創業8年間でグループ売上高140億円まで成長してきたバレットグループ。広告事業・人材事業・D2C事業・システムインテグレーション事業と様々な事業を展開しております。
事業を展開する上で重要視しているのは「人」です。「何をやるかよりも誰とやるか」と断言するほど、人を重視しています。
バレットグループには「人を育てられる人を育てる」という経営理念があり、この理念を中心に様々な文化や制度があります。今回はその一部をご紹介します。
【文化】情熱リーダーに任せる
自ら手を挙げた人に多くの経験をさせ、任せることが成長の近道だと考えます。また、「出来そうな人に任せる」よりも「やりたい人に任せる」ほうが事業も個人も成長します。新卒社員、中途社員、年齢、性別は関係ありません。
この「情熱リーダー」を見つけること、育成することが事業を成功させる鍵となります。
【文化】ポジション(立場)が人を育てる
「情熱リーダーに任せる」とはいえ、任せる人の経験やスキルが不十分なこともあります。
しかし、少し背伸びをさせるくらいのスピードでポジションを用意し、任せることが成長を加速させると考えます。
簡単な仕事ばかり行っていては成長はありません。失敗を恐れてチャレンジしないこと、チャレンジさせないことは個人にとっても会社にとっても機会損失となります。ポジションを与え、予算や権限を与え、当事者として仕事に向き合っていただきたい。
社員の1人ひとりの成長こそが、会社の成長に繋がると考えます。
【制度】リーダー・マネージャー研修
ポジションを与え、任せるだけでは、完全に個人に委ねる形となってしまいます。それでは、組織の再現性もなく、組織によって考え方はマチマチ…という事態も生じかねません。
そのため、バレットグループではリーダーやマネージャーに対して、様々な研修を行っています。コンプライアンス研修、自己開示に関する研修、人事考課時の注意点をまとめた研修、フィードバックの意義・注意点をまとめた研修…。
これらの研修プログラムは社内で専門のチームが「今、必要なことは何か?」「どういうリーダー・マネージャーを育成すべきか」を議論し、独自の研修資料を作成します。参加者の満足度は高く、業務の中ですぐに活用できる研修が行われています。
【制度】メンター制度・OJT制度
メンター制度・OJT制度は多くの会社で取り入れられていますが、バレットグループではこのメンター制度・OJT制度は非常に重要な制度として位置付けられています。「人を育てられる人を育てる」経営理念の実現に直結するからです。
メンターやOJT担当者は任命ではなく、挙手制で成り立っています。メンターバンクと呼ばれる名簿に登録してもらい、事前に研修を受けていただきます。研修、事前準備など業務以外にも負担がかかるにも関わらず、このメンターバンクには多くの社員が登録しています。
これには早期から人材の育成に携わる目的やメリットを理解し、それを希望する社員が多くいることを示しています。
この制度の参加者からは「過去の自分を振り返り、自らの成長に繋げることができた」「人に伝えることで理解を深め、新たな問題に気付いた」など、他人の成長のみならず、自身の成長を実感している声が挙がっております。
冒頭に「何をやるかよりも誰とやるか」を断言しているとお伝えしました。この発言について、代表の小方は次のように述べております。
究極の組織っていうのは、今の事業を全部やめて「来年からラーメン屋やるぞ!」ってなったときに「やりましょう!このメンバーだったらすげーイケてるラーメン屋できそう!」って言えて、一緒に楽しめて結果成功できる。そんな組織だなと思っています。
参照:生涯働けるベンチャー企業に。今の流れと逆行する組織論とは⁉
「人」を中心に事業を展開していく。事業の成長には、人の成長は不可欠。4人で創業したバレットグループですが、現在は250名を超える規模になっています。それでも「人」を重視し、「人を育てられる人を育てる」経営理念を忘れず、様々な事業に取り組んでいます。
少しでもバレットグループに興味を持っていただけたら幸いです。