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異文化交流により、変化を生み出す。CINRAの「International Company」って?

こんにちは、CINRAの井手です。

2018年の12月から弊社ではミッション・バリューを整理し、組織変更を行いました。
新しい大きな3つの組織の切り分けはこちらです。

・International Company(所属メディア:アジアを中心としたクリエイティブシティガイド『HereNow』)

・Arts&Culture Company(所属メディア:日本最大級のカルチャーメディア『CINRA.NET』、自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ『She is』)

・Ownership Company(所属メディア:クリエイティブ業界に特化した求人サービス『CINRA.JOB』)

今回の組織変更では、弊社の3つの強みをベースに「カンパニー」と呼ばれる事業部をつくり、それぞれの事業部に自社サービスを紐付け、WEB制作などを行うクリエイティブチームを設けました。


そこで今回は、私の所属する「International Company」についてお話しします。

「International Company」と聞くと、名前の通り「インターナショナル」な仕事を行う事業部といったことをイメージされるかもしれません。ですが、私たちはそれだけに留まらず、「異文化交流により、変化を生み出す」ということを行っていきます。

世界中の人と人が交わる事で、新しい気付きや変化のきっかけをつくりたい。

壮大にも思える話ですが、そのために私たちは、時にはCINRAの強みである芸術文化の力を使い、また一方では、制作クリエイティブで培ったノウハウなどを活かし、その土地に住む人たちの観光PRやブランド開発などを行っています。

少し硬い説明となりましたが、ここからは、私たちの活動を具体的にご紹介します。

▶日本と海外を繋げる

東京オリンピックの開催が来年に迫ってきている中、「インバウンド」という言葉がよく聞かれるようになりました。

こういった日本全体の動きがある中、私たちには「観光」を超えて「異文化交流」に繋げたいといった思いがあります。私たちは日々、どうすれば私たちが関わる地域の人たちが自分たちの魅力を世界に発信できるのか、また、どうすれば世界の情報を受け取る人にとって新しい体験や交流のきっかけが生まれるのか、ということを考えています。


<I PLAY FUKUSHIMA>

福島県のインバウンド向けプロモーションサイトです。震災の影響により旅行者が減少している状況の中、世界各国の旅行者の興味属性(クラスタ)を切り口に、デジタルマーケティングを用いたブランディングを行いました。

I PLAY FUKUSHIMA


<OKAYAMA ART TRIP>

岡山県の魅力を台湾のフォトグラファーに紹介してもらう記事サイトです。プロモーションする側の目線ではなく、台湾人の目線を持ったクリエイターに撮影してもらう事で岡山の魅力を台湾の人たちに「行ってみたい!」と思ってもらえるよう企画しました。

OKAYAMA ART TRIP


<KickStarterプロジェクト>

日本のユニークな文化を海外に伝えるのも私たちの役目。CINRAはクラウドファウンディング大手のKickstarter(キックスターター)のオフィシャルサポーターです。例えばこちらのプロジェクトでは「私立探偵 濱マイク」シリーズ等を手がける林監督の幻のデビュー作「夢みるように眠りたい」のフィルム修復をKickstarterを通じて国内外に発信しています。

▶海外と日本を繋げる

私たちの活動範囲は日本からの発信だけに留まりません。日本人をよく知る私たちだからこそ、日本以外の国の魅力を日本人に分かる形で紹介することができます。

私たちはまた、グローバルな仕事は「インバウンド」と「アウトバウンド」その両面の視点を持ってこそ成し得ることができるものだと考えています。


<高雄市観光局プロジェクト>

台湾では台北が日本人にとって人気のある観光地として知られていますが、第二の経済規模を持つ高雄市も多くの見どころを持っています。このプロジェクトでは、その高雄市の魅力を日本人目線で切り取り、CINRAが持つ様々なメディアと連携し多面的なアプローチを行いました。

このプロジェクトのために制作されたシンボルロゴは、高雄市でもクラフトビールのラベルとして使用され、プロジェクトのリリースイベントも台湾・日本で同時開催されるなど、国境を超え双方が取り組んだプロジェクトとなりました。

潮風感じる、ゆるい街 台湾・高雄

▶世界を繋げる

私たちは、他国間の交流を促すことによって「変化を生み出す」ことができるとも考えています。その為には芸術文化の力や個人のコミュニケーションが、政治を超えお互いの理解に繋がりやすい突破口であると考えています。

アジアを中心としたメディア『HereNow』は「その土地でしか体験できないトレンド」を紹介するトラベルガイドです。サイト内では東京や京都といった日本のよく知られた観光都市ではなく、ソウルや福岡といった都市が人気を集めています。

また、台湾の人がソウルの情報を見にくるといったアクセスも多く、日本だけではなく世界の様々な国の人が交差するプラットフォームとしても利用されています。

WEBだけではなく、旅行先で使えるアプリもリリースしており、「旅行先の今いる場所から近いスポットが一覧できてすごく便利!」といった声も多く頂いています。

HereNow


私たちのチームはとてもカラフル。多様なメンバーで構成されています。

例えば、元CINRA.NETのアート担当編集者、時間を見つけては海外へ出かけるフットワークの軽いメディアプロデューサー、多種多様な企業のブランドプロジェクトを行ったプランナー、台湾に広いネットワークを持つ日本語堪能な台湾人スタッフ、カルチャーを愛するプランナー、アプリ・Webサイトなんでも来いの開発者など……。

私自身もカンパニーリーダー、クリエイティブディレクターとしてプランニングからデザイン、画像制作まで担当しています。個性的なメンバーが集うチームですが「ゴールに近づくためにはこれが必要だ』という共通のものがあるからこそ、それぞれの個性を発揮しながらもチーム一丸となって物事に取組むことができています。

幅広い活動を行う「International Company」、いかがでしたでしょうか。

『HereNow』と一緒に何かやってみたい、メンバーとちょっと話してみたい、などいつでもWELCOMEです。実際にお話できる機会を楽しみにしています!

International Companyメンバー(一部)

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