どーも。堀内です。
ベン図って聞いたことありますか?
丸く囲んで、対象か対象外かなどを記入。重複する部分を表現しますよね。
ベン図って子供ながらに、
「なんで漢字で書かないんだよ、弁とか?便とか?」
って思っていましたが、今更ながら「ベン(VENN)さん」が作ったからだということを知りました。笑
わりと小学校の高学年?とかでも使っていると思います。
A.りんごが好きな人 B.なしが好きな人 としたら、全てを表すのに
・A.りんごが好きな人
・B.なしが好きな人
・どちらも当てはまる
・どちらも当てはまらない
の4つのエリアが存在します。
クラスには40人います。
Aは15人 Bは12人 どちらも当てはまる人は5人でした。
A+Bは何人でしょう?また、どちらにも当てはまらない人は何人でしょう?
みたいな問いをたくさん解いてきた記憶があります。笑
それぞれ22人と18人ですね。
(りんご好きじゃない人とか世の中にいるの!?とか考えながらやっていました。笑)
そんな算数や数学の授業があったんじゃないでしょうか?経済学とかでもあった気がします。あんまり細かいことは覚えていませんがw
要するに複数の事象とその重なりから、差分や全体を導き出せるので、分析などでは今でも使っている要素なのかと思います。
今回はもう一つのMECE(ミーシー)というのをお話に出しています。
"漏れがなく、重複がない"状態を表しています。
Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive の略語と言われています。
要件定義やシステム開発をしていると、自分はこのMECEを意識しています。
私はその中で、MECEの前にベン図を意識していました。
ベン図では、AとBの2つの要素、という始まりがあるので、重複や漏れがあるように感じるのですが、最初から4つの定義で話ができていれば、MECEだと言えるからです。
自分の頭の中ではこうです。先程のりんごが好き なしが好きを置き換えます。
A.店舗で購入する会員
B.ECで購入する会員
C.店舗もECも購入したことがある会員
D.まだ購入していない会員
のようなカタチです。
急に算数が仕事に見えてきませんか?
今でも小学校の算数が役に立っていますし、この手の会話がすっとできない大人もいます。
問題を解くことではなくて、問題を作ることに意味があったんですね。
問題を作るというのは「仮説を立てること」とも言えます。
上記の場合、AとBどちらが拡大傾向にあるのか、
その成長率とCはどのような関係があるのか、
最初にDを増やすことがA,B,Cを増やすことに直結するのか、
などなど考えて、施策を作ったりしていきます。
ざっくりではあるので、ツッコミどころはあると思いますが、ベン図の状態からMECEの状態に持っていけるか?なんて考えを自分の中ではしています。
MECEに持っていく、すなわち全パターンを本当に洗い出せているのか?という点がでてきます。
洗い出すという行為はなかなか難しいです。答えがない可能性は大いにあります。
仮決めをして進んでいかなければいけません。
そんな時にベン図のような図や箇条書きなどのアウトプットが大事になります。
書き出したり、人に説明したりしてみるとあら不思議、いろんなものがでてきます。
答えにつながるもの、除外すべきものが見えてきます。
手書きでもなんでもいいと思います。アウトプットしてみることが大事です。
このブログも「MECEの事書きたいなぁ」からなんとなく始めてしまいました。
どんどんアウトプットしていきましょう!
ではまた。
20231012 堀内文雄(サウナで考えたブログネタが脳内から全部消えている)