こんにちは!ポテンシャライトの和佐田です。
現在、ポテンシャライトでは、当社で策定している10個の「カルチャー」をリレー形式で発信しています。今回は、第9弾となる「issue driven」についてご紹介いたします。
ポテンシャライトの最大の強みは、カルチャーであると考えています。なぜなら、カルチャーが全てのアウトプットを創ると考えているからです。
例えば、「ポテンシャライトさんって、ノウハウをよく発信しているイメージがあるのですが、どうしてそんなにアウトプットできるのでしょうか?」とお声を頂戴することがあります。この質問の答えは「カルチャー」です。
当社には、zero ichiというカルチャーが存在し、多くのメンバーが新しいノウハウを作ることに積極的なため、次から次へとアウトプットが生まれています。
今回の「issue driven」の記事でも、当社の最大の強みである「カルチャー」を少しでもご理解いただければ嬉しいです!それでは、本題に移りましょう。
◆目次
0. ポテンシャライトのCulture「issue driven」って・・・?
1. 「issue driven」カルチャーが生まれた背景
2. 「issue driven」の具体事例
3. 最後に
0. ポテンシャライトのCulture「issue driven」って・・・?
issue drivenとは、「社内外問わず、常に課題提起を心がけ、解決する」という意味があります。(一般的に、issueは「課題や問題」と訳され、 drivenは「○○を起点にした」と訳されます。)
つまりポテンシャライトでは、常に課題を起点にして業務が行われているということです。
多くの企業様でも、課題を起点にして業務をされているかと思いますが、異なる点は「課題へ向き合う姿勢」だと思っています。
当社では課題発見はウェルカムと捉えています。なぜなら、これまで当社で作成してきたノウハウや仕組みは、全て「課題(issue)」から生まれており、それが結果的に、ミッション、ビジョンの達成に近づくと考えているからです。
業務をする中で、さまざまな課題が起きます。例えば、以下が挙げられます。
・エンジニアのスカウト返信率が芳しくない
・最近、退職者が多くなってきた
・Wantedly等の媒体上にターゲットとする求職者様がいない
これらの課題が発生した時に、既存のノウハウで解決できるなら、そのノウハウを用いて解決します。ただ、既存のノウハウで解決できないなら、どうしたら解決できるかをとことん考えることを大事にしています。
どうしたら解決できるかを考え、新しいノウハウを生み出し、未解決の課題を解決することが私たちの業務と言えます。(issue drivenの具体事例は大項目2をご覧ください。)
課題をそのまま放置せず、スピーディーに仕組みやノウハウ化することは、「do construction」のカルチャーに紐づく部分でもあります。
※「do construction」の詳細を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
また、課題発見はウェルカムということもあり、積極的に課題をSlackや朝礼でシェアする文化があります。成功事例などのポジティブな出来事はもちろん、課題などのネガティブと捉えられがちな出来事もシェアするというのは、「share the all」のカルチャーに紐づく部分でもあります。
※「share the all」の詳細を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
1. 「issue driven」カルチャーが生まれた背景
本項では、issue drivenが生まれた背景をお話します。大きく2点あります。
1点目は、ビジョンを達成するためです。
上図の通り、当社は、「ベンチャー採用/転職のStandardをポテンシャライトに」をビジョンに掲げています。具体的には、採用のノウハウやベストプラクティスを日々アップデートし、採用/転職市場のトレンドの最先端を歩む集団でありたいと考えています。
採用/転職のスタンダードを作っていくために必要なことはいくつかありますが、一つあげると、新しいノウハウを作り続け、市場にアウトプットすることです。
上述の通り、新しいノウハウは全て課題(※)から生まれると考えているので、ビジョンを達成するために、issue drivenで業務に取り組もうという姿勢がメンバーに醸成され、カルチャーになりました。
※全ての課題とは
課題は大きく2つの種類に分かれます。顕在化ニーズと、潜在化ニーズです。今回の「issue driven」の場合だと、顕在化ニーズを”課題”と捉え、解決していくものになります。逆に、潜在化ニーズを解決するのは「デザイン思考」という思考法を用いて、解決していきます。
2点目は、ベンチャー企業様の採用/転職支援はトレンドや最適な手法がスピーディーに変化するためです。
