What we do
▍現場の声を起点に、違和感をなくす
株式会社mitsukiは、視覚障害のある方の外出をサポートする「同行援護」と、それを支えるテクノロジーを開発するソーシャルスタートアップです。
事業の柱は、2つあります。
① 福祉事業
首都圏および香川県の2拠点にて、同行援護事業を中心とした福祉サービスを展開しています。
視覚障害のある方が、日常のおでかけから旅行や趣味活動まで、安心して外出できるよう、一人ひとりの状況や想いに寄り添った同行援護を行っています。利用者様との信頼関係を大切にし、「自分らしく外に出る」時間を支えることを何よりも重視しています。
また、ヘルパーの養成研修を実施し、制度や知識だけでなく、現場で本当に役立つ視点や利用者様との関わり方を大切にした研修を行うことで、質の高い同行援護を担う人材の育成にも取り組んでいます。
② プロダクト事業
同行援護の現場で蓄積してきた知見をもとに、業務支援システム「おでかけくん」を開発・運用し、支援に集中できる環境づくりを進めています。2024年7月のリリース以来、全国の事業所へと導入が広がっています。
▍価値観を社会で体現するために
事業とは別に、私たちの価値観や問題意識を社会にひらくための活動や取り組みも行っています。
当事者や支援者の声を届けるオウンドメディア「スポットライト」、障害の有無を超えて人が交わるみつきランニングクラブ、うどん作りやボルダリングなど様々な体験型イベントの企画などを通じて、人と人とのつながりを広げていくことも、私たちの大切な役割です。
Why we do
▍あしたに、わくわくできる選択肢を。
視覚障害者をはじめ、すべての人が、行きたいところに行けて、やりたいことができ、自分の明日を自分で決められる。
私たちは、そんな社会をつくりたいと考えています。
代表の高橋が現場で感じた強い違和感の一つが、視覚障害のある方が、自分では内容を確認できない書類に印鑑を押している光景でした。
何が書いてあるのか分からないまま進んでいく手続き。そこには、情報がきちんと保障されていない現実がありました。
外出においても同じです。
少し出かけるだけでも、誰かに付き添いを頼まなければならない。
「ラーメンを食べに行きたい」という、ほんの些細なことさえ、気軽にはできない。
見えないことが理由で、選択肢が狭まってしまう社会のあり方に、私たちは疑問を持ちました。
視覚障害者、ガイドヘルパー、家族、仲間、そして私たち自身が、わくわくする一歩を踏み出せるように。
未来につながるきっかけを生み出し、届け続けること。
それが、mitsukiのミッションです。
誰かに頼まなければ動けない社会から、自分で選び、動ける社会へ。
見え方の違いが、不利ではなく価値として活きる社会へ。
この違和感の積み重ねが、私たちの原点となっています。
How we do
▍福祉のイメージを180度変える組織
mitsukiのチームは、明るく元気で、素直でオープンな雰囲気です。実年齢よりも、精神的にも肉体的にも若い(と思っている)メンバーが多く、前向きでフラットな空気があります。
在宅勤務やテレワーク、時間差勤務など自由度の高い働き方ができるのも、自律と情報共有が前提にあるからです。一人ひとりが自分で判断し、オープンに共有する。その積み重ねが信頼につながり、自由と安心が両立しています。
▍属人化させない、仕組みづくりへの投資
私たちは、個人の気合や根性に頼るのではなく、仕組みで支え、改善していくことを大切にしています。困りごとや違和感は溜め込まず、率直に共有し、チームで解決します。業務の標準化や役割の明確化、マニュアルの整備など、「誰がやっても回る」仕組みづくりに力を入れています。安心して仕事に集中できる土台を、組織として整え続けています。
▍当事者とともに、ビジョンを実現する
mitsukiでは、視覚障害者を支援の対象としてではなく、共にビジョンを実現する仲間だと捉えています。
マイナスをゼロにする支援はとても大切です。一方で私たちは、そこにとどまらず、プラスの価値を生み出すことにこだわりたいと考えています。
その象徴が、全盲のエンジニアの存在です。視覚障害があるからこそ気づける違和感や、「見える前提」で設計されてきた業務やプロダクトへの問いが判断の起点になります。足りないところを補うのではなく、これまで気づかれてこなかった前提を問い直し、新しい価値を生み出す。その変化を仕事と成果として実装していくことが、mitsukiの目指す支援であり、チームのあり方です。