こんにちは!ブランド戦略室、髙野です。
今回はProVision札幌拠点にある開発部隊、TI推進隊隊長の早坂哲さんへ『TI推進隊の取り組み』についてオンラインインタビュー後編をお届けします!
▶前編はこちら
TI推進隊隊長 早坂哲
北海道旭川市出身。メーカーにて9年間SEを経験ののち、2007年にProVisionに入社。組み込み系やアプリの開発からマネジメントまでを担当。現在はR&Dエンジニア兼札幌拠点の採用担当としても従事しています。
経験やスキルがなくても、誰でもクリエイティブな創造ができるということを僕たちが伝えたい
—— TI推進隊として様々に開発を行っているかと思いますが、これらの開発の背景にある想いや目的はどういったものがあるのでしょうか。
そうですね。VUIにせよARにせよ、こういった取り組みを行う背景には、ノーコードを用いて開発に取り組むことで、「特別なスキルがなくても、誰でも自分たちでクリエイティブなことができるんだ、ということを僕たちが形にして見せたい」といった想いがあります。ノーコードとはいわゆる、専門的なプログラミングスキルがなくてもウェブやモバイルアプリなどの開発ができる、最近よくアメリカや日本でも盛んに活用されている新しい開発ツールのことなのですが。
僕たちの開発を通して、漠然と自分も何かを創り出してみたいと思っている人に対して背中を押せたらいいなと思いますし、あとは勿論、世の中へ広くProVisionの名前を知ってもらうために、僕たちの開発が役に立てれば嬉しいですね。
あとはこれは会社の目指す未来の話にも繋がりますが、ProVisionの会社内でもっと開発へ興味を持ってもらいたいという側面もあります。
もともと創業の時から開発はやっていましたが、人数的には社内においてもかなりマイナーな部門で、やっぱり創業から長い間ProVisionのイメージは社内外問わず、テストの会社でした。今はそこからの脱却を図っている訳ですが、テストだけではなく開発もやっている会社だと世の中に認知されるためにも、まずは社内で僕たちの開発に興味を持ってもらうこと、そして社員の皆が誇らしく思えるような技術やサービスを僕たちが開発できたらいいですよね。
—— 最近はよく隊長が社外のイベントに講演者として登壇するらしいという情報も耳にしています!いろんなところでお話ししてますよね?
そうですね!お陰様で最近は様々なイベントの中で発表の機会を頂くことも増えています。
XRミーティングやNT札幌といった開発者向けのイベントに登壇する機会も多くなり、今月末も福岡にいる方が主催のオンラインイベントにご招待頂いて、お話しすることが決まっています。こういった際にやっぱり隊長という肩書や面白いことをしているといった会社イメージは覚えてもらいやすいみたいで笑、先日も少し毛色の違うUIターンを考えている求職者向けのオンラインイベントに急遽参加しませんかとお誘い頂くこともありました。
—— 人気者ですね!そういうイベントの際はどういったお話をするんですか?
大体いつもARステッカー作成の話をします。どのように作成したかは勿論、作成にあたる裏話なども話しています。
ARにおいては、先程も言いましたが、最初は個人的に活動していたところから、今や会社全体のサービスになるという流れが実現したものであって、それだけでも僕としてはすごく嬉しいのに、さらにそれをこうしたイベントなどで会社を知ってもらう為に使えるなんて、とても有難いですね。本当にこの1年、有難いなあという気持ちで一杯でした。長く会社にいますが、やっと会社に貢献できたのかな、なんて思っています。少しずつ地道に続けてきた活動が実を結び始めた今、ProVisionのブランディング・認知度向上に少しは役に立てたかなって。
入社して15年。やりたいことに挑戦できる土壌が整った今が、1番楽しいです
—— TI推進隊のこれから目指すところ、今後の展望としてはどんなものを考えていますか?
XRの分野に関しては、もっともっと深く掘り下げたいなと思っています。今はARをメインにやっていますが、コロナが落ち着く1-2年後には世間ももう少し自由に動けるようになっているはずなので、そこを見据えて取り組む範囲を広げていきたいですね!
最近手を伸ばそうとしているのは被り物系の、例えば眼鏡型のデバイスなどのMRと呼ばれる分野です。実は9か月前に頼んだnreallightというMRグラスがつい先日届きました!!!これを研究して、新しいものを開発するのが本当に楽しみです!
—— 9か月ごし!隊長の嬉しさが画面ごしでも伝わってきます笑 XR以外の分野へと広げることは考えていますか?
そうですね、そこはまだ考えていないです。XRという基本軸は変えないでいたいというのが今の正直な気持ちですね。
というのも、僕はそういう仕事をずーっとやりたいなと思っていたんですよ、ProVisionに入社してから、何年も何年も。それで今、やっと会社として取り組む機会を頂いたので。だから今は、このXRという分野を突き詰めていきたいなと思っています。
ただVUI、スマートスピーカーにおいてはまったくやらないということではありません。この分野に関してはアイディアが生まるかどうか次第なところもあるので…。理想としては会社の人を巻き込んで何か作りたいなとはずっと思っています。「献立アドバイス」のようにママさん社員とコラボするとか、エンタメ部とコラボとか。それこそ、髙野さん達アスリートのトレーニングサポートとかどうですか?笑
—— えー!ほしいものいっぱいあります!動体視力を鍛えるとか、あとは今コロナで皆で集まって練習ができないので、キーパーが1人でもシュートを受ける練習ができるやつとか、あとは‥‥(以下略)
なるほど…ちょっとアスリートの為のトレーニング観点で考えてみようかな…!
という感じで、うちの会社ってやっぱりアスリートがいて、パパママが多くて、障がい者の方も、IT未経験の方もたくさんいて、ダイバーシティが進んでいる、多様性がある会社なんですよね。だからこそ、そこを生かして新しいものを創り出せるところが強みでもあり、ProVisionにいるからこそ感じれる面白さでもある。今後はより一層、取り組む領域を広げつつ、社内との連携を増やしていきたいなと思っています。
あとはTI推進隊の他にもう少し視点を広げて、札幌拠点全体のこれからで言うと、昨年度新しい手法を使ったウェブ開発のための部署が新設されたんですが、そういう所から見ても、札幌にも新しいことへどんどん挑戦していこうという風土が根付き始めた気がしています。会社として少し成熟してきて、やっと挑戦できる環境が揃ったというか。事実そこへ共感してくれて最近仲間になった人も多いので、今後もそういった人が増えていってほしいなというのが僕の願いでもあります。
個人的には、ProVisionに入社して15年くらい経ちますが、会社として新しいことにどんどん挑戦できる環境を提供できるようになった今、とても感慨深いですね。長く勤めている中で、僕は今が一番楽しい。なんか面白くなってきたなと思います。
—— そうなんですね。すごいなあ…!15年後、私も今が一番楽しいと言っていれたらいいなと思います。最後にこのストーリーを見て下さっている皆様に一言、お願いします!
新しいことが好きな方やこれやりたいけど一人じゃできないなと思っている人にとって、今のProVisionはとても良い環境ではないかと思いますし、そんな方と一緒にやれたら僕たちもすごく嬉しいです。
まだまだ「開発のProVision」としての認知は広くはないですが、そうなる未来をこれから仲間になる方と一緒に創っていきたいと思っています!ご興味ある方は是非、ご応募お待ちしています!
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