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カンリーにCTOとしてジョインしました

こんにちは!
カンリー採用担当です。カンリーのストーリーを覗いて頂きありがとうございます!
今回は、社員による入社エントリ「カンリーにCTOとしてジョインしました」をお届けします。
※本内容は2024/9/2に公開された記事リライトした内容となっており、情報は当時のものとなっております点予めご了承ください。

みなさま初めまして、小出と申します。

このたび、2024年9月1日より株式会社カンリーにCTOとしてジョインし、新たな挑戦をしてゆくこととなりました。

【プロフィール】
小出 幸典 | Yukinori Koide
慶應義塾大学大学院修了。アクセンチュア株式会社を経て、2014年7月に株式会社Gunosyへ入社。メディアプロダクトの配信アルゴリズム開発や、全社データ基盤構築等を担当し、2019年7月に執行役員CTOに就任。2022年より業務委託としてカンリーの事業に携わり、2024年9月執行役員CTOに就任。

いわゆる入社エントリというものになりますが、これまでの経歴やカンリーに入社する理由、そしてCTOとして何をやっていくかについて触れさせていただければと思います。

目次

  1. 自己紹介
  2. 学生?バンド?学生時代
  3. 新卒(アクセンチュア)
  4. 前職(Gunosy)
  5. カンリーとの出会い
  6. 副業としての関わり
  7. なぜカンリーにジョインするのか
  8. もっと事業成長を加速させていきたい
  9. と言いながらも、最後は人
  10. これから何をしていくのか

自己紹介

まずは自己紹介をさせてください。略歴としてはプロフィールに書いてある通りなのですが、少しかいつまんで書きたいと思います。

学生?バンド?学生時代

高専に通っていた頃、地元の同級生たちとバンドを組み(そんな大層なものではありませんが)、音楽活動をしていました。昔からPCは得意なほうだったというのもあり、HP作成・フライヤー作成・レコーディング後のミックスダウンなど、PCで行う作業はだいたい自分がやっていました。この頃からだいぶPCやインターネットに触れていたと思います。

まわりのメンバーが高校を卒業するタイミングで、自分は高専の4年生になったのですが、皆「就職はせずバンド一本でやっていく!」という空気の中、自身もさもそれが当然かのように高専を休学しバンド活動に専念していました。
バンドメンバーと「一緒にいいものを作ろう!」と日々ああでもないこうでもない、と議論していたことであったり、ライブを控えての緊張感、ライブを終えての達成感など、「チームで何かに取り組む」「チームで何かを達成する」ということに対する喜びであったりの価値観は、この時代に形成された気がします。

諸般事情があり、志半ばで音楽をやめることになったとき、どこかに就職するかと考えていた中、幸いなことに、両親から「大学へ行くのであれば支援する」と背中を押してもらい、予備校を経て、大学へ。(ということがあり、ストレートに大学に入った人よりは回り道をした形に)

大学では自然言語処理・機械学習など、いまでいうAIの領域を研究しつつ、ソーシャルゲームが流行りだした頃合いだったということもありスタートアップでソーシャルゲームの開発、時給が良かったことを理由に大学のITセンターでネットワーク・インフラの管理のアルバイトなど、謎にフルスタックな経験をさせてもらいました。

新卒(アクセンチュア)

学生時代にスタートアップで働いていたこともあり、違う世界を見ようとアクセンチュアへ。(とは言ってもITの世界ではあったのですが。)
ちょうど「ビッグデータ」という単語が流行り始めた時期、学生時代に機械学習・データ分析の研究をしていたこともあり、「業務の中でデータ分析を取り入れていきましょう」という支援をするプロジェクトへ。

これはこれで楽しかったのですが、やはりコンサルという立場だと、提案はするけれど自分でドライブしていくという感じが薄く、事業会社の中でやってみたい!という気持ちが強くなり、転職を決意。

前職(Gunosy)

データ分析や機械学習が事業やプロダクトのコアになっているような会社を探す中、学生時代の先輩からGunosyを紹介され、ジョイン。最初はデータ分析エンジニア(?)としてジョインした気はするのですが、当時のエンジニアチームは10名ぐらいで、必要なことであれば皆なんでもやるスタイルでした。

初めましての方と会話していると「LayerXの松本さん(Gunosyの前CTO)と働いていたんですか?」と聞かれることがたまにあるのですが、机を横に並べて一緒に喧々諤々と、というイメージではなく、基本的に松本さんが新しいことををやるために、それまで松本さんが持っていたものを引き継ぎ巻き取る、という立ち回りが多かったように思います。

そんな形で、社内の多くのプロダクトに関わっている中で、松本さんが退任。後を託される形で、最初はVP of Techとして、後にCTOに。(まさかここでも引き継ぐことになるとは、というのは冗談です)

