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※画像はいつも働きやすい環境づくりに注力してくれている人事総務コンビ^^
いわゆる「働き方改革」ってあるじゃないですか。流行ってますよね。トレンドですよね。
CINは時流に乗るのが大好きなので、こういう波にはすぐ乗っちゃいます。もちろんぼくも一社員として、働きやすい環境を会社側が用意してくれるのは大歓迎なので、さらに後ろからあおったりしてます。あおり運転です。
と、いうことで、実は3年ぐらい前から地味にはじまっているCIN流の「働き方改革」その具体的な施策をご紹介します。
『スマ勤』(スマート勤務制度)
CIN GROUPの営業時間、いわゆる定時は『10時~19時』です。とっても渋谷時間ですよね。ただ、メンバーが増えるにしたがって、さまざまなライフスタイルやライフサイクル上の事情とか都合とかがデてきました。たとえば、新卒で入社した男性が結婚して、子供が生まれた、とか。小さい子を持つママさん営業とか。ま、どちらもお子さん関係ですな。あとはこれから親の介護とかも出てくるかもしれない。
もっといえば、今日は早目に会社に来て、早く仕事を切り上げてデートしたい!とか部署ごとまるっと17時から打ち上げ行きたいとか、いろいろあるわけですよね。仕事もプライベートもどっちも充実させたいのがCINである以上、そこは定時にあわせてよ、というのもいかがなものかと考えました。
そこで生まれたのが、スマート勤務制度。略して『スマ勤』です。
これは社員が仕事を調整して8時出社~17時退社、9時出社~18時退社、10時出社~19時出社の3つの勤務時間帯から自由に選ぶことができるというもの。固定ではなくいつでも任意で選べるところが便利でしょ。導入して約3ヶ月経過しているのですが、実に社員の40%超が利用済み。しかも設計当初「営業は使いにくいかもな…」と思っていたのですが、実際には職種の別なく使われています。
『Reメンバー制度』
最近とくにおもうんだけど、会社って生きものなんですよね。絶えず成長している。だからその成長過程で最適化されない、またはできないメンバーはそこにいないほうがいい。お互いのために。だけど、それは決して会社からみてそのメンバーのことが嫌いというわけじゃないし、幸いなことにCINを卒業していくメンバーはみんな口々に「会社のことは好き、働いてる人がみんないい人」と言ってくれます。たまたま個人の夢や目標のベクトルとその時点での会社の方向性がズレただけのことなんですよ。
だったら、CINを出ていった先で、また最適化が図れなくなったとき、気軽に戻ってこれたらいいんじゃないか。そんな思いでつくったのがこの『Reメンバー制度』です。書類選考はもちろん選考的なことは一切なし。もしその時点で元のポジションがなくても、会社全体で探します。
まだ該当者はいないのですが、もしかするとそろそろReメンバー1号社員が誕生する、かも?
『夢中時間』
残業手当、ってあるじゃないですか。もちろんCINもみなし残業時間を超えた残業については手当をお支払いしています。でも、せっかく払うなら、残業っていう言葉の持つなんかこう、後ろ向きなイメージを払拭して、前向きな気持ちでの頑張りに気持ちよく払いたい!と思うのが人情ではないか?
そんなふうに思って、そもそも残業ってなんだろう、ということから考えました。もちろん定時内に終わらなかった作業を定時外に残ってこなすこと、なんだけど。定時内に作業を終わらせるように努力することは、前提としてやるべきではないか。それでも終わらない場合は業務過多だったり、作業工程を見直せばいいんじゃないか。
その環境をつくった上で、定時を超えて仕事を続けるというのは、これはもう、一生懸命打ち込んでいる、つまり夢中になって仕事に専念しているうちに気づけば時間が過ぎていた、みたいな状態だったらそれは素敵なんじゃないか、と。多少理想論入ってますが、目指していきたいのはそこだよね、という合意のもと、CINでは残業時間のことを『夢中時間』と、残業手当ではなく『夢中手当』と呼ぶようにしています。いちばん目指すべきはハイ達成しているのに、夢中時間ナシ!ってこと。プロならそこを狙おうよと。逆にすごく夢中になって時間を費やし、手当をたくさんもらっているのに未達成…それはありえないよね、ということです。そこにはきちんと指導が入るべきですよね。
大事なのは社員ひとりひとりの自覚と運用
と、いろいろな角度から「働き方改革」に取り組んでいるCINですが、ここでひとつ、声を大にしていっておきたいのは、これらの制度はただ作っただけでは意味がない、ということです。大切なのは、ひとり一人のメンバーがこの制度が生まれた背景を知り、自らのパフォーマンスを最大化するために有効活用すること。そして運用を通じて感じたことをどんどん意見して、よりよい制度に自分たちの手で育てていく…そうすれば、本来の制度の目的である「働く人が本当の意味で幸せになる」を実現できるはず。
楽するためにあるわけじゃないし、サボるためにあるわけじゃない。ぬるい環境をつくりたいわけでもない。しっかりと利益を追求し、生産性の高い仕事ができるような技術を身につけた上で、プライベートも充実させること。つまり世界で通用するビジネスパーソンになるための、カタパルトのようなものなんです。
CINではこれからも、仕事とプライベートを同時に充実させるためのさまざまな制度をつくっていきます。すべては「仕事を楽しめる会社をつくる。」というマニフェストのもとに。