こんにちは!今回は札幌支社で新たにリーダーに就任した大島さん、松岡さんと、東京本社でWebエンジニアたちを束ねるマネージャーの韓さんの対談をお届けします。
未経験での入社からリーダーになった心境、札幌支社の魅力など、余すところなく語り合ってくれました!
そして札幌支社のお二人はWSS(ウェブスタディサッポロ)という職業訓練校を経てコムデにジョインしてくれました。今後もWSSの訓練生を歓迎していきますので、Web業界を目指している方はぜひ最後までご覧ください!
▼こんな方に読んでいただきたいです!▼
・未経験だが、Web業界で活躍してみたいと考えている方
・Web業界への就職を目指して転職活動中の方
・職業訓練校でWeb業界に関わることを学んでいる方
・エンジニアとして学習を始めたばかりの方
大島奈々恵(Nanae Oshima):前職は歯科衛生士。コロナの影響もあり、新たな働き方を模索する中でWeb業界に興味を持ちWSSに入学。2021年9月コムデ札幌支社入社。
松岡京子(Kyoko Matsuoka):前職はコールセンターの採用業務。元々興味のあったWeb業界にチャレンジするためWSSへ。2021年9月コムデ札幌支社入社。
韓顔彤(Gantou Kan):2018年コムデ東京本社入社。エンジニアたちを束ねるWebエンジニアのマネージャー。
マネージャー韓のインタビューはこちらから▽
札幌メンバーの入社当時のインタビューはこちらから▽
Q.早速ですが、お二人はどんなきっかけでWeb業界を目指したのでしょうか?
▷松岡:
私はWeb業界には元々興味があって、中学生くらいのときから自分でサイトを作ったりしていたんです。コムデに入社する前はコールセンターの採用業務という全く違う仕事をしていたのですが、そこでの採用活動でWeb広告を出すにあたりWeb業界で働いている方と関わる機会が多くありました。そういった方々にお話を聞いたり、広告が作られる過程を間近で見たりするうちにその影響力を改めて感じて、もう一度この業界に興味を持ったことがきっかけで、WSSという職業訓練校に通いました。
▷大島:
私は元々専門学校を出て歯科衛生士として働いていたのですが、Web業界という全く違う業種に興味を持ったのは新型コロナウイルスの影響が大きかったかと思います。コロナになってリモートワークなど世の中の働き方大きく変わってきた時に、こんな働き方もあるんだなと思って最初に行き着いたのがWebデザイナーと言う仕事でした。前職では資格が必要でしたが、Webデザイナーは資格が無く未経験でも始められるということだったので、一歩踏み出してWSSに通い始めました。
―WSSがお二人の最初の出会いだったんですね!
Q.お二人は未経験での入社ということですが、苦労したことはありますか?
▷松岡:
えー!いっぱいありますね(笑)
前回のインタビューでは研修の大変さをお話したと思うんですけど、その頃とはやっぱり大きく変わってますね。
大島さんは特に実感していると思うけど(笑)やっぱり対応する案件が難しくなってきているんです。任せて頂いてるのはすごく嬉しいことだけど、どんどん新しいことも増えていくので、今でも勉強の毎日です。
▷大島:
そうなんです(笑)!入った時は「WordPress記述の書き方が難しい」という難しさだったけど、今は書き方は理解した上で、「実際どうやってデータをやり取りしたら良いんだろう?」という構造の部分が難しいですね。
松岡さんが言っていたようにだんだん難しい案件になってきているので、やったこと無いことにチャレンジする機会もかなり増えてきていて…。自分はそこをゼロから実装出来るのか?という難しさがありますね!
▷松岡:
多分今までは自分がわかっている仕様に対して、コードの書き方とかがわからないという感じだったけど、今は仕様自体を把握するのが難しくなっていますね。もちろん任せてもらっている案件単体の難易度が上がっているのもあると思うけど、コムデで受けている案件全体の難易度が上がってるっていうのもあると思います。
▷韓:
本当にそれはひしひしと感じます! 今まではほとんどがWordPressの案件だけど、その域を超えているような案件もあったり、ページ数が多かったりと難易度が上がっているので、マネージャーの立場としては新人さん一人に任せられる案件が少なくなってきたなと感じます。
でも逆に先輩と一緒に担当出来るのでそれはそれで勉強になっていいのかも!
