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トップマネジメントとミドルマネジメントの違いについて

Photo by Jason Goodman on Unsplash

最近、弊社の中での「トップ」のマネジメントと、「ミドル」のマネジメントの違いについて
考える機会があったので、wantedlyにも転載します(こういった文章を社内では週に1本以上投稿しています)

  • トップマネジメントは組織に対して、株主や銀行、外部競合、あらゆるステークホルダーに対して目指している高い目標をクリアするために視点をあげ続ける役割。
  • ミドルマネジメントは、メンバーのモチベーションを高めつつ、成果を出せるようにフォローをする役割。
  • ミドルマネジメントがメンバーに対しては1つ1つクリアできたミッションや成果を評価しながら、足りない部分や課題に対して伝えていく。1:1のような割合が多い(人によるが)その中で成果を出せるようにフォローをし続けて、それこそがミドルマネジメントの成果となっていったりもする。
  • トップマネジメントが追うべきは絶対的な成果のみであり、どれだけ頑張っているとか、長時間労働しているとかは正直何も関係がない。トップ自身も株主や銀行に対して、どれだけ頑張っているか?という点は一切見られない&評価されないので、PL、BSがどうなっているのか、将来どうやって成長するのかという点のみになる。
  • 同じマネジメントでも、立場が異なれば振る舞いは全く違ってくる。トップマネジメントが目線を下げて、目標を下げて、メンバー1人1人に寄り添いすぎてしまうと、結果として組織全体の結果を下げてしまうことになる。高い要求を求め続けなければならないし、1つのフィードバックをなるべく多くのメンバーにも同時に伝えていかなければならない(工数が圧倒的に足りないため)もちろん出来る限り寄り添いたい気持ちはあるが、そうやって向き合ってメンバーのフォローをし続けてしまうと組織全体が負けて、結果としてメンバーも不幸になる。
  • ただ組織を運営していくにあたって、絶対的にミドルマネジメントのポジションが必要であり、ミドルマネジメントが上からの高い目標を翻訳し、メンバーに伝える。メンバーの頑張りを褒めつつ、メンバーの成果を称えつつ、メンバーの課題を改善する手助けを行う。高すぎるトップの目標に対しても、確かに目標は高いけれどそれでもそういった背景がきっとトップにはあるはずだから、なんとかやれる方法を考えよう。という提案をメンバーにできるような存在。
  • このミドルマネジメントが現状不在なのが圧倒的な課題であり、トップマネジメントの自分自身がこのミドルマネジメントの役割の両方を担ってしまうと、短期的な組織力・組織の風通しは良くなる可能性がある一方で、長期では目線が下がり目標を達成できない組織になってしまうと考えている。


というわけで弊社では、ミドル「マネージャー」を大募集しております!

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