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【採用責任者インタビュー】「エンジニアが持つ可能性を信じる」“受け身”から“攻め”へ、求めるのは能動的な人材

さらなる事業拡大に向けてエンジニア採用を強化している中で、新卒・中途採用の責任者を担っているのが、戦略人事本部 Talent Acquisition部 部長の小山。実は小山自身も、2023年11月、エーピーコミュニケーションズが掲げる“エンジニアを大切にする会社”という考えと、具体的な取り組みに共感し、入社を決めた一人です。

今回は、採用責任者として考える「採用状況やエーピーコミュニケーションズが必要としている人物像」についてと、中途入社者の視点で小山が感じた「エーピーコミュニケーションズの魅力」について話を聞きました。

小山 清和 (こやま きよかず)
コーポレート部門 戦略人事本部 Talent Acquisition部 部長
富山県出身。飲食業界からキャリアをスタート。その後、人材ビジネスに携わり、採用業務経験を積む。2016年10月にグッドパッチに転職し、キャリア採用をメインに、現場と連携した強固な採用体制の構築、採用数の確保、離職率の改善、認知度向上などに向けた施策などを推進。2023年11月にエーピーコミュニケーションズに入社し、2024年1月からTalent Acquisition部の部長として全社の採用戦略を担う。趣味は週6日のランニング。副業ではプロコーチとしても活動中。

受け身から脱却し、主体的に挑む——エーピーコミュニケーションズが今求めるエンジニア像

——現在の「採用状況」と「求める人物像」について教えてください。

最も注力している領域は、ネットワークやクラウドといった既存事業をさらに拡大していくための採用です。
エーピーコミュニケーションズの歴史を振り返ると、要件定義や設計、構築などの上流工程ではなく、運用業務などがメインの時代もありましたが、今はエンジニアの高い技術力が評価されるようになりプライム(クライアント様から直接受注する案件)案件も増えるなど、業務内容が大きく変化しています。

例えば、プライム案件では、「そもそもなぜシステムが必要なのか」といったシステムの思想設計から関わっていくことが求められる場合もあります。顧客の課題形成から始まり、解決方法を検討し、ビジネス視点を持って提案していく。設計書や指示通りのことに対応しているだけでは、解決できない場面が増えてきていると感じています。

——求める人材も変わってきているということでしょうか?

おっしゃる通りです。事業をより成長させていくことを考えると、プロジェクト全体をマネジメントするスキルを持つ方も必要になってきています。予算管理、人員管理、リスク管理、クライアントや関係者とのコミュニケーションといった豊富な業務経験を活かし、サービスの付加価値を高めることで、顧客満足度や売上向上を実現していただきたいと考えています。
また、そういった経験がまだなくても、自分で考えて自ら動く能動的な方は大歓迎です。

当社は育成に力をいれていることもあり、既存社員のスキルアップによりこれまでも事業は成長してきていますが、同時に我々にない価値観や経験を持った人材の採用を強化することで、これまで以上に事業拡大のスピードを速めていけると期待しています。

——小山さんが「採用で大事にしていること」について教えてください。

私が一番大事にしているのは、「候補者の可能性を信じる」ということです。
年齢やキャリアに関係なく、本人に“変わりたい”という強い意志があれば、必ず変われる。そう信じていますし、それを支援したいと思っています。

そう考えるようになったのは、自身のこれまでの転職活動での体験です。私は飲食業界からキャリアをスタートして、そこから人材会社の営業、小売業界やIT企業の人事などを経験し、今に至ります。7回もの転職を経験していることもあってか、面接ではいろいろなバイアスをかけられ悔しさを感じたことがありました。「上場会社で働いていたということは安定志向なんですね」「あなたのキャリアではこの仕事は難しそうです」など、勝手なレッテルを貼られ、自分はそうじゃないのに……と感じる場面が少なからずあったんです。

だからこそ、自分が面接をする際には一切の思い込みを排除して、目の前にいる採用候補者の可能性を見ていきたいと考えるようになりました。エーピーコミュニケーションズにとっても、採用候補者の方にとっても、これが良い出会いになるのか、充実感を持って働ける場所になるのかという視点を持って本質を見極めるようにしています。

