小林 慶彦のプロフィール - Wantedly
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今回は入社歴4年、エンジニアの小林さんにインタビューしました。2023年を振り返ってみて、Catallaxyやエンジニアチームにとって、どんな一年だったのかをお話いただきました。
ー 小林 慶彦
入社:2019年9月
ポジション:エンジニア
現在の仕事内容:自社プロダクトCHAINの開発
ーーー2023年はどのような年でしたか?
CHAINの開発が始まり、リリースをして使ってもらえる状態にまで至った一年でした。
ーーー開発において特に力を入れたことはありますか?
CHAINの開発に伴って、開発体制が変更されました。具体的にはMitsuriとCHAINの二つのチームに分かれる形になったのですが、僕はCHAINチームで新たな機能の開発を担当することになったので、その設計についてなどをみんなで工夫しながら取り組みました。
ーーーチームを分けて開発する上での問題はありましたか?
初期にはレビュワー不足による負担増加など、ちょっとした問題は発生しましたけど、それぞれの製品の内容が全く異なるので、チームを分けて開発すること自体は大きな問題にはなりませんでしたね。
ーーーCatallaxyでチームを分けての開発は初めての試みだったのではないでしょうか?
今までもMitsuriの中で機能別に分かれて開発するということはあったので、その時のイメージを持って取り組みました。
その経験から言うと、一人作業が増えちゃうとだんだん苦しくなってきたりするんですよね。ただ今回は二チームに分かれただけで、一人でやってるわけではないので、そういった困った状況にはなってないです。
ーーー一人で作業していると、具体的にどういった問題が出てくるんですか?
一人でやってると、その人の持つ知識内で全ておさまれば良いんですけど、新しい技術を使わなきゃいけなくなったりすると、だんだん苦しくなってくるんですよね。
あとは単純に、周りから見たら何をやってるのかわからなくなっちゃったりします。例えばエンジニアじゃない人がマネジメントをやっていて、その人にちゃんと進捗が妥当かどうか見てもらえたらいいんですけど、その判断ができないと「仕上がりが遅い」って文句を言われちゃうこともあります。客観性がなくなっちゃうんですよね。
ーーー二つのチームで意見交換は行っていますか?
金曜日のエンジニア週次ミーティングでコミュニケーションは取ってますが、その時間は雑談してるだけで、業務的な話はほぼしてないです(笑)
ただ新しい技術を取り入れたりすると、Mitsuriチームのメンバーが「あれはどんな感じですか?」と聞いてくれたりします。
ーーー去年、変化や成長を感じることはありましたか?
CHAINとMitsuriが分かれたことで、会社内で様々な変化があったと思っていて、みんなが「アプリケーションどうしよう」「今こうなってるけど、こうしたいよね」といった話を色んなところでするようになりました。
会社全体としても、自分の担当してるところだけにフォーカスするんじゃなく、「どうしたらもっと良くなるか」という視点に意識が向くようになったことは大きな成長だと感じています。
あとは、月に1回のサテライトオフィスでの集まりに、エンジニア以外のメンバーも来てくれるようになりました。甲平さんも毎回のように来てくれて、エンジニアだけでは聞けない話を共有できるようになったのは、とても良い変化だったと思います。
定期的に集まっているので、単に楽しいだけでなく、社内の心理的安全性を高める効果もあったと思います。僕はあんまり家を出なくても平気派なんですけど、たまには家を出てみんなと顔を合わせて話をしたりっていうのが、気分転換にもなって良かったですね。
(3月の集まりの様子)
ーーー課題に感じていることはありますか?
エンジニアの人数が減っちゃったので、新たに採用するのか現状のメンバーで対応していくのかが課題ですね。インターン生も今年いっぱいでいなくなると思うので、新たなインターン生を採用するのであれば、育てる時間についても考えていかないといけないです。
ただ、今の人数でもスピード感はそんなに悪くないと思うので、どこで妥協点を見つけるかが大事だと思ってます。仕様を詰める作業は他のメンバーが悩みながら頑張ってくれているんですが、やっぱりそこが一番大変なんですよね。その作業をしてくれている間に、僕たちは開発を進めていけるので、「あれ、まだできてないの?」みたいな状態にはなってないです。
今後は、これまで通り開発のルールを継続的に見直していくつもりです。みんながストレス無く開発できる環境にしていければ、より良いものを作り出せるんじゃないかなと考えています。
ーーー今年の目標はありますか?
CHAINをもっと多くの人たちに使ってもらえたらいいなっていうのはあります。必要としている人はたくさんいると思うので、彼らが求める機能を提供していきたいですね。
ーーーありがとうございました!