもらいながら、個人のビジョンをつくってもらいます。
こちらのワークも、しっかりと時間を取りながら考えてもらい、完成後は全員の前で大きな声を出し、発表しました。
この人、こんなに声出るんだ!という新たな発見もあったようで、こちらのワークも非常に盛り上がっていました。
このワークの重要性は、「全員の前で、自分で言い切る」ことにあります。
言い切ることで、それが自分自身への良いプレッシャーになり、行動や結果につながるというものです。
一人ひとりが強くなることが、「強いFuntoco」を実現することにもなります。
ここで2日目午前のカリキュラムは終了です。
昼休憩を挟み、午後は座学とグループワークを行いました。
まずは、増田さんから「できないをできるに変える3原則」について学んでいきます。
楽しんでやること、成功イメージをできるだけ明確に描くこと、仲間の応援の力。この3点の重要性について、簡単なワークを挟みながら学んでいきました。
3つとも、合宿のテーマである「強いFuntoco」を実現するために必要なことです。
そして、次は以下のテーマについて、グループに分かれてポスト・イットを活用しながらワークを行います。
・自分がチームで貢献できていることは何か?
・あなたはこんなにチームに貢献しています
・さらに強いチームにするために、あなたにこんな期待を込めます
自分の強みや伸び代を仲間からフィードバックしてもらい、今後に活かすというものです。
なかなか普段の業務中には得られないフィードバックでもあるので、自分がさらに成長していくための貴重な意見をそれぞれが得られたことでしょう。
そして、カリキュラムの最後では、
・感謝をした方がいい理由
・感謝の5段階
・チームを一つにする5つの共有
について学んでいきます。
「感謝」については、昨年の合宿でも深く学んだことですが、新人メンバーが増えたこともあり、改めて感謝の重要性や力について学んでいきました。
「感謝」の反対は、「当たり前」。
当たり前が増えると感謝は減り、反対に当たり前が減ると感謝は増えていく仕組みになっています。
「強いFuntoco」を実現する上でも、「感謝」は非常に重要なファクターです。
全てのことに感謝して、人生や仕事に向き合っていくことが大切。
そんな、当たり前だけれど忘れがちなことに向き合い、最後にはFuntocoメンバー3名から皆さんへの感謝の手紙が共有され、今年の合宿のカリキュラムは終了しました。
3名とも、Funtocoがどれだけ自分の人生に影響を与えているのか、人生を変えてくれたのか、熱い想いがこもった素晴らしい手紙でした。
また、2日目のカリキュラムの合間では、「Funtocoらしさ」を感じるストーリーについて事前にFuntocoメンバーに増田さんがアンケートを実施しており、その回答内容を動画にして増田さんがスクリーンに流していました。
以下は、その回答の一部です。Funtocoがどういう会社で、どういうメンバーが集まっているのかを知ることができるはずです。
「いつもよくしてくれる取引先に、なぜFuntocoに対してそこまでしてくれるのか一度聞いたことがあります。その理由は、仲間意識が高いこと、そして外国人の支援者たちには時に優しく、時には厳しい姿勢を見せてくれるからだと言われました。他の登録支援機関は、ここまでやらないと。私はこの言葉を聞いて、登録支援機関がただ業務として支援を行うだけでなく、紹介した海外の人が現場で成長し、やりがいを感じるような支援がFuntocoはできているのではないかと思います。そしてこれが、Funtocoらしさなんだと思います。」
「全員がコミットする姿勢。それがFuntocoらしさであり、良いところだと思っています。」
「新卒から4社会社を見てきましたが、働いている人の陰口や文句などが一切出ない会社は珍しいのではないでしょうか。Funtocoは、私が本当に心からお勧めしたい、友達にも勧めたい会社です。」
「8月から体制が変わり、たくさんの変化が起こり、日々アップデートがあります。そして、その変化こそがFuntocoらしさなのかなとも感じます。今は、以前よりもよりビジョン・ミッションや数字に向き合う会社に変化しました。これから新しいメンバーがまた増えれば、さらにFuntocoらしさも進化していくのではと予想しています。」
あっという間の2日間。
2日間で学んだこと、感じたことをどれだけ普段の業務に活かしていけるか、そしてそれを継続していけるかが重要です。
いずれにせよ、私が驚いたのは、社長交代という大きな変化があったにも関わらず、Funtocoでは誰一人やめなかったこと。
ここに、Funtocoらしさ、そして強いFuntocoのヒントがあると思います。
また次の1年でFuntocoがどう変わっていくのか。
(⇧勢い余って「強い」の漢字を書き間違える代表。笑)
1年後のFuntocoの成長が楽しみです!