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キャリアチャレンジ制度で見つけた本当にやりたいこと

こんにちは。
クラウドサーカスの採用担当です。

今回の記事では、クラウドサーカス(以下、CC)の親会社であるスターティアホールディングスを元に全グループ会社共通で実施されるキャリアチャレンジ制度を活用して、クラウドサーカスに転籍をした大和さんにインタビューを行いました。

本当にやりたいことを見つけ、会社の制度を活用して、自分が望むキャリアを切り開いた大和さんのキャリアの作り方についてお伝えします。

「幸せ曲線」を結果と比例させるために

ーーよろしくお願いします。まずは、自己紹介からお願いします!

大和:はい、よろしくお願いします。Markting Co-Creation事業部(以下、MCC)に所属している大和です。2017年に新卒でスターティアに入社し、2年目の1月にキャリアチャレンジ制度を活用してクラウドサーカスに転籍しました。今年で6年目になります。現在は、BowNow専任のマーケティング担当として日々活動しています。最近のマイブームはスプラトゥーンで、CCのメンバーたちと一緒に夜な夜なボイスチャットを繋ぎながらプレイしています。

ーーありがとうございます!早速ですが、スターティアに入社しようと思った決め手はなんでしたか?

大和:当時の私は、「キラキラした20代のキャリアウーマンになりたいな」と漠然と考えていました。就活でいろんな企業の説明会に参加する中、スターティアの説明会に参加し、そこで出席されていた現場社員の方々を見て、私もこうなりたいという気持ちになったのを覚えています。その日の説明会のアンケートに「私、この会社に入ります!」と書いて、アンケートを渡す際も「私ここ入ります」と伝えましたね。その後、選考に進み、1次面接時の面接官に「あの時の大和さんだね、覚えてるよ」って言ってもらえ、そのまま無事内定獲得できたので、入社を決めました。

大学時代にラクロス部に所属していた体育会系の私にはカルチャーの部分もフィットしているように感じましたし、実際、入社してからもカルチャーのミスマッチはありませんでした。自分のフィーリングを大事にして意思決定をしてよかったなと今でも思います。

ーー大和さんはスポ根系なんですか?

大和:そうなんですよ!今のCCではあまりいないタイプな気がしますが、スポ根系でよかったなと思うこともたくさんあります。特に「言われたことは素直に試す」という行動にすぐ移すことができるフットワークの軽さがあります。とにかく早く行動し始め、圧倒的な量をやることを大事にしてきました。私の経験として、スターティアでたくさんのウェブ制作案件の契約を取れたからこそ、本当に自分がやりたいことを見つけることができたので、スポ根魂が私の根底にあってよかったです。

ーー後に、キャリアチャレンジ制度を使ってCCに転籍されましたが、きっかけはなんでしたか?

大和:スターティア時代に、売って終わりではなく、契約後もフォローアップをしっかりと担いたいと強く感じたことがきっかけです。スターティアに入社し、最初に配属された部署は新設されたWebマーケティング部でした。Webサイトがノーコードで作成できる自社サービス『BlueMonkey』とワードプレスを使ったウェブサイト制作やバナー作成の提案をする新規顧客獲得営業が主な業務でした。部署自体は立ち上げ時期だったので、売上を生み出すことが最重要指標でした。私自身、成績は良かったと思いますが、ある時から、受注すればするほど、私の幸せ曲線と成果が反比例している感覚になり、それをきっかけに、私はお客様に対してどのような関わり方で、どんな幸せを提供したいかを考え直しました。新しい契約を取ってくる業務の面白さも感じていましたが、それ以上に契約してから、その先まで一緒に伴走したいという想いが強いことに気づき、それができるポジションを探し始めた結果、社内のキャリアチャレンジ制度を活用して、CCに転籍することになりました。

ーー「幸せ曲線」について聞かせていただけますか?