▷松岡:
そうですね、とても一人では作りきれないという感じになってきていると思います。ただ自分がメインで任せていただくけど、難しいところを本社の先輩やフィリピンチームなど色んな所に相談して作ってという感じなので、その掛け合いややり取りはとても勉強になりました!
―業界全体のレベルが上がってきているのかもしれませんね!
Q.では、ずばり実際にリーダー業務をやってみた感想は?
▷松岡:
私リーダーになったのが4月末なのですが、私が就任してから制度的な部分では結構変えることができている気がします!色々体制を整えるのが楽しいんですよね!
▷韓:
確かに!今まではみんながそれぞれ違うやり方でやっていたところもあったのですが、それをしっかり整えてくれたから、業務がかなり効率的になったんじゃないかと思います。
▷松岡:
そうですね!4、5人で回している会社ならはっきりルール決まって無くても成立すると思うけど、拠点同士で距離も離れていて、エンジニアの数も増えてきている中では体制を整えていかないと、働きにくくなってしまうというのもありますね。その辺は韓さんと一緒に考えてやっているのですが、個人的にそういう業務も好きなので楽しくやっています!
▷韓:
松岡さんこういうのすごく上手なんです(笑)私全然ダメなんですけど、もう松岡さんにお任せしています(笑)
▷松岡:
ダメじゃないですよ(笑)!
▷韓:
ありがとう(笑)
リーダーになると、コードを全く書かない日もあるじゃないですか?1日中ミーティングとか、他のリーダー業務をしている間に定時になっちゃったり…。でもそういうのも楽しんでやってくれてるから安心してます!
▷大島:
その中で韓さんはどうやって自分の案件のスケジュールを調整してくんですか?私だったら、目の前のタスクでいっぱいになって自分の案件が遅れちゃいそうな気がするんですけど…(泣)
▷韓:
時間とかは決めずになんとなくやってきました(笑)
▷大島:
韓さんは感覚派だから(笑)!
それでも帰りも遅くないし、ちゃんとスケジュール調整するのは大切ですよね。
▷韓:
最近は新人さんも入ってきて、任せられる仕事も増えてきたからお願いできる仕事は他の人に振ったりして調整してます。でもとにかくスピード感を保つことを忘れなければ大丈夫!
▷松岡:
私も韓さんと同じように振れる仕事は全て人に振るスタンスでやってるから(笑)全然決めてない!
新しい人も入ってきたから、教育も兼ねて出来るだけみんなに実践してもらってるんです。
それでもリーダー業務に追われて自分の構築が進まなかったりっていうことは結構あるので、今はそれが課題かな〜。
―新しい仕事に挑戦するのは大変でもあり楽しいですよね!
Q.札幌を初期から見守ってきたお二人ですが、リーダーになって初めて感じたことはありますか?
▷松岡:
そうですね〜。私は変な意味じゃなく特に無いんです。特にないっていうのは、私がリーダーになったからと言って、札幌のエンジニアたちとの関係が何も変わっていないからなんです。札幌はもともと同じ時期に入社した4人でスタートしてるので、その4人の中にはもちろん上下とかも無いですし、私がリーダーになったからと言って私が偉くなったわけじゃないというか…。
▷韓:
私もリーダーになったときそこまで変わった意識はなかったですね。東京と札幌ではまた違ったところもあるとは思うのですが、基本的にリーダーとしての業務が増えただけで、接し方やみんなに対する思いは変わらず持ち続けているつもりです!
▷松岡:
メンバーを見る目は変わってないですが、リーダー、マネージャー間のミーティングなどで本社とかフィリピンのエンジニアことも話し合う機会が増えてきて、目線はすごく変わりました。今までは札幌のことしか見てなかったけど、エンジニア全体のことを気にするようになりましたね!
