1.はじめに
皆様こんにちは。
ココネ株式会社採用広報インターン生のさけと申します。
2022年になってしばらくたちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は新年と全く関係ありませんが、ずーーーーっと出すタイミングをうかがっていた
AdobeAnimate講座の第5段、「AdobeAnimate講座 Q&A編」をお送りしたいと思います。
真夏に制作したため服装ががっつり半袖ですが、
暖かい目でご覧ください。(うまい)
それではどうぞ。
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皆様こんにちは。
ココネ株式会社採用広報インターン生のさけと申します。
集中線が好きです。
さて、前回の記事ではタイムラインやキーフレームの解説から簡単なアニメーションを作成しました。
基本的には前回の内容でほぼ基礎は完成です。
前回の内容を応用して、様々なアニメーションを作成することができます。
ほかのアニメーションの発展した内容・・・は次回以降に回すとして、
今回は前回までの作業の中で、私が躓いたポイントをQ&A方式で解説していきます。
もし同じところで躓いている方がいたら、是非とも参考にしてみてください。
また、ただ文字だけで解説してもつまらないかと思いますので、
私のインターン先であるココネの会社内の写真を質問ごとのアイキャッチに使ってみました。
社内で大はしゃぎする私を横目にQ&Aをご参照いただけると嬉しいです。
2.AdobeAnimate躓きポイントQ&A
【Q1.やり直しボタンどこ?】
A.クリスタ・アイビスでお絵描きしたことがある人は躓きがちです。メニューバーの「編集」から「元に戻す」を選択するか、「ctrl+z」で戻れます。
【Q2.シンボル化された物体をダブルクリックしたら、オブジェクトの表示が
「ムービークリップ」じゃなくなって、タイムラインもリセットされちゃった!なんで?】
A.オブジェクトをダブルクリックするとタイムラインがリセットされてしまい、一見初期化したような状態になります。
しかし実はこれはオブジェクトの「中」に入った状態であり、初期化されたわけではなく、この作業をすることで新しく設定を追加することができます。
実はAnimateでは、「点滅しながら右移動」、「回転しながら色が変化する」など、シンボル化されたオブジェクトに複数のアニメーション属性を追加できるよう、オブジェクトがマトリョーシカのように何層にも分かれた構造になっており、それに対応してタイムラインも一つのオブジェクトに複数存在しているのです。
でも今は理解できなくても大丈夫!
詳しいことは今後の記事でも解説しますので、基本ワンクリックで選択しましょう。
うっかりダブルクリックで中に入ってしまったときは、オブジェクト外の余白をダブルクリックすれば戻れます。
【Q3.クラシックトゥイーンを作成しようとしたら警告が!なんで?】
A.シンボル化しましたか?
クラシックトゥイーンを作成しようとしてこのような警告が出た場合、
そのオブジェクトはシンボル化されていません。
このままokで進んでも自動でシンボル化されアニメーションはつきます。
ただ「ライブラリ」を見ると「トゥイーン」が二つ追加されてしまいます。
(↑このようにトゥイーンという余計なレイヤーが追加されてしまいます。)
「トゥイーン」は自動でシンボル化する際に作成されてしまうもので、
これを重ねていくとアイテム数がかさみ、見づらいうえに動作が重くなります。
必ずシンボル化してからアニメーションを作成しましょう。
【Q4.物体を選択して「シンボル化」したら自動でキーフレームが打たれた!なんで?】
A.きちんとオブジェクトの初めのキーフレームを選択してシンボル化してるでしょうか?
タイムライン上フレーム内の適当な位置でシンボル化すると、
その地点で前後の性質が変わるため、その印としてキーフレームがうたれ、
フレームが新しくできたキーフレームによって区切られてしまいます。
キーフレームを選択した状態でシンボル化すれば、そのフレーム全体がシンボル化できますので、
必ずタイムライン上でキーフレームを選択した状態でシンボル化しましょう。
また、オブジェクトがシンボル化されているかどうかは「プロパティ:オブジェクト」から
確認できます。
なにか図を描くなど変化があった時点でキーフレームが一つ打たれるので、
混乱を避けるためにもその時点フレームをでシンボル化してしまい、
それ以降すべてシンボル化されたフレームを操作するのがオススメです。
【Q5.シンボル化した後に色を変えたくなった!どうやって変えればいいの?】
A.カラーの変換は「プロパティ」の「オブジェクト」内「カラー効果」から行うことができますが、AdobeAnimate2021版からは、「プロパティ」の「オブジェクト」内「濃淡」を選択し、
その横にあるカラーマップから自由に色を変えることができます。
私は「濃淡」にあることを知らずに、ずっと「詳細」から色を変えていました。
これでも色変えはできるのですが、非常にやりにくいうえに数値でしか判断できないので、
「濃淡」から自分で見て色を選ぶのがいいと思います。
また、この中の「明度」はその名の通りオブジェクトの明度を、
「アルファ」はオブジェクトの不透明度を調整することができます。
【Q6.ちょっとだけ動かしたいのに、ポインタの動きがカクカクしてる】
A.人の頭の微妙な揺れや腕の動きなど、繊細な動きをしていくときによく起こる問題なのですが、
Animateでオブジェクトを選択して動かそうとするとポインタがかくかくして狙った位置におけない時があります。
その際300%とかに拡大してちょっとだけ動かすこともできますが、
これだと全体のシルエットもわからず大変不便です。
そんな時は「プロパティ」の「ドキュメント」内に磁石のマークがあるのですが、
それをオフにすると滑らかに動かすことができます。
この磁石のマークは「吸着」といって、おそらくコンピューターがオブジェクト同士の関係を判断して、動きが離れすぎないよう制限するものなのかなと考えています。
これがオンになっていると少しの揺れや動きが表現しずらいので、
滑らかに動かしたいときはオフにしておきましょう。
【Q.7前後の動きを確認したいときは?】
A.オニオンスキン機能を使うと便利です。
タイムラインの中の「オニオンスキン」アイコンをクリックすると、
オニオンスキンという前後の動きを画面上に表示する機能が使えます。
これを使うと、前の動きを確認しながら次にどれくらい動かせばいいかわかりやすいので
アニメーション制作によく利用されます。
ついでにタイムライン上のほかの機能について解説しておきます。
実はわざわざキーフレームやフレーム、クラシックトゥイーンを右クリックして選択しなくても、
これらのアイコンをクリックすれば一発でキーフレームの挿入やクラシックトゥイーンの挿入ができちゃいます。
note記事ではわかりやすく右クリックから選択するやり方をとってますが、慣れてきたらここから選択してしまっていいと思います。
3.最後に
さて、以上になりますが、皆さんの疑問は解決できたでしょうか?
もし気に入ったらいいねやシェアしていただけると嬉しいです!
2022年もよろしくお願いします!
集中線って便利ですね。