前提として日々、業務を行う中で、課題が尽きることはなく、むしろ課題はずっと出てくるものだと思っています。
当社のお客様の多くは、ベンチャー/スタートアップです。組織を継続的に拡大させていこうと考えているため、一つの課題を解決し、採用成功をしたとしても、次はまた別の課題と向き合うことになるケースがほとんどです。まとめると、以下のようなイメージです。
▼スタートアップ/ベンチャー
・変化/成長のスピードが非常に早い
・課題一つをクリアしても、すぐ次の課題が出てくる
▼ポテンシャライト
・スタートアップ/ベンチャーに特化した事業
・スタートアップ/ベンチャーの伴走者として支援を行う
▼結果
・スタートアップ/ベンチャー企業の伴走者としてサポートするために自然に課題解決を行っていた
→「issue driven」のカルチャーになっていた
2. 「issue driven」の具体事例
本項では「issue driven」の具体事例を社内向けとお客様向けに分けて、1つずつご紹介します。
まず社内向け事例から。
「カルチャーを浸透させるためのスローガンの設計」です。
当社では、2021年5.6月辺りに、カルチャーを再度文言化し直し、今の10のカルチャーが定義されています。当時の会社の課題は、カルチャーの文言化はできたが、カルチャーの”浸透”はできていないことでした。
その課題に対して、すぐに代表の山根が解決策となるスローガン(※)を設計し、カルチャー浸透プロジェクト(Say Culture)が6月にスタートしました。
1ヶ月という期間で、ポスター作成やSlackでのスタンプ作成、カルチャー称賛ゲーム等さまざまな施策を行い、結果的に目標としていた「カルチャーが会話に出てくる状態」を達成することができました。(詳細を知りたい方はこちらをご覧くださいませ!)
※ポテンシャライトでは、毎月「スローガン」を掲げています。 スローガンは、各部署と言うよりは会社横断で比較的「定性的」な言葉を掲げ、その取り組みを「定量的」に追いかけていこうと言う取り組みです。
次にお客様向け事例のご紹介。
「現在、採用市場でスタンダードになりつつあるEntrance Bookの作成」です。
Entrance Bookとは・・・
企業の採用コンテンツを整理したBook。
カジュアル面談前に見ていただくことを想定しています。
【Entrance Book の良い点】
・面談直前の求職者様に
・必ず見て欲しい情報を
・限定してお伝えできる
・その結果、面談会社説明の時間が省略できる
・求職者様がどこに魅力を感じているかヒアリングでき
・企業の魅力もちゃんと伝えられる
「Entrance Book」という名前を聞いたことのある方は増えてきているのではないでしょうか?実は、ポテンシャライトが生み出したBookです。(詳しい誕生背景はこちらの記事をご覧くださいませ!)
そんなEntrance Bookは、自社(ポテンシャライト)の課題から生まれ、お客様にご提案し、市場に広がるようになりました。
具体的には、2019年12月。当社ポテンシャライトでは自社採用を本格的に開始した時でした。当時、これまで入社したメンバーの入社エントリーはブログでアウトプットしていたので、まずはそのブログや募集記事を拡散していくことからスタート。徐々に当社へ興味持っていただく方、面談に進んでいただける方が多くなった頃、以下のことに気付いたそうです。
「あれ、カジュアル面談前に提供する情報を"整理"したほうが良いのでは?」
「候補者のキャリアによって提供する情報を変化させたほうが良いのでは?」
その課題感から生まれたのが、「Entrance Book」でした。まさに、社内外問わず、常に課題提起を心がけ、解決する「issue driven」なカルチャーを表す事例だと思います。
また、Entrance Bookの事例は冒頭で少し触れた「zero ichi」のカルチャーも表していますので、詳細を知りたい方は以下をご覧くださいませ。
3. 最後に
いかがでしたか?
ポテンシャライトは、「issue driven」なカルチャーを活かして、多くの新しいノウハウをアウトプットしてきましたが、現在も対社内、対お客様に課題は転がっています。
そのため、まだ解決されていない課題に取り組むことが好きな方や、その課題を解決して終わりではなく、ノウハウ化し市場にアウトプットすることに興味がある方はマッチしていると思います。
また、「常に変化する課題と向き合い、お客様に価値貢献し、自身も成長していきたい!」や「課題に向き合うことが好きで、課題解決能力を磨いていきたい!」という想いをお持ちの方であれば、非常に楽しめる環境だと思っています。
このカルチャーに少しでも共感いただいた方、ぜひカジュアルにお話ししましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。