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「オールアマナが面で向かう仕事の面白さ」 プロデューサー×クリエイター(OnlineMeetupレポートVol.1)

昨年よりキャリアの方向けに、アマナという会社、仕事、社員、環境などをカジュアルに知って頂く場としてOnlineMeetupを開催しています。

今回から3回にわたって、2021年5月18日(火)にライブ配信した、第一線で活躍する“プロデューサー&クリエイター”のトークセッション「審美眼を磨けるセールス&プロデュースのシゴト」の内容を一部抜粋してお送りします!

▼今回のトークメンバー

岡本 崇志 執行役員 プロデューサー(写真左下)

大迫 尚斗 プロデューサー(写真左上)

濱谷 俊輔 プロデューサー・プランナー(写真右下)

堀口 高士 イメージングディレクター(写真右上)

ご挨拶・自己紹介

岡本:はじめまして、アマナの岡本です。私は2000年に入社して数々のプロデュースをしてきました。様々なクリエイティブと時代の変遷を見てきた立場で、今日は進行役としてこの3名から話を引き出していきたいと思います。

大迫:2015年に新卒入社し、今年で7年目になります。普段はモビリティ、宝飾・ラグジュアリー、ロボット、エンターテイメント系など、 B to B から B toCまで様々なマーケットに対して包括的なプロデュースを行っています。

濱谷:2014年のキャリア入社で前職は教育関連のお仕事やイベントのプロデューサーなどをしていました。アマナではプランナー兼プロデューサーとして主に企業のブランディングやコミュニケーションのプランニングをしています。

堀口:私はイメージングディレクターという肩書きで活動しています。元々はレタッチをしていました。そこから幅を広げて、今はアートディレクションおよびビジュアライズという手法を通して企業の思いや見えないものを形にする仕事をしています。

どんな仕事をしていますか?

岡本:プロデューサーとクリエイターが1000人規模の1つの会社でどのように連携しているのか、事例をベースにアマナ特有の面白い部分も含めて話を聞いていきます。プロデューサーの大迫さんから、普段のお仕事やプロジェクトベースのお話しをお願いします。

大迫:私は直企業のクライアントが多く、チームアマナが面で向かうお仕事のフロントという役割になります。プロデューサーとしてビジネスをプロデュースしたり、クリエイティブをプロデュースしたりしています。今回はクリエイティブのプロデュースの方で堀口さんと一緒に行ったアーティゾン美術館の事例をもとに業務の分解ができればと思います。2020年1月に新しく誕生した同美術館は、2015年から一時休館して「創造の体感」を表現する新美術館として建てられました。アマナは来館者向けプロモーション映像、館内案内のタッチパネルのデザインおよび実装、内観・外観の撮影、パンフレット等のデザイン制作をさせていただきました。

岡本:アマナの中ではちょっと珍しい部類の仕事ですね。

大迫:そうですね。今回は堀口さんとの来館者向けプロモーション映像制作をもとにお話しすると、広告ワークというよりエンターテイメントに近く、美術館が新しく建つこと、美術館の普段の活動を意識しながら、新たにオープンすることをいかにビジュアライズして動画でわかりやすく伝えていくかというお題を、お客様からアカウント/フロントの私にいただきました。プロデューサーの最初の仕事は、社内のクリエイターをアサインして面で向かう体制を作ることです。ムービーの構成を考えるプランナー、ビジュアルのディレクターである堀口さん、そして私の三位一体でお客様と向き合う座組です。

堀口:美術館はアートを展示・表現する場所なのでビジュアルのインパクトやアート性が必要でした。そこに長けている 3DCGクリエイター、動画のディレクターを大迫さんと相談してアサインしましたね。

大迫:アマナの強みである撮影とCG にこだわりつつ、ロジックを持たせた映像を作ることをプロデューサーとクリエイターが共に認識して進めていきました。歴史を感じさせながら、新しい建物の建築美、美術館がお持ちの絵画とその裏側にある保存・修復・研究などの活動や思いを彩り豊かにモーションを付けて訴求するビジュアルで、スチール撮影、CG、ドローン撮影まで盛りだくさんのクリエイションになりました。

岡本:ディレクターとして堀口さんに依頼をしたのはどういった理由なんですか?

大迫:堀口さんにはこの事例より前、美術館のお仕事が始まった当初からアートディレクターとして入ってもらっていました。アマナの社員にはカルチャー、美術/アートが好きな人が多くて、シンプルに「美術が好き」という視点でも堀口さんに相談した経緯がありますね。

岡本:映像美ということで特に CG はクオリティを重要視されていると思いますが、堀口さんはCG クリエイターをどうアサインしたんですか?

堀口:僕はビジュアルのカテゴリに所属していて、近くにいいクリエイターがいっぱいいるので普段から情報交流を密にして、その人の好きや得意なもののナレッジを共有しているんですね。僕は13年アマナにいるので、その知見をプロデューサーに繋ぐのが役割だと認識しています。

岡本:今回のようなアート寄りのお仕事で関わる人数も多い場合は特にクリエイターのこうしたいという思いがぶつかることが想像できますが、プロデューサーが旗振り役をしていくところで、大迫さんが意識されたこと、大変だったことはありますか。

大迫:普段からクリエイターに技術的なことを教わったりアドバイスをもらったりしているので、この仕事で苦しんだ思い出はないんですが、どうやってクリエイティブを言語化してお客様にお伝えするかは常々意識しています。今回はお客様がアマナのファンになってくださっている印象があったので、表現の自由度もありクリエイターを全面に押し出して創っていった印象です。

堀口:クリエイターは感性で話をしてしまうので、なぜいいのか聞かれたときにプロデューサーがロジックで答えてくれてすごく助かりました。

岡本:右脳と左脳というか、クリエイターとプロデューサーが両輪でお客様と話をしていくのは、同じ社内で2つの機能がある1つの強みですね。

アマナだからできたことはありますか?

大迫:僕自身は左脳人間で、普段から右脳部分であるクリエイターのファンであり、リスペクトしながら仕事をしています。今回は、いろんな人を巻き込みながらいいものが作れて、お客様にも喜んでいただけるプロデュースができました。 始まりから終わりまでワンアマナでできる環境は、自己成長にも繋がったし、お客様の喜びにも繋がったと思います。

堀口:面で向かって行けることですね。今日は点であるムービーの話をしましたが、テクノロジーで何かを可視化するプロトタイピングの取り組みとか、美術館のオープンに向けて大迫くんはいろいろなことに駆けずり回っていましたね。いろんな解決策をまとめてソリューションするところは、やっぱりアマナの楽しみというか、面白みなんじゃないかな。

岡本:我々が、生み出すところから形にして広げるところに向けて、いろんなお客様に様々な手法を提案することも、クリエイターとプロデューサーが多くいるから実現できることですね。

それでは次に、別の案件での仕事の進め方について話してもらいましょう。

Vol.2「思いをストーリーに変えてビジュアル化」へ続きます!

【参考情報】

アーティゾン美術館| 事例紹介 | 株式会社アマナ
2020年1月に新しく誕生したアーティゾン美術館。アマナは同館の前身であるブリヂストン美術館が休館した2015年5月以降、5年間にわたって同館と並走しながら、新美術館のコンセプト「創造の体感」を実現するため、さまざまな提案を行なってきました。 ...
https://amana.jp/works/detail_468.html


OnlineMeetupのダイジェストVer.をYoutubeにてご覧いただけます↓(約8分)

https://www.youtube.com/watch?v=B5QB3O8V8IE


撮影:AKANE

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