今回は6月に新卒として入社したりょうがくんに新入社員紹介インタビュー！！
入社直前までプロサッカー選手を目指してプレーをしていたりょうがくん。

サッカー競技からビジネス社会にフィールドが変わった今。
その覚悟や、これまで鍛え上げ積み重ねてきたもの、shabellのセールスメンバーとしての出発地点で思い描いている未来などを語っていただきました！

プロサッカー選手を目指して

ーりょうがくんはプロサッカー選手を目指していたんだよね。今までどんなサッカー人生を歩んできたの？

りょうが：僕は1つ上に兄がいるのですが、幼稚園のころにサッカーを始めて以来、兄の背中を追いかけるようにサッカーに熱中してきました。「2人でサッカー選手になる！」というのが兄と僕の約束で、良きライバルであり、いつも刺激をもらえる存在でしたね。小学校から高校まではFCトリプレッタというクラブチームに所属して技を磨き、大学を選ぶときに大きく環境を変えようと思って新潟の大学にスポーツ推薦で入学をしました。

ー環境を変えようと思ったのは、どうして？

りょうが：とにかくクラブチームが好きだったので”プロになるための最善の道”というよりも”大好きな環境で、大好きなサッカーを”という選択をしていたんです。いま思うと。
でも大学を決めるときに、「本気でプロを目指すんだったら、もっと自分を追い込める環境へ！」と思ったんです。

ープロサッカー選手になるための大学4年間はどうだった？

りょうが：大学の練習に合流したとき、今までの自分の甘さを痛感しましたね。
まず、僕にはフィジカルが全く足りませんでした。今までテクニックだけで済ませてきたのだと実感して、筋力トレーニングや食事管理を個別メニューで取り組むようになり、4年になるまでに理想の体を作り込みました。

また、大学3年の頃に兄がプロサッカー選手になり、さらに「もっと本気にならねば」と思いましたね。僕の大学は全国大会には出場できなかったのですが、兄の影響や監督の力添えもあって、有難いことにJ1のとあるチームのキャンプに声がかかり、参加させていただくことになりました。
が、そこでは大学進学時に感じた以上の衝撃を受けたんです。

ーJ1チームのキャンプに大学生が！すごい経験だね！そのキャンプでの衝撃とは？

りょうが：圧倒的なレベルの違いですね。スピード感が全く違うんです。試合観戦では分かりきらない、本当に、圧倒的な差でしたね。
最初からレベルの違いがあることは想像がついていたんですが、僕が得意とするトラップやパスなら少しは通用するのではと思っていたんです。しかし、その強みさえもほとんど歯が立たなくて、正直、初日の夜はホテルで悔し泣きしましたね。

それでも、自分の力を尽くそうともがいた結果、予定よりも長くキャンプに滞在することは許され、最後には（建前かもしれませんが）スカウトの方に「また試合を見にいくから」と言っていただけました。
しかし、僕自身としてはトップ選手との圧倒的な差を感じたので、「プロになれないかも」と焦りや不安を強く感じましたね。その時の感情は、言葉にはならない感じです。

ープロサッカー選手の夢に、区切りをつけようと思ったのはどうして？

りょうが：J1チームのキャンプを経て、本当にスカウトの方が試合を観戦しにきてくださったのですが、オファーには繋がりませんでした。その後、エージェントを通じて、J3の4チームの練習に参加させてもらったことがあったんです。
が、いずれもスカウトに繋げることができずに、最終的には4つ目のチームの練習期間中に大きな怪我をしてしまい、チャンスを逃してしまいました。そのまま引退試合も出場できず、プロになるラストチャンスである1月〜3月の練習参加にも間に合いませんでした。

