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(キャリアナビゲーション創業ストーリー④)起業への足掛かり企業人事だけじゃない。様々な領域にもチャレンジ!
前回のストーリー③では長嶋代表が人事の業務について深堀をしてきました!
今回は、起業の足掛かりにもなった「営業」の部分についてを詳しく聞いていきたいと思います!
人事なのに営業!?
この記事は学生インターンの萩原がインタビューしました。
Q.企業に勤めながらも政府のプロジェクトにも参加されていたんですよね?
ありがたい事に、経済産業省のプロジェクトに参画させていただきました。
2008年のリーマンショックから、新卒採用の枠が一気に狭まってしまって、そのタイミングで就職できない子たちが多くいて、その大卒・専門卒、第二新卒も含めた未就職者を救済する手だてとして、「中小企業に人件費と受け入れ料を助成金でサポートするような制度」が発令されたんですよね。
ただ、受け入れる側はあくまでも「中小企業」なので、今まで新卒採用なんてしたことないっていう実情で、さらにただ採用するだけでもなく、
当然のことながら、未就職者なので、新人研修みたいなキャリア教育そのものをやらなければならないのに、全くノウハウがない。
そこで、そういった中小企業向けにキャリア育成のためのカリキュラムを作らなきゃいけなかったんですね。
僕はそのプログラムを開発する際のサポートとして関わらせてもらいましたし、
実際のキャリア研修でも講師として、導入から1年以上携わらせてもらいました。
Q.会社の中でもまだ若手社員とかですよね?何故その担当に選ばれたんですか?
僕の場合、採用担当として合同説明会やイベントに参加している時に、他の色々な会社さんとも積極的に交流したりしてて、かなり多くの繋がりも持てていたので、社内で割と目立ってたんですよね(笑。
そんな時にお話が来ていたようで「長嶋だったら、このプロジェクトにジョインして結果を出すんじゃないか?」とか思われたんですかね?(汗
また一方では、自分からも働きかけたという経緯もあります。
自社の採用だけではなくて、「国の事業に関わりたい」とは思っていて、行政側に積極的に色々アプローチしてたので、たまたまそこで声がかかったのもあります。
Q.新人研修なんかも担当されていたんですよね?
(新人研修も)やってました。
カリキュラムは最初は既成のものがあって、それを少しづつカスタマイズして使っていたんですけど。それこそ年度ごとに見直して、改善を加えたりしてました。
結局、最後は納得いかずに全て自分でフルカスタマイズで改良して、オリジナルのカリキュラムを作って新人研修を行っていました。
Q.他社の研修なんかもやられてたんですよね?どうしてそんなことに?
最初は僕が自社の研修だけじゃなく、グループ企業内の他の会社の新人研修なども担当するようになって。
そうしているうちにさっきも話したんですが、他の企業様との交流をしてたいたときに、
保険とか、不動産、それこそ専門商社、メーカー、ITなど、様々な業種の色々な新人さんと関わることがあって。
結局、業界は違えども「みんな悩みが一緒なんだ」と感じました。
とにかく「仕事できるのか不安」だったりとか、なんか「自分の適性が分かってなかった」りとか、彼らは自分が所属しようとしている企業について、何も組織の情報を持っていない。
なので、「自分が作った新人研修で役に立てるのではないか」と。
他社企業の研修に関しては、これまでの繋がりからの紹介もあったりもするんですけど、結構営業もしてましたね。
Q.人事担当なのに、企業研修の営業とかもやってたんですか?
会社組織でありがちなのは、「人事・採用担当って会社の稼ぎは使ってるけど、お前らは自分たちで売上上げてないよなー」とか言われがちで。
「(売上ないのに)使えない変な奴を採用しやがって」とか、たまに優秀な子を採用しても受け入れる部署からすれば、「それが当たり前だろ?」とか言われちゃう(汗。
人事は正直「あまり褒められない職種」なんですよね。
だから僕は「売上上げれば文句ないのかよ。」と思って(笑。
社内だけの仕事をするのではなく、とにかく社外に出て行って、自分で仕事を取ってくるということを続けてました。
その営業の結果、様々な企業の社内研修を担当させていただくことになりました。
Q.実際にどんな研修をやられていたんですか?
具体的には、ある有名企業で全国で700人から800人の新卒採用するんですけど、
その規模だと辞退の数も多いので、それを見込んで毎年1200人くらい内定出すんですよ。
その企業様で「内定辞退をさせない研修」というのをやってました。
内定数の「1200人」から実際の採用数「700人」に着地させるという研修をやってたんですけど、僕の研修の効果が凄すぎて、結局「1000人」も残っちゃいました(笑。
クライアントからは「これは残りすぎです。もっと辞めさせていいんですけど。」って言われちゃいました(汗。
Q.営業して企業研修を受注してたって・・・周りがよく許しててましたね?
最初は僕が勝手に電話したんですよね(笑。
ただ、それが2~3年経ってそれが当たり前になってきて、経産省からの引き合いもそうだったんですけど、「長嶋がやっているからもうチームでやってこう」みたいに。
最初は「かなり異端児」だったと思うんですけど、続けていくうちに実績が上がれば、「それだけ売上になるんだったら、やってみよう」ってなっていくんですよね。
まさに「ファーストペンギン」でしたね。
Q.会社の中の新規ビジネス作って営業って、それらの経験は起業の際に役立ってますか?
役に立ってますね。会社設立当初は最初はまだ僕1人で、普通は人事上がりだったらテレアポとかもあんまできないと思うんですけど、ゴリゴリのテレアポができましたね(笑。
半年で企業リストを片っ端から「1万5千件くらい」を1人で当時のオフィスだったワンルームで黙々とやってました。
相手の規模とか知名度とかもあまり気にせず、民間企業から独立行政法人、政府機関にも営業に行きましたし。
やはり前職の経験もあったので、途中で心が折れるようなことはありませんでしたよね。
創業ストーリー④はここまで!
創業ストーリー⑤では、みんなさんお待ちかね、現在の長嶋代表になるまで!
いよいよ独立・起業のエピソードをインタビューしましたので、そちらもチェックしてください!
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