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<Carryz研修>ITコンサルタントにおける戦略的思考とは?

こんにちは。Carryz採用担当です。

前回に続き、Csrryzで定期的に実施されている社内勉強会の様子をお送りしたいと思います。

今回は、ITコンサルタントに置ける戦略的思考とは?というお話です。


そもそも戦略とは?

「戦略」とは成功へ向かうための筋道のことで、「戦術」とは「戦略」を実現するための手段です。

たとえば将来アメリカで暮らすことが夢だという高校生がいたとしましょう。

その夢を実現するための筋道を考えることが「戦略」です。


つまり戦略とは一言で言えば、「進むべき方向性を明確にしたシナリオ」。

「成果を出すために何をするのか」「何を捨てれば効率的なのか」など総合的な準備、

計画、運用の方策で、目的を達成するために大方針に近いものである。

「何をすればいいのか」「何をすれば儲かるのか」というところから考え、企業の進むべき方向を考えることが戦略である。


では、戦術となにか?

戦略を実現するための手段が戦術なのです。

つまり戦術とは「手段、オペレーション」。

戦術は戦略を実現させるための手段であり、成果を出すための具体的な方法を指す。

現状の延長線上でやり方や方法を改善したり、業務を効率化したりすることが戦術と言える。

戦略と戦術を履き違えることが多いが、手段を戦略としてとらえてはいけない。


それでは、戦略的思考とは?

戦略的の根底にあるものは、混然一体になったものや、常識という「パッケージ」に組み

込まれた事象を分析し、「本質」に基づいてバラバラに分解し、有利になるように再度

「アプローチ」し直し、「計画」をたて、攻めに転じることである。

つまりは

を行うことが戦略的思考である。


戦略的思考の必要性とは?

戦略的思考はコンサルにおける必須の思考スキルといえます。

コンサルタントは、問題を発見し、論理的に分析、問題解決に導くことであり

経営戦略や事業戦略の立案などにも携わるため、戦略的思考がなく進めた場合、

その場判断での行動を行うため、現場は無秩序になりやすく、カオスと化すことがあります。

つまり戦略(最終的な目的)がないため、目の前に起きた事象を解決することを目的としているため、

その先につながる目的がないが故に、根本的な解決にならないのです。

コンサルタントは戦略的思考を身につけることで、根本的な解決に導くのです。


戦略的思考を理解するためにはプロセスが大切

まず第一に思考プロセスを理解することが必要です。

戦略的思考は前項で説明した通り、「パッケージ分析」「本質分析」「アプローチ分析」「実行計画」の

プロセスを理解することで、現象→グルーピング→抽象化→アプローチの順に現象を追随し

問題点を抽出し解決策を導き出すこと。つまりは、現象としては現れている問題が何に帰属し、

何に関係しているのかを抽象化させる必要という事です。

抽象化が済めば問題点・解決策が明らかになるため、

実行するための計画を立てることができるようになります。


このプロセスをITに置き換えた場合・・・


”戦略的思考において大切なこと”

プロジェクトの達成は、戦略(目的)を達成することを理解すれば、

ITプロジェクトでの要件定義や設計、プログラム開発、テスト、運用に至るまで、

何のために実施しているのか理解でき、道筋を見失うことなく、

高い視座にてプロジェクトの遂行が可能になります。

道筋を見失ってしまうと、システムをリリースすることが目的となってしまい、

本来達成すべき戦略(目的)を無視し(忘れ)始めてしまいます。

もし、そうなってしまった時は、戦略を再度見直(何を達成すべきなのかを整理)し、

プロジェクトを戦略思考に基づき、パッケージ分析・本質分析・アプローチ分析・計画を

立てなおすことで、達成するにあたって必要なタスクのみに取捨選択できるため

本来の道筋へリカバリーが可能となります。

いきなり思考を変えて行動することは難しいかもしれませんが、

意識して行動することで、自然と戦略的思考が身体に身についてくるでしょう。

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