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Avintonジャパン株式会社に入る前~入社当初
Q. 入社当時の自分
入社直後の自分は、とてもふわふわしていました。大学を卒業してすぐに大都会に引っ越しを経て、新居から毎日スーツを着て通勤した最初の1週間目、はじめての都会、そして極め付けに乗車率驚異の184%を叩き出す通勤ラッシュを経験して、心も体も揉みしだかれて、始まった社会人一年目。
毎日スーツを着て、それをクリーニングに出して、帰ってきたスーツをまた着て、通勤して、いままでの生活パターンに加えて、よくわからないプロセスが付け加えられ、何かもやもやしながらも、その実態は掴めない気持ちでやり過ごした1ヶ月間は、今思い返せばとても初々しくて、感慨深いものがありました。
現在
Q. 現在の業務内容
私の仕事は、ゲームがネットワーク通信を行う際に使用する各種サーバーの運用保守です。各種サーバーも機能は様々なものがあり、プレイヤー同士を繋げるためのマッチングを行うサーバー、ランキングを編集するサーバー、それらに関連するサーバーの運用保守を行なっています。
ゲーム関係のプロジェクトを担当することになるとは夢にも思っていませんでした。
昔はソフトをプレイできればそれでよかったゲームが、近年はネットワーク対戦なるものを導入したことにより、今の現場の私たちの仕事は生まれました。
ゲームを行う時にネットワークの障害があると、ユーザーはそれをすぐに気づいてしまうので、私たちの仕事は、ある意味で緊急度の高い問題がよく起こります。
繋がらないこと以外に、ネットワークの遅延に関してもとても厳しいレベルを求められています。それほどまでに現在のゲームの技術は発展してきたということを、毎日の仕事の中で身をもって体験しています。
Q. この一年で一番辛かったこと、またどのようにそれを乗り越えたか
エンジニアだけとは言えないですが、特に私はこのエンジニア業界で働くときこそ、常に勉強を続けていかなければならない職業だと思っています。その最たる例が資格取得です。あるとき、自分がどんなに頑張っていても、資格が取得できない、そのせいでモチベーションが保てない、などの問題に直面することがありました。
先日のメンター面談で発覚したのですが、自分は暗記が苦手で、それはある意味、資格取得には向いていないものであるということが明らかになりました。ただし、それはそのまま不利になるということではなく、ほかに何か得意な分野があるのではないかという考えに至るきっかけを産みました。
日頃勤務している現場での出来事を週報などでまとめ、提出しています。また月に一度、もしくは二月に一度、面談の場を設け自身の振り返る機会があるのですが、先日それについて営業の方と話し合いました。
私は人との関わり合いに関して無意識のうちに自分から行動していました。それは現場で私が気にもとめていなかったことで、それを踏まえて自分はエンジニアというよりもプロジェクトを運営していく側の方が得意なのではないか、という打開策を生み出すきっかけになりました。
自分が特に人とのコミュニケーションに長けている、というのが実際の業務の実績からでていて、自分はPMの方が向いているのではということに気づくことができました。それからは方向転換をして、良いPMになるためにという意識で学習を続けています。
Q. この一年で一番嬉しかったこと、または心に残っていること
逆に一番嬉しかったことは、
自分が凹んでいる際に、それぞれの人が得意なこと、不得意なことがあるというのをわかった上で、それは当たり前のことである、といってくれたこと。
加えてそれらをどのようにして克服していくかという道のりがあるからこそ、仕事や人生をおもしろいものになるのだと教えてもらったことです。
Avintonジャパン株式会社について
Q.様々な企業からどうしてAvintonを選んだのか
私がAvintonを選んだ理由は、ひとえにそのコンパクトさだと思っています。
もともとベンチャーしか視野に入れていなかった理由に、会社の想いを知っている人と近くで仕事がしたいから、というのがありました。
Avintonでは、いつでも社長と話ができ、困った時にはすぐにリードエンジニアを始めとしたエンジニアの先輩方に相談することができます。
Q.Avintonの魅力
もちろん技術についてトップエンジニアに質問できるのはもちろんですが、それ以外にも、現場でのことを相談したり、これからのキャリアプランを一緒に考えてもらったりしてもらえることができる、この環境を魅力だと思い、選びました。
今後どういうことをしていきたいか
Q. 「自分、成長したな。」と思うところ
自分の目標は最初、エンジニアリングのことをわかる営業を目指していました。最初にそれを感じたのは、営業なのに彼らが売っている製品を理解していない、またそれとは別に、エンジニアのことを考えた営業活動をしていない、という見方がありました。そのために自分は最初にエンジニアとしての知識をつける必要があるので、最初の目標は技術のことをわかる人になるということでしたが、現場で働いているうちに、あることに気がつくようになりました。
技術だけを極めても、良い仕事はできないということを学んだのは、今の前の現場でした。社会人になって初めて入った現場で、社会人としての働き方、周りとの人間関係の築き方について考える時期がありました。
一人で入るプロジェクトならいざ知らず、複数の人で働く上では、働きやすい環境や働きやすい仕組みを作る必要があります。
自分はいかにそのような環境を作るかというところを考えて行くようになりました。その中で、今まで自分は不満があればそれに対して直接声を上げるだけだったのに対し、それらを教訓として自分の経験に付け加えていき、それらを自分がコミットできることに対して放出することができるようになった点が、ある意味で器がでかくなったのかなと思えるようになりました。
今ではまたそこから一歩進んだプロジェクトマネジャーとしてのマネジメントの部分に興味が湧いてきたので、それらについて引き続き学んでいけたらと思っています。
Q. 2年目の目標・チャレンジしたいこと
1年目を振り返ると、自分も、その周りの人も、仕事をする環境に左右されるものだと感じることが多くあり、それらを作れる人になりたいというのが目標に変わってきました。その上で、今度は自分の力で環境と、人を育てて行くことができるとよいかと思っています。
現在の現場でも、自分以外にもだんだんと後輩がプロジェクトに参入してきて、丁度新人教育が始まったところですが、慣れない事に悪戦苦闘しながら、自分が困った事を思い出してサポートできるようにしています。
先輩エンジニアとして、背中を見せるとともに、お互い手を取り合って未来を作っていけるような現場にしていきたいと思っています。
まだまだ道のりは長いですが、これからも精進を重ねていきます。