このインタビュー企画では、NEWONE社員の持つ想いやパーソナルな部分の魅力をお届けします。今回は、今年新卒でNEWONEに入社した高藤 賢と桶谷 萌々子に、就職活動中のエピソードや実際にNEWONEで働いて3カ月ほどたった今考えていることを聞きました。
社員がイキイキと働いている姿に惹かれて──2人がNEWONEにたどりつくまで
──まず初めに自己紹介をお願いします。
高藤:私は今年度から新卒としてNEWONEにジョインしました。学生時代は生物学を専攻していて、大学院へと進み研究をしていました。
桶谷:私は文学部に所属していて、西洋の歴史を学んでいました。もともと絵が好きで、絵の歴史だったり、ジェンダーの視点から女性画家について深く掘り下げたり、いろいろ学びましたね。
──お二人がコンサルティング業界に興味を持ったきっかけや、NEWONEを知った経緯を教えてください。
高藤:私は大学院に進んだのですが、じつは学部4年のときも少し就活をしていたので、その当時からコンサル業界のことを知ってはいました。
また、アルバイトをする中で相手が喜んでくれたときにすごく楽しさを感じ、喜んでもらうためなら業務以外でも自分から仕組みを整えるなど能動的に働きかけることができたんです。
そして、自己分析をする中で「働くこと」に対してサービスを提供したいという思いが芽吹き、コンサルティングという業界にさらに興味を持つようになりました。
桶谷:私は、もともとコンサル業界に興味はなかったのですが、「気がついたらNEWONEにいた」という少し特殊なケースだと思います。ただ、今考えるとコンサルタントという仕事に潜在的な興味はあったのかもしれないなと思っていて。
学生時代にアルバイトで塾講師をやっていたのですが、その内容がすごくコンサルに似ていたんですよね。一人ひとりの足りていない部分を探して、生徒に合わせたやり方を考えて一緒に進めていくというプロセスにとてもやりがいを感じていました。
NEWONEに興味を持ったのは、社員の方々が本当にワクワク働いているんだということが伝わってくるような雰囲気に惹かれたことがきっかけです。ビジョンへの共感ももちろんですが、楽しそうに働いている人が多そうだった、ということが大きな決め手になりました。
個人をしっかりと見て、本質を捉える会社──NEWONEで実際働いて
──会社の雰囲気などは、実際に入社してみてどう感じましたか?
高藤:近くで見ていて「この人すごく楽しそうに働いているな」と感じることが多いですね。それは、たとえば忙しいときに声をかけても笑顔で話してくれたり、しんどそうなときでもどこか楽しむ気持ちを持っていたりする方が多いからだと感じます。
桶谷:私は、入社してからさらに、社員の皆さんのビジョンへの共感度の高さに衝撃を受けました。皆さん芯が通っているし、目の前の仕事一つひとつに対して「ここを大事にしています」という部分があるところがすてきだと思っています。
──現在はどのようなお仕事をされていますか?
高藤:私たちはこの春に入社した一年目ですが、すでにチームに配属されています。主に打ち合わせのためのテレアポをしたり、開発業務に携わったり、研修プログラムを作ったり。全般的にさまざまな仕事を経験しています。
桶谷:すごく「NEWONEっぽい」と感じるのは、会社として提供するサービスの一連を全部やらせてもらっているところですね。他の会社と比べても、珍しいことなのかなと思います。
──NEWONEのすてきなポイントはどんなところですか?
