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インスタグラマーのアパレル店員からSNSマーケターへ。恵まれた環境で大事にしている軸と新たな挑戦とは

好きなSNSを仕事にして花開く!「人をつくるアルサーガ。」連載第46回は、アルサーガの熊本拠点 “フロンティアビジョンスタジオ” のSNSマーケターの桑原さんが登場!

桑原さんはアルサーガでは初となるSNSマーケターとして入社しました。現在は様々な業界のSNS戦略から運用までを一人でこなし、次々に案件の問い合わせがくるほど大活躍中です。

実は、個人アカウントのフォロワー数が1万を超えるインスタグラマーという一面を持つ桑原さん。そんな彼女に、当時SNSマーケティングの実績がなかったアルサーガへ入社を決めた理由や、SNS運用で心がけていることについて聞きました。

UターンをきっかけにSNSマーケティングの面白さを知る

――これまでのキャリアを教えてください。

以前は4年ほど東京に住んでいて、原宿のアパレルショップで働いていました。熊本出身だったこともあり、いずれは熊本へ戻りたいと考えていたところ、新しく熊本店がOpenすることになり、異動希望を出して熊本に戻りました。

東京の店舗では、芸人さんとコラボしたYouTubeの撮影やInstagramの運用にかなり力を入れていたので、販売スタッフの他にマーケティングチームがありましたが、熊本にはそのような専門部署はありませんでした。

ただ、九州全般の公式Instagramアカウントはあったので、その運用を私が担当することになったんです。10〜20代の若い方がターゲットのアパレルブランドだったので、知り合いのZ世代の子や仲良くなったお客様にひたすら話を聞くことから始め、今は何が流行っているのか、バズっている音楽は何なのか、どんなハッシュタグが人気なのかなどを探り、新商品と掛け合わせた投稿をしていました。

新商品が次々に出るので毎日のように投稿しなくてはいけないのですが、日中は接客をしているので業務時間内に投稿するのが難しく、家に帰ってからSNSの投稿をしていましたね。

――接客とSNS運用の両立はなかなか大変でしたね…! その経験をきっかけにSNSマーケターの道へ進んだのですか?

SNSの運用は片手間ではあったものの、私が担当してからフォロワー数も順調に伸びたこともあって、周りからずっとマーケティングの仕事が向いているよと言われていました。

自分自身もやってみたいなという気持ちが大きくなったのと、周りもそう言ってくれるならアパレルよりもこっちの仕事の方が向いてるのかもしれない! と自信にも繋がりSNSマーケターへの転身を決意しました。


居心地の良さと実践できる環境が成長の後押しに

――現在の業務内容や、アルサーガのフロンティアビジョンスタジオ(以下、FV)に入社した理由も教えてください。

現在はInstagramのコンセプト設計から運用代行を中心に担当しています。業界は自動車学校や不動産など様々です。ご依頼いただく内容も、SNS運用を始めたい企業様から運用が上手くいっていない企業様まで、相談されるケースは様々です。

FVに入社した理由は、たくさんの企業を見た中で自分に合いそうな会社だと直感的に感じたことです。

1年ほど転職活動をしていたのですが、なかなか働いてみたいと思う企業が見つからなかった中、FVの求人を見つけたんです。FVはSNSマーケティングの実績はありませんでしたが、HPから会社の雰囲気の良さが伝わり、直感的にここで働きたいと思いました。

不安より楽しみな気持ちの方が大きく、早くSNSに特化した仕事をしたい一心でFVへの入社を決めました。その頃、SNS運用に関する問い合わせも増加していたそうで、入社を歓迎されたのも嬉しかったですね。

――実際に入社してみていかがですか?

