【新卒向け】絶対、妥協はしたくない！女性の力になりたい事業家志望の私が、就活迷子を脱した話

皆様、はじめまして！株式会社ベルタ23卒内定者のI・Mです！

行きたかった会社に落ちて、やりたいことと全く別の方向に舵を切ろうとしたけど、やっぱり自分の「やりたい」を諦められず、就活迷子に。そんなときに、「やっぱり自分のやりたい事に振り切ろう」と思えたのは、過去と未来の自分のおかげでした。

プロフィール

千葉県市川市出身。横浜の海沿いにある大学を卒業予定。小さい頃から食いしん坊で、中学生の時はどうしても給食までご飯を待てず、学校に畑をつくり野菜を育て、「食育」と銘打っておやつをゲットする。高校時に約１年間、ニュージーランドにHAKAを学ぶために留学をした際も、持ち前の食い意地により３ヶ月で11キロ太る。
大学では自身の性被害の経験から、女性のエンパワーメントや地域文化と女性の生き様について強い興味を持ち、社会学系の学部に所属。大学３年の終わりに1年間の休学を選択し、沖縄女性の生き方について学ぶため沖縄に数ヶ月間滞在。気になること・やりたいことは絶対に行動したいタイプ。コロナ直前にK-popにハマり、現在韓国にいきたい欲がMAXです。

`「学生である今だからできること」を追求した学生時代`

　1年間の休学期間を含めた5年間、私は横浜の端っこの大学の社会学系の学部に在学しています。最初の2年間は、夢のキャンパスライフを横浜の海風とともに過ごしましたが、２０２０年の幕開けとほぼ同時に起きた世界的なパンデミックにより、キャンパスライフは全てパソコンの画面の中に閉じ込められてしまいました。コロナ前は、オフラインイベントの運営等を課外の活動として行っていましたが、コロナになって生活は一変し、ずっと家にいる日々。プロフィールにも少しだけ書いたように、私は「気になること・やりたいことは絶対に行動したいタイプ」だったので、画面内でおさまってしまう大学生活に満足できず、4年に進級する前に1年間の休学を決めました。休学中は沖縄に行き、女性の語りからみえる沖縄のフェミニズムについて、学んでいました。自由に学べる学生という身分である今だからできることはなんだろう、と常に最大限の「できること」を追いかけ続けた5年間でした。

画像：沖縄北西部のパイン畑の中で暮らしていました。みなさんパインの育ち方って知ってます？面白いのでググッてみてください。

`「就活って妥協なの？」疑問を持ちながらも、もがき続けた私の就活`

　大学3年の夏ぐらいから、何から始めれば良いのかわからないままソワソワする人が増える就職活動。私は最初、大手日用消費財メーカーを希望していました。理由は、「女性のヘルスケア、特に生理用品に携わりたい！」でした。これ以上でも以下でもなく、とりあえず興味がこの分野にあるから、という「ここしか知らない」状態で希望していました。いくつかその業界のインターンや選考を受け、最初は運よく通るものの、最終的にはご縁がなく…を繰り返し、何をすればよいのかわからないというまた振り出し状態に戻ってしまいました。

「何を目的に私は就職活動をしているんだろう」

「したいことはあるけど、それがどう就活と繋がるんだろう」

漠然としている、とってもぼやっとした未来を、どのようにくっきりさせて行けばよいのかが全くわからず焦りが募り、とにかく色々な会社にエントリーする毎日。正直、どこかの企業に引っかかれば良いな…という気持ちがありました。

　なぜ、こうなってしまったのかを今振り返って見ると、とにかく全てが漠然としていたがゆえに起きてしまっていたな、と強く感じます。自分のしたいことをなんとなく「女性のヘルスケアに携わりたい」と漠然と抱え、それがなぜなのか、どこからその思いがきたのかもわからないまま、とになく「なんとなく」で動いていました。だから、私が今まで積み上げてきた経験や学びも、ガクチカもどのように就活と繋がるのか、どう活かして行けば良いのかもわからない状態。桃太郎で言うと、鬼を倒したいけど鬼ヶ島がどこにあるのかわからないし、持っているきび団子が何かに使えそうだけど、どう使えばよいのかわからない。けど、「鬼は倒したい！！」と思っているという感じ。

