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パートナーインタビュー#01 すごい会議 梨木 悠介様「挑戦と変化」

「日本一、No.1を創る会社」をビジョンに掲げる当社。クライアントと共に業界No.1を創り続けることで、デジタルマーケティング業界を変革し、ひいては日本を豊かな国にすることを目的に事業を拡大しています。目先の利益にとらわれる業界において”あるべき姿”を示すためには、わたしたちが市場に対して影響力を持つ存在になるしかない。そのために中期目標として2026年5月期年商100億円を掲げています。

目標達成に向けてブレイクスルーを起こすため、2022年にすごい会議を導入。支援開始から1年半が経ったいま、すごい会議のコーチである梨木 悠介様とクライアントグロース課マネージャーの松本にインタビューを実施し、1年半の挑戦と変化の軌跡について伺いました。

▷すごい会議について
「会議が変わる。会社が変わる。」
https://www.delphi-consulting.com/service-top/

▷コーチ紹介
デルフィーコンサルティング株式会社 梨木 悠介様
数名規模のベンチャー企業から上場企業まで数多くの企業様を支援
https://www.delphi-consulting.com/coaches/

成長企業とは

成長する企業と成長しない企業、その違いは一体どこにあるのでしょうか?

梨木:まず前提として社長が会社を伸ばしたいと考えていることですね。世の中のすべての社長が事業成長を考えているわけではありません。その上で、事業成長にともなって採用活動を行っていることや、どのビジネス領域で勝負するか、ということが違いにつながると思います。

あとは一つの考えに固執しすぎないことも大事だと思います。行きたいところに手段を問わず、広く可能性を持った状態で強く進むこと。一つの考えに固執してしまっては、もしその手段がいま直面している課題と合わなくなったとき、前に進めませんよね。

英語で「strong opinions loosely held」という言葉があって。事業や採用方針は定まっているけど自分の意見に固執せず、別の良い可能性があると柔軟に取り入れる。前進するために自分のオピニオンを機能するものに変えられる。そういう人が高い成果を出している印象です。

千野さん(アンカー株式会社 代表取締役)の会話は常に”トライする”という文脈を持っていて、自分の考えに固執せずに躊躇なく挑戦されていますよね。それにビジネスに対してものすごくストイックで、顧客も自社も大きく成長させたいという強い気持ちを根本に持っている。成長市場でストレッチの効いた明確な目標を掲げて、実現に向けて広く可能性を持ちながら進んでいらっしゃる点で、成長企業の要素を持ち合わせている方だと思います。

Fail Fast - 挑戦、失敗、変化の軌跡 -

支援開始から1年半、アンカーにどのような変化を感じられますか?

梨木:一人ひとりのポテンシャルがビジョン実現に向けて発揮されてきた印象です。とくにベテランマーケターの方が入社されてから、顧客はもとよりアンカーが市場で勝つための議論が活発になりましたよね。教科書的な理論で戦略を考えるのではなく「なぜ、業界最大手企業とバッティングしたコンペでアンカーが勝てたのか」と、実例を通して体感することで、成長欲求がよりビジョン実現に向いたように感じます。

松本:社内の雰囲気にも変化を感じますね。わたしが入社した2022年当時はベクトルが一致しきれていない印象でしたが、昨年から「日本一、No.1を創る会社」というビジョンに付随する言葉を社内のあちこちで耳にするようになって。ビジョンの定義付けや実現への道のりが明確になって、必要なアクションを実行できる状態になりました。

梨木:振り返るといろんな可能性に挑戦してきた1年半でしたよね。いま新規営業で大きな成果をあげられている要因はここにあると思います。事業や組織においてさまざまな施策に挑戦するも、昨年は失敗もあり意図は果たせなかった。けれどやってみないとわからないことにリソースを集中させて、早く失敗できたからこそ、いまの成果につながっていますよね。「フェイルファスト(Fail-Fast)早く失敗して多くを学べ」という考え方を千野さん自身、経営に忠実に活かされていると思います。

圧倒的、コミット力

セッションで印象に残っているエピソードはありますか?

梨木:松本さんが新規営業プロジェクトの担当者に決まったセッションはとくに印象に残っていますね。立候補で松本さんが手を挙げたのですが、”やり方が見えていない中で、先にやり切ることを約束する”という体験はいままでになかったんじゃないかな。

かなりストレッチの効いた目標でしたが結果、蓋を開けてみると半年で達成する目標を3ヶ月で、しかも135%達成という高い成果を叩き出されましたよね。松本さんにとって、成功体験になったのではないでしょうか?

