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動物と向き合った学生が、ITベンチャーで人と向き合うワーママになったわけ

こんにちは、クラベスのデザイナーの川嶋です。

今回の記事はクラベスでたった1人のHRである東野さんにインタビューをしました!クラベス、メンバーたちを大事に思ってくれ、クラベスのことならなんでも知ってる頼れる東野さんですが、大学時代は動物に囲まれて、ITとは全く違うことを学んでいたそうです。

6年前に初めてクラベスに来た時に感じたこと、また1年8ヶ月の産休育休を経て感じたことなど色々お聞きしました!

マイペースで時々やんちゃな幼少時代

-- 東野さんはどんな子ども時代を過ごされたのですか?

とてもマイペースでかつこだわりが強くて、大人からのアドバイスは「いーの、いーの」で流していたそうです。この口癖、とうの昔に消えていたと思ってましたが、2歳の息子が「いーのいーの」と言い出して、実は未だに口癖だったということが発覚しました。

外で遊ぶ活発な子どもでした。学校から帰ってきて近所の子達と遊んだりしてました。結構やんちゃでバッタを捕まえて虫嫌いな子に見せたり。木登りの木があって、そこから落ちて、いまでもその時の傷が残ってたりします。


昔から動物が大好きで、ムツゴロウさんに憧れていました。大学の志望校を決めるときも動物の勉強ができるとこ、という軸で選びました。卒業後のことは考えていなかったんですけど、ただただ好きなことを勉強したいと考えてました。それでやりたいこととドンピシャの大学を見つけて、絶対入りたい!と思って猛勉強しました。当時の高校の先生にその志望校の話をしたら「この高校からじゃ無理」みたいに言われて、絶対見返してやる!なんて思いました。

仮説→検証→改善の研究生活の経験がいまの礎に

-- 東野さんはどんな子ども時代を過ごされたのですか?

無事に志望校に合格できて、大学生活は楽しかったです。構内を犬が普通に散歩していたり、豚、馬、牛、羊なんかもいました。大学3年で研究室に入って研究室生活が始まるわけなんですけど、先輩がめちゃくちゃ怖くて。朝7時までに当番で行かなきゃいけないんですけど、寝坊なんかしようものなら...という感じで、みんなで必死になって先輩にバレないように連携プレーしてました。私も1回だけ寝坊したことがあって、同級生からの電話で目が覚めて。さーって血の気が引きましたね。大学まで自転車で10分くらいのところに住んでいたので、爆速で向かって何食わぬ顔で豚舎掃除に参加してことなきを得ました。

動物の生活サイクルに合わせた実験だったので、実験三昧な毎日でした。夜8時にホルモン注射を打って、朝6時から実験開始とか。実験は仮説を立てて検証して、改善のサイクルを回すんですけど、そこでの経験はいまの仕事でも活かされていると感じます。結果への考察はなるべく先入観を入れないようにするんですよ。データとしてこう出てるし、この文献にはこう書いてある。だからこの作用が働いてこういう結果になったに違いない、というように客観的に結果を裏付けていくんですよね。卒業後にはなるんですけど、学会にも論文をださせてもらったので、そこそこの結果は残せたんじゃないかと思ってます。


-- 就職先はどのように選ばれたのですか?

うちの大学からだと、農産、医薬系に就職する人が多いのですが、就職先はまた別のことをやっていきたいなと思って。で、会社勤めだとパソコンって必須じゃないですか。当時はすごくパソコンが苦手だったんですよ。極力パソコンを使わないように、レポートも全部手書きで出してたくらいです。苦手なくらいなら、ど真ん中のIT業界いっちゃえ〜ていうので、SEを中心に就職活動しました。

新卒では東京ガスグループのシステム子会社に入社しました。そこでは防災システムの維持管理を担当して、要件定義からリリースまでの進捗管理をしてました。絶対に止められないシステムのリリースでは夜中11時からの作業もザラでした。初めての夜間リリース明けに見た朝焼けは、その時の達成感も相まって今でも目に焼き付いてます。

堀内の第一印象「なんて楽しそうに仕事の話をする人なんだ」

-- いつくらいから転職を考えたのですか?