▷大島:
私はまだどうしても自分の案件を構築するプレイヤー目線で見てしまうことが多いのですが、リーダーになったことによって自分自身への課題は増えてきたなと思います。
技術を高めていって自分が1番前に立って見せていけるようになりたいとも思うし、他にも普段の業務の構築とかもやらなきゃいけないし、それらをどうこなしていけばいいのかという自分との戦いを感じてます(笑)
でも松岡さんの言う通り、リーダーになってからもメンバーを見る目線は何も変わってないですね。私が結構みんなに声をかけるタイプなので、入社したての頃なんかは同期の4人でわからないところの勉強会を開いたり、業務のあれこれも最初は4人で決めたり「みんなで頑張ってきた」という感じでした。
なのでこの関係性は今も変わってないし、変わらないからこそ上手くいってるんじゃないかと思います!
▷韓:
リーダーになりたての頃って、今までは自分のタスクだけ見ていたのに一気に視野を広げないといけないから、どこから手つけていいかわかんなくて…。
それに大島さんが言うように技術面の向上も永遠の課題だと思います。
▷松岡:
そうなんですよね、私そこほんとに弱くて…(泣)
▷韓:
私もです。エンジニアにとって永遠の課題ですよね。
大島さんに期待してます(笑)!
▷大島:
おなか痛くなってきた(笑)
▷松岡:
一緒に頑張ろう(笑)!
―そういった素敵な考え方がいい雰囲気を作っているのかもしれませんね!
Q.東京本社所属の韓さんから見た札幌の良さはどういったところでしょう?
▷大島:
気になりますね!ここですごいダメ出しが出たらどうしよう(笑)
▷韓:
無い無い(笑)!
みんなすごい成長が早いんですよね、それに責任感がすごくあるなと思いました。自分の案件は自分で調べて自分で解決しようとするエンジニアのみなさんの考え方がすごくいいなと思っていて。そういう考え方のおかげか、私が1年半かけた難しい案件を半年で出来るようになってたんです(笑)本当にすごい!
Q.そんなお二人が引っ張る札幌支社で働くことの魅力ってどこだと思いますか?
▷大島:
さっき松岡さんが言っていたように、意見しやすい環境はすごく魅力だなと思います。文句じゃなくて、より良くしようっていう意見なんですよね。やっぱり人数が多くいると、意見の違いも起こりうると思うんですが、異なる意見にみんなで寄り添って、どうやっていこうかなって考えられるのはすごく大きい魅力の一つだと思います。
▷松岡:
そうですよね!コムデの行動指針にも「自分ごとにする」というのがあると思うのですが、何か問題が起きた時にも自分たちで考えて相談して、働きやすい環境を作ってきたんです。毎日の朝会や拠点会議とか色んな場で、どうやって良くしていくかについてみんなで考えられているのは素敵だなと思います。
▷大島:
それを「面倒くさい」と思ってる人がいないですね!
みんな協調性があって、仕事を全力でこなすのはもちろんですが、どうしたらお互い気持ちよく働けるかをちゃんと大事に考えているところが素敵だと思います。
▷韓:
チャットやオンラインを通じて私たち東京チームとのコミュニケーションも積極的に取ってくれるので、こちらも安心して任せています。東京も東京で多くの案件を抱えているけど、札幌チームはなにか問題が起きたときもまずは自分たちで解決しようとみんなで一致団結して向き合ってくれるので、心強いんですよね。
―リーダーかどうかは関係なく、みんなで作り上げているのがとっても魅力的です!
Q.コミュニケーションをしっかり取るということでしたが、東京―札幌間の連携はどのように行っていますか?
▷松岡:
基本的には私達札幌のリーダーと東京のマネージャーの韓さんが週に一回案件の進捗状況を共有してます。チャットだけでなくオンラインミーティングも含めて連絡取り合ってます。
▷大島:
私は個人的にエンジニアの仕事って誰とも話さないんじゃないかと思ってたんですけど、こういう細かいミーティング含めコムデのエンジニアはすっごく密にコミュニケーション取りますよね!
▷松岡:
わかる、「あれ?私1日中喋ってるな」と思う日もある(笑)!
ここが入社前と比べるとギャップだよね!