怪我をした当初は、もちろんリハビリをして引き続きプロを目指そうとしていたんです。ですが怪我の治りが長引くにつれ、「このままでは間に合わない」「プロになれない」という確信に近づいていって。大学卒業間近には「プロリーグではなくても、アマチュアの地方リーグでもいいからサッカーがしたい」と思っていました。
でも、実家に戻っていた時に自分の中で色々と思うことがあって、ずっと思い描いてきたプロサッカー選手の夢に区切りをつけようと決心したんです。

ーとても勇気のいる決断だったよね。

りょうが：そうですね。親にはサッカーのためにたくさんの投資をしてもらいましたし、兄との約束もあったので、諦めるとなると、申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいでした。友人にだって、「プロになる」と宣言して新潟にいきましたから。

でも、その気持ちと現実の間でずっと悩んでいた時に、兄の試合を観に行ったんです。兄にこれからどうするのかと聞かれ、とっさに強がって「まだプロを目指すよ」と言ってしまったんですが、そこで兄は「諦めるという選択ができるのもかっこいいと思うよ」と。その言葉をきっかけに、プツンと糸が切れたようにスッキリした部分があったんです。

以前から兄は「俺はプロサッカー選手になれたけど、立河は別の道を歩んだっていい」と言ってくれていたんです。もちろん、自分が活躍した時は喜んでくれていました。でも、きっと「2人でプロサッカー選手になって、親に恩返しをしよう」という小さい頃からの約束に私が駆られているようにも見えたのかもしれませんね。

ー今は、サッカーで描いた夢と現状に対する想いを、どう整理しているのかな。

りょうが：未練とかはありません。自分で辞めると選択した以上、自分が選んだ道を正解にしたいという思いが強いですね！

新たな自分への挑戦！

ー自分への新しい挑戦として、営業マンを選んだのはどうして？

りょうが：サッカーを辞めると決めて、アスリートの就職支援をしているエージェントと面談する中で、営業職を勧められたんです。
数字で結果が目に見える実力主義の世界は、サッカーというスポーツをやってきた僕に合っているのではないかと。それには僕自身も納得できましたし、負けず嫌いな性格を活かせると思いました。

ーそんな中、shabellはその舞台として、どうふさわしかったのかな？

りょうが：shabellはエージェントの方に紹介していただいたんです。とても信頼していた方でもあったので、「ぜひおすすめしたい」と言われた時は、「この人が言うなら」と思いましたね。
実際にshabellを知っていく中で、ここには早いうちから急成長ができる環境があると感じました。そして僕を新入社員の1人ではなく、僕自身として向き合ってくれる風土も感じました。
せっかくやるなら並のペースで成長するのは嫌なんです。"急成長"がしたい。
最終面接では、守岡代表に「自分の成長で会社に影響を与えたい」という覚悟と想いをぶつけました。

ーつまりは「会社を驚かせるくらい成長すること」が、りょうがくんの"ここにいる意味"なんだね！

りょうが：そうですね！先輩を越すくらい成長してやろうと思っています！でも今は、まだまだ及ばないところにいます。だからこそ燃えますね。
サッカーを始めた頃を思い出します。越えなければならない壁は数えきれないほどたくさんあって、「悔しい」と思う瞬間が多い。でも、少しでもできないことができるようになった時は、成長が感じられて嬉しいし、楽しい！という感覚です。

サッカーで味わった壁は、自分にとっては今が最高潮だと思っているときに直面し、"言葉にならない挫折”を味わいました。でも、今感じている壁は、いずれは乗り越えられるものだと思うんです。だからこそ、1学年ずつ進級するような成長ではなく、”飛び級”するくらいの成長を遂げていきたい。今までとは違う土壌だからこそ、伸びしろを実感できて楽しいですね！

新たなフィールドを楽しんでいる姿のりょうがくん。

取材時には、wantedlyのストーリー記事ということをほとんど忘れて、すっかり話や想いに聞き浸ってしまいました（笑）

営業チームのニューフェイスは、りょうがくん・もえちゃん・だいちゃん。
3人のこれからの成長が楽しみです☆