アーキビジョンのエキスパートレビューは、アプリの健康診断のようなサービスです。アプリの問題点を見つけ解決策を提案します。この記事のカバー写真は、私たちの改善策が驚きをもって迎えられ、多くのエンジニアが集まった報告会の一幕です。
誰もが良いものを作りたい
私たちはUI/UXデザインのスペシャリストであり、古くなったアプリのリデザイン依頼を数多くいただきます。
デザイナーとの協業経験がない企業もあり、デザイン会社にフルサポートを依頼するのはハードルが高い。だけどちょっと見てもらいたい。そんな気持ちに傾いているお客さまに、デザインの力を試してみませんかと提案しているのが、アーキジョンのエキスパートレビューです。成果を見たお客さまから「アーキさんの代わりはいない」と評判のサービスになっていて、同じ企業の他部署からもすぐに依頼が寄せられることがあります。
デザイナーが生み出す成果を体感してもらいたい
私たちにはエンジニアリングの深い知識と実績があり、アプリのデザインが原因で生じた問題をすぐに把握できます。様々な事情が重なり、結果的に使いにくいモノになってしまった。健康を意識して運動や食生活に気を付けていても、突然具合が悪くなることがありますよね。
誰にだって起こりうることなのに「悪いものを作ってしまった」と自責の念にかられている方が多いんです。エンジニアとデザイナーが同じゴールに向かっていたとしても、歩くペースとルートがちょっと違う。この歩調をあわせることができたら、生み出される成果は大きく変わります。そんな話をしながら「皆さんのモノづくりの力と、私たちのデザインの力を組み合わせて業界を驚かせてみませんか」と可能性をイメージしてもらうことを心掛けています。
冒頭のカバー写真は、ある業界向けの基幹システムの改善プロジェクトでした。レビュー対象の27画面を2か月かけて200ページのレポートにまとめた仕事です。このレポートが社内で展開されると、話を聞きたいというエンジニアが殺到したため、納品をかねたお礼の訪問だったものを、急遽、報告会とディスカッションの場に変更したというのがビハインドストーリーです。
エンジニアの力を最大化するのが僕らの仕事
エキスパートレビューは、専門知識の量と質が求められる難しい仕事ですが、これだけの関心が集まるということは、お客さまが本気で変化を望んでいる表れでもあります。1画面でも100画面でも手抜きはしません。私たちは世界を変えようとする皆さんをエンパワーするために、これからもハードワークを続けていきます。