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雑誌SWITCHインタビュー『COCONE CREATORS FILE』FILE.05 デザイナー 佐藤千春

この記事は「SWITCH 2023年1月20日発売号」に掲載された記事を許諾を受けて転載しています。 PHOTOGRAPHY: GOTO TAKEHIRO
TEXT: KAWAKAMI HISAKO

FILE.05 

佐藤千春
デザイナー
専門学校を卒業後、デザイン会社を経て2012年にココネに入社。入社当初から『ポケコロ』に携わり、現在は商品企画デザインを担当。クリエイティブディレクターとしてもガチャや企画のディレクション・監修をしている

アプリの枠組みを超え、NFTとして新たな価値を生む

――アプリ『ポケコロ』のデザイナーをされているそうですが、まずは『ポケコロ』がどんなアプリか教えてください。

「アバターを着飾る“ファッション”と、“コロニー”、そして“インテリア”。これらをお客様自身が好みに合わせて様々なアイテムを使いコーディネートすることで自分だけの“かわいい”世界を楽しんでいただくアプリになっています。アプリ内にはお客様同士が繋がれるコミュニケーションツールが存在しているので、SNSのような使い方もできますし、イベントを楽しんだりペットを飼うなどデジタルワールドとしての要素も充実しています」

――遊び方の自由度が高いアプリですね。

「そうですね。毎週新作アイテムが登場しているのですが、それをコレクションして楽しむ方も多くいらっしゃいます」

――ポケコロチームでは『スペースフリマ』という機能を新たに開発していると伺いました。こちらはどんな機能なのでしょうか?

「現状でもお客様同士でアイテムを交換したり、アプリ内通貨で取引する機能があるのですが、スペースフリマではブロックチェーン技術を用いて作られたNFTを販売できるようになります。具体的には、お客様がコーディネートしたアバターを、NFTとしてマーケットプレイスで取引をするような形になります」

――資産価値があるNFTとしてポケコロの世界観をコレクションにできるということですね。

「コーディネートをお客様にとってより価値のあるものにしたいという思いがこの取り組みの原点になります。NFTという形でウェブ上に資産化できれば、アプリの中だけのものにとどまらず、より長い間アイテムやコーディネートを楽しむことができるようになると考えています」

――ポケコロがNFTの分野に進出するにあたり、期待されていることや展望はありますか?

「様々なイメージのガチャが登場する中で、それらを組み合わせて楽しまれているお客様の発想力には我々も驚かされることが多々あります。発想豊かなコーディネートがNFTとして価値化されることによって、ポケコロがお客様の個性を更に輝かせる場所になればいいなと考えています」

SWITCH 2022年1月20日発売号, スイッチ・パブリッシング

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