そこでは3年ほど経験しました。親会社がお客様だったので関わる人達も限られていて、もっと広い世界を見てみたいと思い始めました。あと、理学系の分野が思っていた以上に好きだったなって。大学から離れてみて気がついたんです。次は病院で技術職に就こうかなと考えていたタイミングで、前職の同期から「クラベスっていうおもしろい会社に転職したんだけど話聞いてみない?」と誘われました。誘われるがまま会社に遊びに行って、会社の説明を聞いてそのままランチに誘われて、帰りがけに「じゃ、またよろしくね」とCEOの堀内に握手されて。「え、これで合格もらったの?」みたいな。笑 その当時は設立3年目で採用フローも全く無い時代で、あまりのスピード感に拍子抜けしましたよ。

病院の内定ももらっていたので、どうしようかと考えました。ITから離れようと思っていたのにWeb開発の会社なわけですから。でも仕事の話をしているときの堀内がすごく印象的で、あんなに目をキラキラさせながら仕事の話をする人にはじめて出会ったんです。前職だと、みんな生活のために仕事しているという感じで、通勤電車に乗ってるサラリーマンたちもみんな死んだような目をしていて。そんな中で出会った堀内が衝撃的過ぎて、「なんかよくわかんないけど、この人に付いて行ったら面白いもの見れそう!」で、半ば勢いで入社を決めました。

入社してもうすぐ6年になりますけど、あの時の直感は正しかったと思います。6年前の自分を褒めてあげたいですね。あの当時の私は超ひねくれていて、「仕事で自己実現とか意味わからん」状態でした。それが採用のポジションに出会って、仕事がどんどん楽しくなって、人事領域をもっと深めていきたいと思えるようになっていきました。

CEOもCTOも子育て世代。理解ある環境がありがたい

-- いまは時短ワーママとして働いているんですよね。

妊娠中はフルタイムで働いていたんですけど、夜遅い時間の面接は体調的にしんどいこともありました。その時は、他のメンバーが快く代わってくれて本当にありがたかったです。全員で採用を見てるというのをすごく実感しました。

2019年から2021年の5月まで、1年8ヶ月ほど産休育休でクラベスから離れました。無事に保育園も決まって職場復帰となるわけですけど、復帰前はすごく緊張しました。SNSで復帰挨拶の注意とか、この一言は気に触るから言わないほうがいいとかの情報をすごく見て、ガッチガチに緊張して初日を迎えました。そしたら「何そのお堅いあいさつー。またよろしくねー」とすごいフラットで、「ああ、これがクラベスだったな」と、張り詰めていた気持ちが一気に緩みました。

CEO、CTOともに子育て世代ど真ん中で、子育てに理解があることはすごくありがたいです。制度はあっても職場の理解がないので肩身が狭いという話を耳にしますが、そういったストレスを感じたことはありません。女性だから/時短だから/ベテランだから/新人だから、とそういった属性で人を見ることがない、すごくフラットな環境だと思います。

状況は仕方がない。だったら置かれた状況でどう工夫するのか、を重視されます。求められるものは生ぬるいものではないです。表現が難しいんですけど、結果主義とかではなくて、どれだけの思考の質で考え行動できたかが評価される環境だと思います。

「ゴールから考える」というのがバリューにあるんですけど、まさにその通りだなって。爆速で駆け上ってく人もいれば、あっちいったりこっちいったり、迷いながら進む人もいます。堀内のすごいところは、彼が目指すものはすごく高いんですけど、それを強要しないところだと思います。それぞれのペースでちゃんと前進できてればそれで良し、みたいな。だから「仕事で自己実現とか意味わからん」だった私がマイペースに少しずつ変わっていけたのかなと思います。

-- 今後の目標を教えていただけますか?

今年度は入社予定も含めると新メンバーが8人も増えて社内の雰囲気もガラッと変わりました。私自身は、採用だけでなく人材育成や組織づくりへの関心も高まってきてすごく楽しい時期です。 このブログにもあるように クラベスの2022年

2022年のクラベスでもっとすごい景色が見えるように、私自身もパワーアップしてチームに還元していきたいです。

クラベスの目指すもの、大事にしているもの、技術力、メンバー...etcすごくいいものを持っていると思います。今は募集ポジションもエンジニアとディレクターだけですごくもったいないと感じていたりもします。会社が大きくなって、事業が広がって、募集ポジションが増えたら、もっと多くの人がクラベスと出会えると思います。そこのカギになってくるのが自社サービスかなって。なので自社サービスの実現をとーってもとーっても楽しみにしています!と堀内に圧をかけてみます。笑

-- 最後に、読んでいる方へメッセージをお願いします。

今年は設立10周年に向けて大きく動く一年になること間違いなしです。10周年に向けて一緒にクラベスを盛り上げていきましょう! まずはポチッとエントリーボタンをお願いします! 面談でお会いできることを楽しみにしています。

社員インタビュー、いかがでしたでしょうか?メンバー思いで癒し系の東野さんが戻ってきてくれて嬉しかったのを私は今でも覚えています。笑今は新入社員への新しい取り組みなど積極的に動いてくれる東野さん。きっともっとクラベスが良い方向に導いてくれると思っています!

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