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【代表インタビュー 】C Channel株式会社 代表 森川亮

改めて自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか

大学を卒業してエンジニアとして日本テレビに入社をしました。最初は社内でプログラミングをしていましたが、その後報道担当になって選挙の予測システム「選挙出口調査」を作りました。地方の選挙をチームで回ったりしていて、仕事で全国飛び回っていましたが、夜の全国行脚も楽しかったです(笑)20代後半で「視聴率の分析システム」を作るためにNYまでリサーチに行ったり、色々なアメリカの放送局をまわってインタビューをして、どういう風にやったらいいのかを現地でリサーチして、それを形にした結果賞を頂きました。12年日本テレビにいましたが、グローバルな事業を手がけたいという思いは日に日に強くなって、最終的にそれを求めてソニーへ転職しました。ソニーでも、中々やりたいことがやれない状況で。グローバルに展開する事業を手がけたいと思っていても、大手企業だとどうしても動きが後手になるなと実感して、ベンチャー企業への転職を意識するようになりました。その後、ハンゲームジャパン(現LINE)へ転職することとなって、東日本大震災後にコミュニケーションアプリの「LINE」を作りました。震災でインフラが止まり、電話がつながらないなどという非常事態に相手がメッセージを読んだかだけでも分かるようなものを形に出来ないかと思って作りました。LINEでは、開発1カ月半でリリースし、機能改善を繰り返しながら、1年半後には1億人に使ってもらえるサービスを作ることが出来ました。

どのような想いで会社を起こしたのか教えていただけますでしょうか

テレビ局時代から海外に行くことも多く、空港であったりNYのタイムズスクエアへ行くと日本の看板があったり、ソニーやファーウェイ、サムスンのような有名企業の広告がありますよね。それを見てショックを受け「自分達の世代が何も残してないな」と危機感を感じて何かやらないといけないなと強く思い始めるようになりました。「日本が元気になるような事業をしたい」と考えるようになり、日本からスタートして世界に羽ばたく企業を作りたくて会社を立ち上げたのがきっかけですね。明るい話題を発信して、社会全体を元気にしたい、と考え始めて生まれたのが動画を主体とした若い女性向けの新メディアだったんです。女子のための動画ファッションマガジンを運営するC Channel株式会社を設立しました。

C Channelの状況について教えてください

C Channel株式会社では、個人の発信を応援する事業としてSNS上で影響力を持つインフルエンサ ーとブランドのマッチングプラットフォーム『Lemon Square』を事業の核とし成長しています。メディアから個人にシフトする中で、インフルエンサーマーケティングに絞り「Lemon Square」として事業を始めて3年ほど経ちましたが紆余曲折しながらようやく光が見えてきました。インフルエンサーの時代が来るのは間違いなく、口コミから人気インフルエンサーまで広がり、あとはこれをどうマネタイズしていくかが次のフェーズだと思っています。インフルエンサーの領域は感性の領域で、それをテクノロジーの領域に落とし込むことろが我々の次の一手かなと思っています。

森川さんの子供時代、学生時代はどのような人物でしたか

幼少期から歌が好きで、子供の頃は合唱団に所属してミュージシャンのバックコーラスをしていました。小学校時代は歌が得意で、歌を歌うために生きていた子供時代を送っていました。中学生になると突然勉強が出来るようになって、県立高校のトップ校へ入学をしたので「東大へ行って真面目な道に進もう」と思っていましたがドロップアウトをしてしまい(笑)、ブラスバンド部へ入っていた影響で音楽との関わりが強く音楽の仕事がしたいなと思うようになりました。色々なシンセイザーを使う中でテクノロジーを使った音楽領域に興味を持ち、筑波大学の情報工学部に進学することになりました。大学時代もジャズにはまり、ジャズばっかりやっていたそんな学生時代でした。

普段はどんなことをされていますか

普段は仕事しかしてないですね(笑)趣味の一部が仕事になっていて、本を読むこともそうですが、基本的には全て仕事の要素になることをしています。「人生=仕事」なので、生きる先にたまたま仕事があるだけなので、仕事の延長線上に何か必要なことをしていますが、唯一家族だけが仕事とは関係ない部分で息抜きになっています。家族と旅行に行ったり、食事に行ったりしますが、家族も仕事の対象であって、会話の中にも仕事に繋がることもありますね(笑)

森川さんは悩みとかあるのでしょうか

悩みはありますよ(笑)社員がどうしたら成長するのかということが気になります。逆に言うと社員が成長しないと会社が成長しないと思っています。ここが解決出来れば全ては解決出来ると思っていますが、最近は社員が成長しなくても会社が成長する方向も考えないといけないなとも思っています。

色々な経験がある森川さんがC Channelを今後どうしていきたいかお伺いできますか

今後は、インフルエンサーだけではなく「新しいサービス業」だと思っています。AI革命が起きて多くの仕事がなくなるといわれています。コロナ禍でサービス業に従事している人の仕事がなくなってしまうということがありました。仕事の場を失った販売員の方がインフルエンサーやソーシャルバイヤーとなってオンラインで活躍できるようなステージを作れたらいいなと思っています。仕事としてインフルエンサーやソーシャルバイヤーという方が増えていく中で、国境を越えて、みんな活躍できるような新しいプラットフォームだったり、C Channelが新しい仕事を作るような場になっていけたらいいなと思っています。

Wantedlyをみて仕事を探している人たちにメッセージをお願いします

やりたい仕事であればまずはやった方がいいと思います。Wantedlyはインターン募集も多いと思いますので、機会があればインターンで試してまずはやってみる。やってみて結果を出す。アルバイトをするよりインターンシップをした方が確実に成長に繋がると思います。インフルエンサーの仕事は特にやらないとわからないことが多いので、色々なチャレンジをすることが大事だと思います。挑戦をしないことほどもったいない事はないです。まずは自分がやりたいと思ったことは何事にも挑戦してみることが大事だと思います。若い方には、失敗を恐れずに色々なことに挑戦してほしいと思います。

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