読者の皆さんが関わっていらっしゃるブランドについて
・どれくらいのファンがいるのか把握していますか?
・その中でも熱量の高いファンがどれくらいいるのか把握していますか?
・熱量の高いファンの顔と名前(使っていればSNSも)一致していますか?
・熱量の高いファン、そうでもないファン、潜在的なファン…それぞれに対して最適なコミュニケーションを取れていますか?
・熱量の高いファンに『こんな事してくれたらメチャクチャ嬉しい』と伝えていますか?
昨今、
個人情報保護やプライバシーについて年々取得や利用が厳しくなっています。
2002年にトム・クルーズ主演のマイノリティ・リポートという映画がありました。
個人の趣味趣向に合わせて広告が表示されたり、その人が将来的に犯罪を犯す可能性があれば事前に逮捕する…などの2002年の段階としてはかなり近未来的な内容でしたが、そこから約20年経ち、かなり現実を帯びてきたなと。
個人個人に最適な広告をあてていくことで、広告効率が良くなるのは当たり前(そこに気持ち悪さを覚える人が一定数いるのも当たり前)
自分の信頼できる人や尊敬している人、親しい人からの口コミは昔から最強で、実際ぼく自身も自分の尊敬している経営者や、仲の良い友達が使っていて評価の高いモノはすぐ購入しちゃったりします。
ファンマーケティングにおいては、
『ファン』という、
ブランドに対して
L 愛情を持っていて(愛)
L 知識も持っていて(知識)
L 勿論購入もしてくれていて(売上)
L 友人や知人におススメもしてくれる(推奨)
…こんな形で熱量の高い人達に、ブランドのPRや販促に協力してもらう手法です。
では、ブランドからすると
こんな熱量高いファンがどこにいて、どんな人で、どれくらいの数がいて、どんな依頼をしたら協力してくれるのか?…など、気になるところだと思います。
ブランドを立ち上げた直後は勿論こういう人はいない状態なので、
ブランドを立ち上げた本人が誰よりも熱量を持つことは当たり前ですが、その本人の家族や友人知人、従業員、従業員の家族、外注パートナーなどをファンにしていく必要があります。
こういった初期のファンを創った後に、
徐々に増えてくるのが、実際にそのブランドを経験した上で口コミをしてくれる人達です。
こういった人達は(ブランドのターゲット世代によりますが)SNS上にあふれています。
Twitter、Instagram、Facebook、GoogleMAPの口コミ、Threads…など、
『自分たちのブランドのファンはどこにいるのか?』
を色んな場所で探してみましょう。
きっと見つかるはずです。
ファンコミュニケーション
→データ分析
→ファン分析
→施策
…とそれぞれのフェーズについて解説していきましょう。
【ファンコミュニケーション】
見つけた場合は積極的にコミュニケーションを取ることをおススメします。『〇〇(ブランド名)』で検索をして発見したファンの声に対して、能動的にコミュニケーションを取りましょう。
【データ蓄積】
そしてその人がどんな人なのか、ブランドに対してどれくらいの熱量(愛・知識・売上・推奨)を持ってくれているのか、ブランドからどんなコミュニケーションを取ったのかそれに対してファンから返答があったのか…などをデータとして蓄積していきましょう。
【ファン分析】
ある程度データが溜まってきたら、そのファンの皆さんへアンケーを投げかけて回答してもらいましょう。Q.使い始めたきっかけは?Q.何が良いと思って使っている?Q.改善して欲しいポイントは?Q.これまでにどれくらい使って(買って)くれてる?Q.使い続けてくれている理由は?Q.友人や知人に推奨したことはある?Q.SNSは利用している?Q.ハッシュタグなどを付けて投稿してくれたことはある?…など、出来るだけ具体的な設問を考えて投げかけてみましょう。そのデータを分析することで、ファンの皆さんがどれくらい好きでいてくれるか、その分類ができるはずです。※勿論SランクやAランクの方々がいるのはありがたいですが、それに準ずるB~Fランクの方々がどれくらいいるのかを把握することも必要。
…と言った具合に、ファンマーケティングは順を追って進めていくで、見えづらい費用対効果がかなり可視化できていくはずです。
とにかく大事なのは、
ファンが1万人いたら1万通りのファンサービスをする
…ということですね。
以下に神対応の事例を紹介します。