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中途入社の8割以上がIT未経験のテラスカイ・テクノロジーズ(以下、テラテク)では、入社後の研修を経てエンジニアとして成長していきます。このロールモデルインタビューでは未経験からエンジニアとしてキャリアを積む社員を紹介します。今回は、テラテクで開発エンジニアとして活躍し、2024年9月から親会社のテラスカイへ転籍した宋 暁麗さんです。
「ノーコードローコードならできそう」とSalesforceエンジニアに
Q. 前職ではどのような仕事をしていたのでしょうか?
前職では日本語と中国語を活かして貿易アシスタントの仕事をしていました。はじめは、エクセルで受注や在庫の管理を行っていましたが、自社独自の管理システムを導入することになって、私がベンダーとやり取りする担当になりました。いわゆる要件定義を行ってベンダーとシステムを構築していったんですね。この時にシステムの魅力を実感したのがきっかけとなってエンジニアを目指したいと思うようになりました。
Q. テラテクを選んだ理由は?
前職でシステムの魅力を感じてIT業界への転職を考えましたが、IT未経験からの転職はなかなかハードルが高く…。Salesforceならノーコード、ローコード※なのでIT未経験の私でも挑戦できるかなと思って決めました。
admin(Salesforceの保守運用)の職種での入社でしたが、研修を進める中で開発にも興味が出てきて、研修講師との面談で「開発してみたい」といった意向を伝え、adminから開発の研修プログラムにそのまま進むことになりました。
※ノーコードはソースコードの記述不要で、プログラミングの知識やスキルを持たない人でも開発できる手法。ローコードは可能な限りコーディングの数を削減し、スピーディにシステム開発ができる手法。
研修期間は「お給料がもらえる学校」のような贅沢感。講師陣の丁寧なアドバイスで配属後も助けられる
Q. 未経験からのチャレンジでしたが研修はいかがでしたか?
とても楽しかったです。勉強しなければならないことはたくさんありましたが、研修プログラムが充実していて、日々どんどん新しいことが吸収できている感覚がありました。最初の3カ月はSalesforeceのadmin、そのあとは開発の研修が3カ月で、入社して半年間は研修が続き、まるで学校に通っているような感覚がありました。もちろん、開発の研修になってからはかなり難しくなって、大変は大変だったのですが、充実感はありました。しかも勉強しながらお給与をもらって贅沢な時間でした。講師の皆さんも優しく、丁寧に教えていただき、プレッシャーやストレスなどは感じず、スムーズに進められました。
Q. 配属後はどのようなプロジェクトに携わったのでしょうか?
親会社テラスカイのプロジェクトに配属になりましたが、配属直後はプロジェクトの始動前だったので、マニュアル作成といったタスクを進めていました。その作業を時間内に終わらせられれば資格取得のための勉強にあててもいいということでしたので、平行して資格取得に向けての勉強もしていました。
2カ月ほどで、本格的にプロジェクトが始まりました。テラテクからは私を含めて3名がそのプロジェクトに参画することに。実際の開発プロジェクトが始まってからの印象を一言で振り返ると「難しい」ということ。半年にもおよぶ研修を経て、Salesforceについてはまんべんなく知識を得ていたと思いますが、現場ではとにかく分からないことばかりでした。ただ、一緒にプロジェクトに入った同期がいましたので、分からないことなど助け合いながら進められたのが良かったです。もちろん、配属後も講師の皆さんが優しく教えてくれる環境でしたので、安心して取り組むことができました。
プロジェクトリーダーに聞くこともできたのですが、はじめは「聞いてはいけないのかな」と遠慮してしまって、同期や講師に尋ねることが多かったですが、今思えばリーダーに直接聞くのでも良かったと思います。
「いつかは上流工程」という思いを先輩に都度伝える。念願叶いテラスカイへ転籍
Q. 2024年9月に親会社のテラスカイに転籍しましたが、その経緯を教えてください。
入社後の研修を終えて初めて配属になったプロジェクトに携わって1年ほどが過ぎたころでしょうか。仕事にもだいぶ慣れてきたころ、自分のキャリアについて考えるようになり、いつかプロジェクトの上流工程に関わりたいと思うようになりました。このような意向を同じプロジェクトメンバーだったテラスカイの社員の方にちょくちょく話すことがありました。
正式な場面ではなかったものの、「上流に関わりたい」という思いをいろいろな人に話していたことが影響したのかは分かりませんが、今年5月ごろにテラスカイへの転籍のお声がけをいただきました。その時は「絶対に行きたい!」という念願叶った思いで即答し、転籍することが決まりました。
その後、テラスカイの方と面談をした時に「要件定義に携わりたい」と伝えたら、すぐに関わらせていただけることになり、お客様のところへ同行し、早速、要件定義のフェーズから携わらせていただいています。PLやPMが中心となってお客様とコミュニケーションをとっているので、まだ横で観察しているようなかたちではありますが、これまで関わったことのない領域なので、難しいですが、とても新鮮で楽しいと感じています。
お客様の利益を最大化するシステムに。コンサルタントを目指して経験を積みたい
Q. 今後の目標はありますか?
まずは今の仕事に慣れて、1日も早く私も先輩方のようにお客様と話したり、提案したりできるようになりたいと考えています。
将来的な目標としては、いつかはプロフェッショナルなコンサルタントになりたいと考えています。コンサルになるために、PL/PMを経験したほうがいいと思いますし、今まさに携わっている開発の専門知識も必要だと考えています。
コンサルを目指したのは前職の経験が活きているかもしれません。IT未経験だった私が、社内システムの開発担当になって、ベンダーとやり取りをする中で、私にはまったく想像もつかないような提案をしてくれて、「システムってこんなに便利なのか」という感動があったんです。お客様のビジネス支援や事業の円滑化に向けてSalesforceで何ができるか、私もそういった上流工程でお客様の利益の最大化を目指したいと考えるきっかけになりました。幸運にもテラスカイに転籍をしたことで、要件定義などの上流工程から関わることができるようになりました。
Q.テラテクに興味を持っていただいた方にメッセージをお願いします!
IT未経験からの挑戦でしたが、充実した研修プログラムでスムーズに学べる環境がテラテクにはあります。また、中途ではありますが、同じ月に入社する同期や1カ月前、2カ月前に入社した先輩も近くにいるので、聞きやすい人に聞けるのも安心でした。もちろん、研修講師の皆さんはみんな優しく丁寧に教えてくれて、現場配属後もいつでも頼ることができて、本当にサポート体制が充実していると感じます。未経験で不安な方も、Salesforceならノーコードローコードで比較的ハードルも低く挑戦できます。ご興味のある方はぜひお気軽にご応募ください。
<保有資格>※2024年9月時点
- 認定 アドミニストレーター
- 認定 上級アドミニストレーター
- 認定 Platform アプリケーションビルダー
- 認定 Sales Cloud コンサルタント
- 認定 Experience Cloud コンサルタント
- 認定 Platform デベロッパー
- 認定 上級 Platform デベロッパー
- 認定 JavaScript デベロッパー