「SES企業」のイメージがガラッと変わった

——小山さん自身も約1年前にエーピーコミュニケーションズに入社していますが、その経緯について教えてください。

人事として働いていた前職時代に、副業としてエーピーコミュニケーションズの採用業務をお手伝いしたことがきっかけです。前職には7年間在籍し、いろいろな出会いがあり、多くの経験をさせてもらい、本当に濃い時間を過ごさせてもらいました。今でも好きな会社です。ただある時、ふっと、このままでいいのかなという不安が漠然と浮かんできました。この状態は良くないと考え、何か新しい刺激を入れたほうがいいと感じ、副業を始めようと思って動き出した直後に、当社の副社長の永江さんから声をかけてもらったんです。その後半年ほど経過して、思い切って前職を辞める決断をしたタイミングで、転職をすることを伝えたところ、永江さんと副業の中で関わりを持った取締役の上林さんから「エーピーコミュニケーションズも選択肢としてどうか?」と誘ってもらった、というのが入社の経緯です。

——入社の決め手は何ですか?

副業を通してエーピーコミュニケーションズという会社を知ったときに、自分が抱いていた「一般的なSES企業」からガラッとイメージが変わり、本気でエンジニアを大切にしようとしている会社なんだと思えたことが理由です。

これまで多くの会社の採用を見てきた中で、エンジニアの処遇に対して憤りを感じることがあったんです。エンジニアとして採用はされたものの、ほんの少し研修をしたら現場に配属をされ、決して良いとは言えない待遇で働き、スキルアップに繋がるような経験を積みにくい……そんな現状を目の当たりにしていました。

一方で、エーピーコミュニケーションズは企業理念で「エンジニアを笑顔にする」と宣言し、地方含めたリモートワーク制度、社内大学や研修制度、ジョブローテーション制度、副業制度、自己変革型の評価制度、キャリア相談室といった「働き方」や「キャリアサポート」に関する多くの取り組みを実施。役職ごとの女性比率や男女の賃金格差、男性の育児休業取得率などもコーポレートサイトでしっかり公開していることに驚きました。

▼エーピーコミュニケーションズ 「ダイバーシティ&ウェルビーイングページ」

形式的なことでいえば、エーピーコミュニケーションズは上場企業ではありませんから、ここまで公開する必要はありません。けれど、こうした会社の姿勢は、エンジニアに投資をし、それによってキャリア自律を高めることが、結果的に会社の成長につながっていくと本気で考えているのだということが伝わってきて、その誠実さにとても感動したんです。

そして、社員を資本と捉え、その価値を最大限に引き出すことで企業価値を高める「人的資本経営」を踏まえた人事戦略を実践しているエーピーコミュニケーションズであれば、人事として学べることが多くあると感じました。これまで培ってきた採用業務を活かすだけではなく、自身の人事としてのキャリアの幅を広げることにつながると思ったんです。

採用を通じて実現したいエーピーコミュニケーションズの未来

——入社してみて、エーピーコミュニケーションズの社員にどのような印象を持ちましたか?

入社して感じたのは、人柄の良い社員が多いということです。仕事に対して誠実に向き合っていて、話をしていて気持ちの良い人ばかりだと思います。これまで所属してきたスタートアップやベンチャー企業では互いにあだ名で呼び合うなど非常にフレンドリーで、ワイワイガヤガヤしている雰囲気でしたが、それとはまた違った空気感ではあるものの、こう言った雰囲気も良いなと感じています。

私が採用活動を通じて形にしていきたいのは、そんな社員の人柄や組織のカルチャーといったエーピーコミュニケーションズの魅力を大事にしながら、新しい価値を乗せていくことです。真面目にコツコツと取り組む力はそのままに、新しいことにも挑戦しながら、顧客の課題を解決していける組織にしていきたい。

ですから、エーピーコミュニケーションズの持つ既存の魅力を受け入れ、「それをさらに良くするためにはどうしたらいいのか?」「自分の得意をどう活かしたらいいのか?」と考えてくれる方に出会えたら、とても心強いです。創業から30年ほどが経過しましたが、まだまだ成長のポテンシャルを秘めている会社です。エーピーコミュニケーションズの未来を一緒に描いてくれる仲間をお迎えできるのを楽しみしています。

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