松本:大きな成果は得られましたが、実はわたし自身は悔しさを感じていて…。代表含めたメンバーでプロジェクトに挑んだのですが、わたしからは与件をひとつも挙げられなかったんです。ご提案からの受注率は100%でしたが、できることなら与件獲得から自分の力で開拓したかった。力と経験の差を感じましたね。

力というと、このプロジェクトを通してそれぞれのコミット力の強さに圧倒されました。プロジェクトの担当者として毎日KPIの進捗を突いていたのですが、みんな前のめりでノリノリで協力してくださって。とくにKPIの追い込みは印象に残っていますね。

あるKPIの期日前日、30%ほど未達の状態だったのですが「このKPIの期日って明日ですよね。いまから動いてみます!」と、すでに日が落ちているにもかかわらず千野さんが進んでフル稼働くださって。他の方々の追い込みもあって、翌日110%で達成することができたんです。

決めたことに一旦全力でコミットする。全員が一つの目標に向かってパワフルに前進する。これまで他社で味わったことのないレベルでの体験でした。ストレッチ目標を掲げて達成することで、クライアントも自社も、自身も成長できる。「無理難題は成長の種」と、改めて体感できた出来事でした。

いましか味わえない面白さ

ベンチャー企業の中でもアンカーで働く醍醐味とは?

(梨木)まず大手企業との違いでいうと、ベンチャーは規模が小さいからこそ経験できることがありますよね。たとえば自分の行動に対するインパクトが大きいことや、意思決定から会社が変わるスピードの速さとか。大企業では経験しづらいことだと思います。

(松本)わたしは新卒で1,500人ほどの商社に入社したのですが正直、窮屈でした。ものすごくエネルギーに溢れているのに、鳥籠から出られない感覚です。業界にかかわらず規模が大きくなると、いくらベンチャー精神があると謳っていても、仕組み化され、役割分担して会社が機能しているので、一人ができる業務の幅は狭くなってしまいますね。

(梨木)あとはベンチャーといいつつ、ただの中小企業も世の中にはたくさんあります。明確なビジョンを掲げて、目指す方向に対して問題解決を繰り返して成長し続けている会社は、実際のところ多くはありません。アンカーではそこを一緒に経験できる面白さがありますよね。

成長に比例してポストも増えているし、年齢や経歴に関係なく、成果次第で若手もキャリアアップしている。それにグロースマーケティング以外にも実業にチャレンジされていますよね。価値観が一致するのであれば、他にはない会社だと思います。

(松本)実際わたしはほとんどダイレクトレスポンスマーケティングの経験がなかったのですが、入社1年未満でマネージャーに抜擢いただきました。可能性を見込んで抜擢いただいたことに感謝しています。もともと大きな目標に向かって組織で成果をあげることを目的にアンカーに入社したので、早く役割を果たしたいです。

(梨木)経験が得られるだけでなく、マインドの変化も実感されるのではないでしょうか。アンカーはクライアントを業界No.1に導くことをひたすら考えているので、自ずと競争に勝つマインドが磨かれると思います。

(松本)そうですね。「勝つ」という考えに当たり前に浸かっていて、千野さんのDNAが無意識に現場に浸透してると感じます。「クライアントのためになるのか」と、本質を追求する言葉をよく耳にしたり、施策において例えばクライアントが設定したCPAで事業計画に乗らないときには、KGIから逆算して戦略を引き直す提案をすることもあります。事業成長を起点に発想が広がっているんです。余談ですがスポーツや勝負事で日本一の経験があったり、プロを目指して努力されてきた人が多いので、もともと勝負心が強い人が多い印象です。

(梨木)千野さんといえば、同じ執務室に社長がいるのも、いまのフェーズだからこそですよね。3年後のアンカーはいまよりもっと成長して基盤も強くなっているはず。いまと3年後では経験できることがまるで違う。ベンチャーは土台が不安定だけれど、信頼できる土台ではないからこそ、自分の足で歩くことを面白がれる人にとっては良い環境だと思います。

(松本)社長や幹部とすぐにコミュニケーションが取れることは本当に醍醐味ですね。商社時代に社長と話したことは一度もありませんでした。最前線で経営者から考え方や価値観をダイレクトに吸収できる貴重な経験です。それに千野さんや安本さんって、価値観や働き方が純粋にカッコいいんです。目指したい背中がすぐそこにあって、本気で実現させたい日本一というビジョンがある。これがわたしが他ではなくアンカーで働く理由です。

すごい会議を通して自社を振り返ると、1年半前に想像しなかった景色が広がっています。挑戦を繰り返すからこそ、課題も生き物のように変わる。その変化を面白がりながら、まだ見えない壁に向かってみんなで挑戦したいと思うので、引き続き梨木さんにお力添えいただけると心強いです。

(梨木)皆さんのようなチャレンジングなチームとご一緒できて光栄です。さらなる可能性に向けて、これからもよろしくお願いします!


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