大和:この言葉は私の造語になりますが、入社時から今でも大事にしている価値観です。私が自分の成果で幸せになるのではなく、私が価値を提供した結果、お客様が幸せな状態になることで私自身も幸せになることを目指すという考え方です。

当時の仕事内容に紐づいて、私が定義していた「幸せな状態」は2つあります。1つ目は、お客様がウェブサイトやデジタルマーケティング手法を活用したことによって、(私が提案した施策によって)商談数の増加や成約率の向上などお客様の売上に直接的に繋がったときです。もう1つは、お客様のご担当者自身が社内で評価されるようになったときです。良いコンテンツを提供し、継続的に成果にするためには、リソース(人材、時間、ツールなど)の確保が必要です。契約して企業のご担当者様が成果を出すために行った施策が、社内の売上向上に繋がっても、会社内で評価されていないことは自分にとって納得のいく成果ではなかったので、ご担当者様の上司や会社にどのように成果として理解していただけるかも考えながらサポートさせていただいていました。

ーースターティアでの新規獲得営業ではそれを感じることが難しい状態だったのでしょうか?

大和:いえ、業務を始めて間もないころは、新規で獲得しながら、業務として求められていなかったものの、既存顧客の対応もできる範囲内でやっていました。

しかし、成果を出し続けることによって、本来やりたかった既存顧客への対応ができなくなり、受注すればするほど、私が感じる幸せ曲線が成果と反比例している感覚になりました。そこで、一度立ち止まって、自分がお客様に対してどのような関わり方で幸せ(付加価値)を提供したいかを考え直しました。

この価値観を大事に仕事をしたいと考えたとき、売って終わりではなく受注後の運用にも携わり、長期的に顧客支援ができる環境で仕事をしたいと思うようになりました。

「今いる環境では変えられない」という思い込みは捨てる

ーーCCに転籍してからはどうでしたか?

大和:どちらが良いという話ではなく、CCに転籍したことで、やりたいことを文化的に慣れた環境下でできたことはとても良かったと思います。

とは言え、研修制度がしっかりしているスターティアと比べると、CCはOJT(On the Job Training)の要素が多いと感じました。それ自体に良し悪しの判断をするというよりかは、CCは会社としての歴史が浅いこともあり、全員で最適解を見つけていこうとする環境でした。メンバー同士で試行錯誤を繰り返し、それを共有しながら成功体験を積み重ねる組織でしたので、私が求めていたポジションに会社のフェーズとして、作り上げるというプロセスを経験できたのは転籍したからこそ得られた経験だと思っています。

また、私自身が求めていた長期的な顧客支援も業務もできていたので、制度を使って環境を変えられたことはとても大きな分岐点になりました。その当時、私は環境を変えるなら転職しかないと思っていましたので、社内でも自分が望む環境があるかどうか、できる環境があるかどうかを確認しないまま、意思決定しなくて良かったと思います。

これはマーケティングにも通ずる考え方だと思います。様々な方法がある中でどの選択肢を取るかは目的によって大きく異なります。私の場合は、譲れないポリシーがあって、それを実現するための環境を求めていた中で、転籍という選択肢を選びました。それが結果として、現在、BowNow専任のマーケティング担当を任せてもらえるまでに成長することができているので、結果論にはなりますが、この選択肢で正解だったと思います。

ーーキャリアを見つける中で、大事だと思うことはなんですか?

大和:最も大事だと思うことは、自分が今、本当にやりたいことが何なのかを見つけることだと思います。ただし、見つけるためには様々な経験をする必要があると思います。そうなると、新卒として就活をしている方々は、まだ自分が本当にやりたいことを見つけられていない場合が多いと思います。当然、中途として転職をされている方々が必ず見つかっているわけでもないと思います。だからこそ、本当にやりたいことを見つけるためのステップとして、今目の前のタスクをとにかくやり切ることだと思います。

やり切った先に、自分の感情と対峙するタイミングが必ず来ると思います。その時に初めて自分が本当にやりたいことを見つけられるはずなので、その時までとにかく目の前のタスクに集中することが大事です。

大和さん、ありがとうございました。
本当に自分が望むキャリアは、行動し続けた先に見えるというのは本当にその通りだと思いました。
次回は、現在、所属されているマーケティング部での取り組みについてお伝えします。

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