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理系学生向けオンラインセッションに、ゲストスピーカーとして参加しました【カスケード(ジャパン)リミテッド】


10月19日、日本工業大学大学院の授業の一環で行われている、グローバルキャリアと語学学習に関するオンラインセッションに参加しました。ゲストスピーカーとして、英語と日本語を交え、弊社の事業について紹介し、海外での仕事の経験やグローバル企業での就業環境についてお話ししました。
セッションには、機械系・電気系・化学系・情報系といったあらゆる理系学部を専攻されている学生さんたちが参加されていて、就職に関してや海外とのビジネスに興味のある方も多かったです。弊社のようなBtoBの企業にとっては、あまり業界以外の方とお話しする機会がないので、理系の学生の皆さんがどんなことに関心があるのかを知れる貴重な経験となりました。

セッションの後半には、学生の皆さんから色々な質問を頂き、私の過去の経験や主観をもとに答えさせて頂きました。今回は頂いた質問のなかから、Wantedlyユーザーや弊社の募集記事を見て下さっている方も気になるのではないか?と思ったトピックについて、紹介します。

Q. 仕事のどんなところが面白いですか?

A. いろいろな面白さがあります!

自分が考えた構造がカタチになる瞬間は、設計職の醍醐味と言えると思います。他にも、新しい仕事にチャレンジして学びが得られる瞬間も、プロジェクトを軌道に乗せる瞬間も、困っていた課題を解決できる瞬間も、やりがいを感じられる場面はたくさんあると思います。
お客様に喜んでもらえるような仕事ができた時も嬉しいですが、たとえ社内のちょっとした雑用のような仕事であっても、誰かの役に立てることは嬉しいものです。人に『ありがとう』と言ってもらえる瞬間には喜びがあります。

Q. 海外で仕事をする際、文化の違いによって苦労したことはありますか?

A. あります。日本人って細かくてきっちりしてるんです。

工場での生産工程の管理や、納期に対する意識、品質に対する意識の面で、文化の差を感じることは度々あります。とはいえ、どこの人たちも好意的に接してくれる人が多く、一生懸命仕事をしているように感じる機会が多かったです。
私が工夫していることは、日本国内では常識として通じるようなことでも、相手にとっての常識ではないこともあるので、大事なことほどマメに確認をするようにしています。海外出張の際は、頻繁に製造現場に足を運んで自分の目で確かめたり、担当者と直接コミュニケーションをとるようにしていました。

Q. 4技能(リスニング/スピーキング/リーディング/ライティング)の中で、どれが一番重要ですか?

A. 頻度で言えばリーディング/ライティングの機会が多いです。英語学習は、外国語学習のノウハウを学ぶのにも役立ちます。

弊社の日常の業務の中で一番多いのは、メールのやりとりの中での英語の読み書きです。次いで、海外拠点とのビデオ会議や来日した出張者との打ち合わせで、リスニング/スピーキングの機会があります。
スピーキングに関しては、たとえ流暢に話せないとしても、一生懸命に伝えようとすれば、相手は耳を傾けてくれるものです。
また、英語学習で学んだノウハウは、他の言語を学ぶ際にも役立ちます。私自身、昔は中国への出張が多かったのですが、言葉がわからないなりにも図を描いたり、気合いでコミュニケーションをとるところからスタートしました。やがて頻繁に耳にする単語を覚えたり、ときには言葉の意味を調べていくうちに、少しずつ会話もできるようになりました。
あとから振り返ってみれば、学生時代の英語学習のおかげで出来たことだったと感じています。日本語のできない外国人と会話した経験があったからこそ、仕事でも自分から積極的に話しかけることができました。会話のなかで文構造を把握するにも、英語の文法の知識がなければも困難だったことでしょう。
特に製造業では海外との関わりが欠かせない一方で、 現地の工場では母国語しか出来ない人も多いので、少し言葉が話せるだけでも仕事の助けになります。
義務教育から慣れ親しんでいる英語の4技能をブラッシュアップすることは、世界中のビジネスパーソンとのコミュニケーションに役立つだけでなく、語学の効率的な勉強法を学ぶという点においても有意義だと思います。

Q. 外国人とのコミュニケーションで、相手が何を言っているかわからないときはどうしたら良いですか?

英語が公用語の国の人であっても、教科書のようなきれいな英語を話すわけではないので、人によっては訛りが強くて何を言っているのか聞き取れないこともあります。言われている単語の意味を知らないときもあります。
そんなときはなんとなく言われたことを想像して、「今言われたことってこういうことですよね?」と聞き返すようにしています。サッパリわからないときは、「Sorry? 」です。別にそれで嫌な顔をされたことはありません。ゆっくり話してくれたり、簡単な言葉に言い換えたり、親切に話してもらえることが多いです。


弊社は外資系企業の日本拠点ですが、全社員が英語を話せるわけではありません。とはいえ、海外からの出張者が来た際には一緒に食事に行く機会もありますが、自分のことばで話しかけている場面をよく見かけます。会話が難しい場面でも、英語ができるメンバーがサポートして、コミュニケーションをとっています。また、英語を学びたい方には、会社から学習費用の支援も受けられます。
グローバルな環境での就業経験がない方にとっては、最初は多少戸惑いもあるかもしれませんが、弊社の社風を体感して頂ければ、日系企業と変わりなく普通に働ける環境だと思います。人と人とのコミュニケーションが大切なのは、どこの職場でもきっと同じではないでしょうか。

少しでも弊社の仕事に興味を持っていただけましたら、これからどんなことをしてみたいか、弊社でどんな仕事ができるのか、まずはお話してみませんか? 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください。 お待ちしております!

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