CTOに就いてからは、現場を奔走しながらも、組織全体を見る比重も上がり、エンジニアチームとしてどうあるべきかの定義であったり、生産性を上げるための技術的な取り組みを中心に行っていました。

カンリーとの出会い

ちょうど3年ほど前、新卒時代の友人から「友達が勤めている会社で技術面で困っていることがあるらしく、相談に乗ってもらえないか?」と打診があり、カンリーのメンバーと一度話をすることに。
代表の辰巳やVPoE(前CTO)の長谷川とも話し、「副業で関わってもらうことは可能か?」と打診を受けました。しかし当時、仕事・プライベートともに大変な時期で時間の捻出が難しく、「また状況が変わったら」と一旦お断りさせていただきました。

そこから半年ほど経ち、再度辰巳より「近況はどうですか?」と連絡がありました。少し状況が変化していたこともあり、「今なら身動きが取れますー!」と軽いノリで返答し、副業として関わり始めました。

副業としての関わり

そこから約2年半、最初はSREチームのアドバイザーから、カンリーホームページのインフラリプレースのサポート、カンリー福利厚生(フクリー)の開発支援、エンジニア組織強化のための施策に関する壁打ち、EM陣のメンタリング等、技術・組織の両面で関わってきました。

中でもカンリー福利厚生については、構想段階から話を聞いていて、経済圏構想やその先他の領域にどうつなげていけるかなど、たくさん議論に参加させてもらい、この先の展開にすごくワクワクさせられました。

また、いろんな打ち合わせに同席させてもらったり、いろんな方と話をさせてもらう中で、バリューの浸透はもちろん、皆が高いレベルでバリューを体現しているのを目の当たりにしました。

なぜカンリーにジョインするのか

私事にはなりますが、ちょうど今年40を迎える年齢となったこと、前職で10年(CTOとして5年)やったこと、やり残したことがなかったとは言えませんが、幸いにも引き継げるタイミングが揃ったことから、新しい挑戦をしたいと思うようになりました。

前で書いた通り、カンリーとは色々な面で関わっており、その中で事業構想や今後の展開が面白そうだと感じたり、カンリーのバリュー・バリューに対する考え方については共感する部分が多く、魅力的な会社だと思っていました。

もっと事業成長を加速させていきたい

副業の形でカンリーに携わり、受けていた印象としては、「実現したいことがたくさんあるけれど、(主に開発面で)スピードを出せていないな」というものでした。
以前、代表の秋山と話をした際に、「新規事業を進めているが、既存事業も伸ばしていかなければならない状況で、既存事業から人を引っ張ることはできないので、必死に採用を進めている」と聞いて、アクセルを踏むべきタイミングで踏むためにも、エンジニアチームの組織体力をつけていく必要があるなと思っていました。

逆に、大きな構想がある中で、エンジニアチームがよりスピードを出せるようになっていくと、事業・会社としてもっと成長していけるのでは、という感触を持つと同時に、そこに自分が貢献できる部分がたくさんありそうだ、やりがいがありそうだと思ったのがひとつのきっかけです。

と言いながらも、最後は人

何かを変えていくことは、ものすごくエネルギーが必要なことだと思っています。一方で、一人だけ躍起になってもから回ってしまうだけで、どれだけ同じ熱量をもって目標に向かえる仲間・理想を語り合える仲間がいるかが重要だと思っています。(元バンドマン的な表現をすると、「一緒にバンドを組めるか」的な)

代表を含め経営陣、EMをはじめとしたエンジニアチーム、かなり多くの人と会話させてもらい、この人たちであれば同じ熱量を持って向かえそうという手応えを感じたので、ジョインを決めました。

これから何をしていくのか

会社・事業ともにここから大きく拡大していくフェーズを迎えており、さらなる飛躍をするためにも、目下、エンジニアチームをスケールさせていくための土台を作っていきたいと思っています。

下記、VPoE長谷川のエントリで、色々な課題の解決を託されていますが、蓄積された技術負債の解消、チームの技術レベルの底上げ、スケールするための標準化等々はもちろん、バリューを大事にするこの会社・このチームだからこそ、「カンリーのエンジニアとしてこうあろう!」といった行動指針・文化を皆と一緒に作り上げていけたら、と思っています。

最後に

今回は入社エントリということで一旦このあたりにしたいと思いますが、これからどういったエンジニア組織を目指すのか、具体的に何をどうやっていくのかについては、改めて別のエントリで書かせて頂きたいと思っています。

最後の最後に

これからさらなる飛躍を目指し、一緒にエンジニア組織を盛り上げていってくれるメンバーを大募集中です!
もちろんエンジニア職以外にも広く募集しています!

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