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「人が集まる場所」を編集する。CINRAのイベントプランナーの仕事を紹介!

みなさん、こんにちは。CINRA, Inc.人事の康です。今回は弊社のイベントプランナーの仕事についてご紹介いたします。

現在、弊社には3名のイベントプランナーが在籍しており、ライブ体験ユニット(LXU)に所属しています。同ユニットには、オンライン / オフラインのイベントを企画・制作するチームと、映像の企画・制作をするチームがありますが、どちらも自社 / 企業案件を手がけています。イベントプランナーは、前者の業務をメインに行なっています。また、最近では、イベントだけでなくPodcast番組など音声コンテンツを扱うプロジェクトも増え、こちらもイベントプランナーが中心となって担当しています。


イベントプランナーのスコープ

体制をご紹介したところで、続いてイベントプランナーのスコープについてご説明します。

「イベントプランナー」と一言に言っても、企業や個人によって、担当する領域はさまざまですよね。弊社では、プロジェクト全体の企画や方向性の策定は他ユニットに所属しているアカウントプランナーが担当します。ですが、プロジェクトによっては、イベントプランナーもアカウントプランナーと一緒に企画設計に加わります。プロジェクト全体の方向性が決まったあと、イベントプランナーは決められた方向性に沿ってイベント / 音声コンテンツの企画・制作を行ないます。イベントプランナーが担当する主な領域は以下の通りです。

・コンテンツの企画
・見積書の制作
・音響、照明、配信会社などの手配
・キャスティング
・外部パートナーのディレクション
・台本やスケジュールなどの資料作成
・現場のディレクション

では、ここからはイベントプランナーが実際に手掛けたプロジェクトを見ていきましょう。


株式会社ゴールドウインによる、ゲストを招いた配信型社内研修プログラム

最初にご紹介するのは、株式会社ゴールドウイン(以下、ゴールドウイン)の配信型社内研修プログラム「School of S²AT(スクールオブサット)」です。


◯「School of S²AT」とは?

「School of S²AT」は、ゴールドウインの未来を担う社員の発想力や想像力を鍛えることを目的に、ゴールドウイン社内でスタートした研修プログラムです。これまで、この社内研修プログラムは、「Sports・Science・Art・Technology」のカテゴリーに属する著名なゲストを招き、社員がインタビューした様子を配信するという形式で、ゴールドウイン社内で企画・運用されていました。

弊社が手掛けたのは、この社内研修プログラムのリニューアル。CINRAのアカウントプランナーがプロジェクトの方向性と座組みを策定したあと、イベントプランナーがプロジェクトに加わり、コンテンツの企画・制作を進めました。

プロジェクトの詳細についてはこちらをご覧ください。


◯コンテンツができるまで

この社内研修プログラムの大きな特徴は、社外からゲストを招くというところ。ゲストのキャスティングはイベントプランナーの重要な仕事の一つです。また、このプロジェクトの場合、クライアントからキーワードの提示があり、それに対してイベントプランナーがゲストを提案するケースもあったそう。イベントプランナーの、日頃のインプットやリサーチ力が問われる場面ですね。

ゲストが決まったあとは、ゲストに関する情報をより深くリサーチし、企画を詰め、台本作成を行ないます。このプロジェクトを担当したイベントプランナーは、「School of S²AT」の目的である、社員の「新しいものを生み出す力」「挑戦するスピリット」「共創力」を育むことを軸に、ゲストのユニークネスを最大限に引き出すような内容を台本に落とし込んだと話します。台本完成後は、ゲストやMCの方との目線合わせを実施。その後、収録に臨むという流れでプロジェクトは進行していきました。


◯企画につながるインプット

イベントプランナーが仕事をするうえで大切なものの一つが、日々のインプットです。弊社のイベントプランナーは、SNSでもWebメディアでも、とにかく毎日たくさんの情報に接することが大切だと言います。「世の中の時流をとらえたうえで、いまどんなトピックが注目されているのか。それはなぜなのか?」ーーそういった視点で情報に接する姿勢が、企画の質を高めることにつながっているようです。


若者の「声」を届けるPodcast番組

次は、「coeプロジェクト」から生まれたPodcast番組『ちいさなcoe』をご紹介します。


◯「coeプロジェクト」とは?

「coeプロジェクト」は、CINRA, Inc.と、ソーシャルデザインと新市場創造を専門領域としたソーシャルビジネススタジオ・SIGNING Ltd.(以下、SIGNING)が共同でスタートさせた、若者たちの声にできない悩みを拾い上げ、企業をつなぎ、よりよい未来を考えるプロジェクトです。


弊社はこのプロジェクトのなかで、自社メディア「CINRA」内に展開する特設サイトの企画・制作、Podcast番組『ちいさなcoe』の企画・制作を担当しました。

プロジェクトの全体像についてはこちらをご覧ください。


◯他チームのメンバーとの連携

Podcast番組『ちいさなcoe』は、なかなか表にでることのない子どもたちの声を集めた番組です。この番組制作のなかで、イベントプランナーは、番組内のプログラムの企画、キャスティング、台本作成、取材のコーディネート・ディレクションなどを担当しました。

この番組の企画・制作には、イベントプランナーのほかに、番組内の聞き手、企画のサポート、音源の編集などで社内のさまざまなチームのメンバーが参加しています。それらのメンバーを巻き込みながら進めるプロジェクトだったため、イベントプランナーには、物事を円滑に進められるようなコミュニケーション能力が必要とされました。

また、このような、イベントプランナーが核となり他チームのメンバーと協力しながら進めていくプロジェクトでは、全体を俯瞰して見る能力も必要とされます。


◯世界観を伝えるための演出

音声コンテンツの企画・制作の進め方は、オンラインで実施されるイベント制作の進め方と大きな違いはありません。企画を考え、キャスティングを決め、台本をつくり、収録を行ないます。ただ、イベントと音声コンテンツには決定的に違う部分があります。それは、提供できる情報のかたちです。

音声コンテンツでは、視覚的な情報を伝えることができません。そのなかで、リスナーに番組の世界観やオリジナリティーを感じ取ってもらうためには、彼らの想像力を掻き立てることが重要です。「リスナーの想像力をどれだけ膨らませられるか」ーーそのことを視点に、弊社のイベントプランナーは台本制作を行っています。

加えて、収録現場のディレクションや音源編集も、番組の世界観を伝えるためにイベントプランナーが大切にしている要素です。現場では、完成した番組のイメージをつねに念頭におき、どうしたら聴き手がその世界にスムーズに没頭できるかを考え、演出や流れをディレクションします。また、音源編集では、コンテンツに最適な配信の所用時間を考えたうえで、伝えたいことが一番伝わる編集を意識し最終的なアウトプットをつくり出します。

今回は、二つのプロジェクトを通して、弊社のイベントプランナーの仕事をご紹介しました。最後に弊社のイベントプランナーに必要な事柄をまとめました。

・柔軟な企画をつくるために、さまざまな場所にアンテナを張ること
・ソリューションに囚われない柔軟な姿勢
・プロジェクト全体を俯瞰して見られる力
・さまざまな人と連携しながらプロジェクトを進めるために必要なコミュニケーション能力

この記事を通して、弊社の事業や所属しているメンバーの仕事に対する理解を深められることができたら嬉しいです。

ただいまCINRA, Inc.では、イベントの企画・制作、Podcast番組など音声コンテンツの企画・制作を行なうイベントプランナーを募集しています。この記事をきっかけに素敵な出会いが生まれることを楽しみにしております。


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