皆さん本当に優しくて働きやすく、こんなに居心地の良い会社ってあるんだなと思ってしまうほどです(笑)。少し困っていたら声をかけてくれるような気遣える方が多く、日々皆さんに助けられています。

現在SNS担当は私一人なのですが、「最近SNSで見たけど、こういうのいいんじゃない?」など、提案をしてくださることもあります。FVにはなんでもできるすごい方が本当に多いんです!(笑) 自分の専門分野以外の勉強をしている方々ばかりなので、尊敬しつつ毎日刺激になっています。


実務に関しては、入社したばかりの頃は営業に同行して話を聞きながら、自分だったらどう運用していくかを考えたり、時に提案をしたりすることから始めました。また、カメラマンにも同行し、撮影の仕方も学びました。

先に述べたように、様々な業界のSNS運用を任されているので、業界にとらわれないSNSマーケティングの知識をつけていく必要もあります。Google検索の上位記事を参考にするのはもちろん、InstagramでSNSマーケティングの知識を発信してる人から技術を盗み、知見を深めつつ実践を繰り返しています。私は本を読むことが苦手なので情報収集や勉強も全てInstagramを活用しています(笑)。

そして、今はありがたいことに企画部やディレクターの方を通してお仕事の依頼をたくさんいただいています。SNSのコンテンツ制作の他にもショート動画の作成など、さまざまなジャンルに挑戦させていただいています。今後はさらに忙しくなりそうです! やりたいことをすぐに実践させてくれる環境には本当に感謝しています。

インスタグラマーがこだわる「世界観」とは?

――SNSマーケティングのやりがいや魅力はなんでしょうか?

SNS運用をする際は、まず先方でもSNS担当を専任としておいていただき、担当者の方と密に連携をとり一緒に施策を立てています。これは、お客様にも良い意味で責任感を与えることでSNS運用にやりがいを持っていただきたいという思いもあります。最終的にはお客様のみで運用をできるようにすることも目標の一つにあるので、そのお手伝いをさせていただいていることはやりがいにもなっています。

また月に一度は分析を行っているので、施策の成果がすぐに数値で目に見えるのはSNSマーケティングの面白さでもあります。成果が良いとお客様にもすぐに実感していただけるので、リアルタイムでお褒めの言葉をいただけるのは本当に嬉しいですね。
思ったより伸びがよくなかったときは焦りも感じますが(笑)、次はこの施策を試してみようと前向きに頑張っています。

他にも、SNS運用を通して様々な業界の知識が身についていくのも魅力の一つです。発信をしていくには、その業界について詳しく知ることがまず大切なので、日常から意識することも増え、これまで知ることのなかった新しい知識を吸収している感覚を楽しんでいます。

――Instagramの個人アカウントのフォロワー数が1万を超えていると聞きました! インスタグラマーとして心掛けていることはありますか?

世界観にこだわることを心がけています。アパレル時代は、派手なファッションが好きだったこともあり、ピンクを意識した投稿をしていました。今は系統が変わったこともあり、テーマをファッションとカフェ巡りの二つに絞り、交互に投稿するようリブランディングしました。テーマを確立することで自分ならではの世界観をつくり、ファンになってもらうことが大事だと思っています。

▼桑原さんのInstagramより:https://www.instagram.com/hikari_529/


ですので、お客様のSNS運用であっても世界観や統一感のあるような投稿にはこだわっています。一つの記事が良かったとしても、プロフィール欄を見た時に投稿しているものがバラバラだとフォローはしなくていいかなと思われてしまいます。そのためには、デザインやフォントを統一するなど、テンプレートを用意しておくことが大事ですね。

――最後に、FVのSNSマーケティング部門にはどんな方に参画してほしいですか?

画像編集やデザインに強い方や動画作成ができる方がいいですね。最近はショートムービーの制作にも力を入れていますが、最後まで観ていただけるようにあえて短い動画にしたり音源に合わせて文字を出したりと、動画一つでも奥深く、細かい部分までしっかり考える必要があるので、そういった作業な好きな方は大歓迎です。

あとは、トレンドに敏感で普段からアンテナをはっている方はSNSマーケティングに向いていると思います!SNSマーケティング部門を一緒に盛り上げてくれる方にぜひ来ていただきたいですね。

――ありがとうございました!

(文=広報室 宮崎)

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