高藤:全員が「一人ひとりの可能性を信じる」というのを本当にやり切っているところです。集団の中の一部として見るのではなく、個人をしっかりとみてくれる方が多い。たとえば、チームでのMTGのときに必ず「一人ひとりが何月までにこういう姿にありたいから」というのを全員で話してから本題が始まるんです。ただ成果を出すことだけを目的としていないところが当社らしさだと感じています。
桶谷:私は、すべてのことにおいて本質を捉えている部分がすてきだと思っています。目先のことではなく、長期的な本質を捉えているなと感じることが多々あって。
たとえば、目の前のことを終わらせるのを目的にするのではなく、「その効果を最大化するには?」というように本質的な視点で考えたり、適当にやったらすぐ済むことも適当にしない雰囲気があったりします。
私は、やっていることの目的がわからないと気づいたら手が止まってしまったりするのですが、この会社にいて「本質と外れているな」と思う瞬間が一度もない。私たちは現在育成期間で育成されている側ですが、本当に効率と目的に忠実で、まったく違和感がありません。
NEWONE社員の言葉が、人生の転換点──振り返る就活譚
──就活の際、どのようなことを考えていましたか?
高藤:私は、常に「自分がもっとワクワクできることってなんだろう」ということを考えていました。働くことに対するモチベーションを就活のときから考えておいたことが、今の働きがいややりがいにつながっていると感じています。
桶谷:私は、「人に気づきを与える人になりたい」という気持ちがはっきりとあったので、それが実現できる仕事を探していました。探す作業にすごくワクワクしていましたね。
──就活を振り返って、印象に残っていることはありますか?
高藤:当社から内定が出た後に他の会社をもう一社受けようとしたときに、当社社員の方から「今からどういうテンションで就活するの?」と言われたことが印象に残っています。
その方は、「無料でこんなにすごい社会人に会える機会はないから、就活がずっと楽しかった」と言っていたのを今でも覚えています。それを聞いてから、自分も就活に対して前向きになりましたね。
桶谷:私も、今振り返ってみて転換点だったと思う出来事があります。毎月面談をしていたリクルーターの方がいたのですが、その方に「あなたは就活を頑張っている。でも、これは褒め言葉ではないよ」と言われたことです。
当時の自分は、周りの期待に応えようとしてしまっていたので「自分のためにやっているわけではないように見える」と言われたのだと思います。核心を突かれたような気がして、とても衝撃でした。
思えば、これまでの人生においても、受験など全員が絶対に通るものは頑張ってきた性格だったのですが、就活もその一環のように考えていてなんのためにしているかを考えていなかったことに気づきました。そもそも、就活をする意味があるのか。自分の人生がどうあれば良いのか。そのときに原点に立ち返って考えられました。
未来のNEWONE社員へ──就活のヒント
──最後に、NEWONEに興味を持っている就活生へのメッセージをお願いします。
高藤:就活生へは、「社会的に認められている会社と、自分が入るべき会社は必ずしも一緒ではない」ということを伝えたいです。
私は、大学院の友達の多くが有名企業へと入る中で、ベンチャー企業である当社に入社しました。そんな状況でなんの妥協もすることなく入れたのは、当社では自分のやりたいことができるという確信があったからだと思っています。
必ずしも、大企業だからと言って自分にあっているというわけではないので、自分がやりたいことをしっかり考えた上でそれが一番実現できるところをめざせたら一番良いのではないかなと思っています。
桶谷:私からは二つのことを伝えたいです。 一つは、自分に全力で向き合ってほしいということ。就活は、本来やり方なども決まっていないのに、さまざまな情報や周りの状況から「こうしなければ」というような圧迫感を覚えるかもしれません。
でも、そこに流され過ぎずに自分のやりたいことを考える癖をつけると良いと思います。入社してからも、そこがはっきりしているかが仕事を楽しめるかどうかにつながっている。そんな気がします。
私はそのように考える癖がついていたおかげで、自分はこういう仕事にフィットしているなと気づけたり、なぜ自分がこの業務を楽しいと思うのかがわかったりしました。そこをしっかり掘り下げて考えられていたからこそ、今になってギャップに苦しむこともないのだと思っています。そして、むしろ会社に入ってからの方が自分と向き合える機会が多いと実感していますね。
もう一つは、先ほども言った通り「就活を頑張る」という考えは持たなくて良いということ。就活というのは手段にすぎず、自分がなりたい自分になるため、送りたい人生を送るためにやっているということを思い出してくれたら嬉しいなと思います。
※ 記載内容は2023年9月時点のものです。