　なぜヘルスケアに携わりたいのか、その理由を追求することもなく、色々な会社によくわからないままエントリーするも、ワクワクしない上にお祈りメールが届く毎日を過ごしていました。まさに妥協の日々。そんなときに、たまたま知人にとある就活エージェントを紹介してもらい、改めて就職活動を一からやり直すことにしました。そこで初めて自分の過去と未来をしっかり見つめなおすことになるのです。

　少し、私の過去のお話をします。私は、強い女性たちに囲まれて育ちました。母子家庭で子ども3人を育ててくれた母、知らない土地で経営者としてお店を長年やっていた祖母。彼女らを間近で見て育ってきた私も強い女性にずっと憧れを持っていました。しかし、歳を重ねるにつれ、そして大学でジェンダーについて学ぶにつれ、強い女性たちが強くならざるを得なかった理由が、社会構造の中に組み込まれていることがわかりました。そのような社会の中で、私自身も理不尽な思いや、苦しみに苛まれた経験をしていました。女性だから諦めなければいけなかったことも、多々ありました。私自身を含めた女性たちが、不必要に傷つくことなくもっと生きやすくなるように、この社会を作り上げていきたいと、過去の私が強くそう思わせてくれたのです。絶対に、今より良い社会を作り上げていく。女性が、次の世代の子どもたちが、多様な選択肢を持って自分の「選択」をすることができる社会にしたい。そのために、私は「女性の力になる仕事」がやりたいんだ、と手段ではなく、目的を捉えて、以前より広い視野で就職活動に対してまなざすことが出来ました。また、以前の"なんとなくやりたい”という漠然とした思考の就活から、強い意思と情熱をもって「自分」の就活をする事ができるようになっていました。

　自分の過去経験から「自分の目的」を知った私は、以前よりくっきりと自分の未来が見えるようになっていました。ただ、そこからエージェントの方におすすめされたのは、私があまり興味のなかった業界。確かに、自分一人で行っていた時の就活よりワクワクするし、私のやりたいことにつながっていなくはないけど、どうも腑に落ちない。少しのあいだ、その業界での就活を進めていたのですが、「女性の力になる仕事がしたい」という自分の確固たる思いを知った以上、ここで妥協したくないという思いがメラメラと燃え、諦めずにエージェントの方に企業を探してもらい、そこで出会ったのが、ベルタでした。

`女性一人ひとりの身体だけでなく多様な心に寄り添う会社`

　ベルタでは、葉酸サプリや酵素ドリンクを中心とした、女性のライフステージに合わせた商品を展開しています。そこで大切にされていたのが、「商品を買った先のお客様が叶えたい姿」でした。ただモノを売るだけでなく、お客様の「なりたい！」に寄り添う姿が、とても印象的で私は強く胸を打たれました。一人ひとりの女性が、自分、まわり、社会を好きになれる社会を目指すために、ライフステージによって様々にでてくる問題を解決する、というのがベルタのビジョンとミッションです。どうですか？？？私の創り上げて行きたい社会ではないですか？？？また、選考や面談を通して色々な社員の方とお話させて頂きましたが、漏れなくどなたも、ベルタのミッションやビジョンに対する強い思いをお話してくださいました。その熱量にも感動したのを鮮明に覚えています。

`あらゆる女性・子どもたちが「この社会に生きていてよかった」と思える社会を目指して`

一度は就職を"妥協"で済ましてしまおうかとしていた私ですが、やっぱりどうしても諦めることが出来なかった自分の「したい」こと。自身の経験を改めて振り返り、やっぱり私は、あらゆる女性が理不尽に傷つくことなく、この社会に生きていて良かったと、心から思える社会を創り上げていきたい。そしてより良い社会を、ベルタと共に次の世代に届けていく。これが、私の強く揺るぎない意志です。