この記事は「SWITCH Vol.41-No.6」に掲載された記事を許諾を受けて転載しています。
PHOTOGRAPHY: GOTO TAKEHIRO
TEXT: KAWAKAMI HISAKO
小比類巻晴耶 ウェルネスチーム チーム長
セントラルスポーツ株式会社にてスタジオレッスン、パーソナルトレーニングなどの指導をメインに勤務。パーソナルジムの運営、採用人事の経験を経て、ココネに入社
心身を“整える”ジムを目指して
━━これまでの経歴を教えてください。
「高校を卒業後、塗装業の職人を三年間していました。バスケットボールが好きだった影響もあり、スポーツインストラクターを目指しフィットネス業界に転職しました。大手のスポーツジムで九年間インストラクターを、その後マネージャーとしてジム運営を数年行いました。ジムを運営する中で採用人事も経験してみたくなり一般企業に転職し、その後ココネに入社しました」
━━ココネに入社されたのはなぜですか?
「もともとは採用人事で応募したのですが、『ウェルネスチームの人員を探しているのでやってみませんか』というお誘いを受けました。トレーナーの採用も担当させてもらえると聞いて、自分に適職だと思い入社しました」
━━ジムでの経験と採用人事をされていたスキルが生かせる職場だったということですね。トレーナーの採用は何か基準があるのでしょうか?
「スポーツジムでマネージャーを務めていた経験から、ジム経営にはコンセプトが大切だと実感していました。そのため、ココネのジムでは“整える”ことをコンセプトとして掲げています。女性社員も多いので、鍛え上げるというよりも身体の調子に合わせてコンディションを整えてあげるほうが社員も利用しやすいですよね」
━━デスクワークはパソコンと向き合う時間がどうしても長くなってしまうので、身体を整えるというコンセプトは非常に重要ですね。その他にウェルネスチームの特徴はありますか?
「ココネではマッサージ師も在籍しており、業務の疲れを癒やすことで心身の不調が軽減されるようなアプローチを目指しています。あとは、Kポップのダンス教室を開催しているのですが、とても人気があります」
━━仕事の合間の良い気分転換になりますね。
「ココネでは気付いたら身体を動かしているという運動意識の方が長続きすると思っています。ダンスはしたことがないけれど、無料だからチャレンジしてみようと思えるくらいのハードルがいいのではないでしょうか」
━━ウェルネスチームの今後の展望を教えてください。
「私たちはフィットネスではなく“ウェルネス”を掲げているので、社員全員が健康で生き生きとした生活を送るためにはどのようなことが大切かを第一に考えています。例えば、運動は苦手だけど美容には興味があるという方にどうやったらアプローチできるのかを考えることも重要だと感じています。無理に身体を動かさなくても、健康食やサプリの提案、きれいな姿勢の作り方ならサポートできるかもしれません。細かなアプローチも含めて、私たちのサービスをもっと利用してもらえるように努めたいです」
SWITCH Vol.41-No.6, スイッチ・パブリッシング
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