▷韓:
そうそう!私、海外出身で日本語がネイティブじゃないから、正直喋らないのかなと思って選んだ仕事だけど、実際コミュニケーション取りまくりでびっくりした(笑)でもそこがコムデのいいところだと思います。こうして北海道という離れた地のお二人とも楽しく仕事ができてるし!
▷大島:
そうですよね!
普段から社内のコミュニケーションが多いので、リリースしたものに何か問題があった時も、私達フロントエンドエンジニアだけでなく他の分野の方の力も借りながら、スムーズに解決出来るんです。
▷松岡:
そういう時は本当にみんな快く力を貸してくれるので、私もそんな場面に遭遇した時は出来る限りのことをやってあげたいなと思いますね!こういうマインドがみんなに根付いているから、社内のいい雰囲気にも繋がっているんだと思います。
Q.そんな素敵な雰囲気作りのために努力していることはありますか?
▷大島:
私自身なるべくみんなが楽しく働けるように意識はしていますが、メンバーの中に「自分の仕事しかしない!」と思っている人が1人もいないことが大きいと思います。
▷韓:
そうですよね、やっぱりチームごと・自分ごととして、みんながみんなのために考えているのがいい雰囲気に影響しているんじゃないかな?
▷松岡:
行き詰まった時とか誰かがミスした時に、ずーっとパソコンと向き合ってるのは良くないんじゃないかと思って、みんなでラジオ体操したこともあります(笑)
そういう息抜きだったり、みんなで笑える瞬間だったりを作ることがいい雰囲気にも繋がりますし、いい制作にもつながるんじゃないかなと思います!
▷大島:
あれは面白かった(笑)「できるよ!頑張れ!」みたいな声掛けもみんなでし合ってて、それがやる気を後押ししてくれるんですよね!
―面白い息抜きですね(笑)
Q.これからお二人は札幌の採用にも参加していくと思いますが、どんな人が向いていると思いますか?また、お二人が入社前にやってよかったことはありますか?
▷:大島
「自分ごと」として捉えられることが出来るっていうのはとても大切だと思いますね。誰かが困っている時に率先して手を差し伸べられるマインドはこの先もずっと持ち続けていきたいと思うんです。なので、今後興味を持ってくださる方がいらっしゃった時にはそういう方を優先したいなと思います。
▷松岡:
私も同感です。そういった人としての根幹の部分もそうですし、コムデはコミュニケーションをたくさん取るのでスムーズにやり取り出来る方だと働きやすいんじゃないかな。
▷大島:
具体的に私がやってよかったものとしては、記述の方法や、言語の勉強ですね。特にjQueryを使用せずにJSの記述で書くようにするとフレームワークを学ぶときのハードルが下がると思います!
▷松岡:
私はやったほうが良いと思うことってそんなになくて…。技術って正直、言ったらキリがないくらい全部必要なんですよね。だからその人が興味があって楽しいと思うことを勉強しておけばいいんじゃないかなと思います。もちろん入社するのに必要な最低限のスキルは求められるので大島さんが言ってた部分はやっておくと楽だと思いますが、どちらかと言うとそういう技術面よりもマインドの方が重要かなと思います!
―技術の前に大切なことがある、ということですね!
Q.今後札幌でやっていきたい開発はありますか?
▷松岡:
私はVueですね!今まさにちょうどVueを使った案件をやり始めているところなんです。もちろんこれからWordPressもどんどん進化していくと思うので、そこの技術も向上させつつ新しい技術は今後積極的に取り入れていきたいですね。
▷大島:
今はWordPress案件だと、1人か多くても2人でやることが主なので、5人とか中規模の案件にも関わっていきたいと思ってます。札幌チームで1つの案件をやるとか、東京の新人と札幌の新人でチームとしてやってみるとか、それくらいの人数を投入できる大きな案件をやってみたいです!
▷韓:
そうですね、新しい技術については札幌だけでなく東京やその他の拠点もみんなが出来るようになっていってくれたらいいなと思います!こうやって意欲的に学んでくれるリーダーは頼もしいです!
―お三方本日はありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
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