【社員インタビュー】福井県初のプロバスケチーム運営|福井ブローウィンズがつくるバスケを、空間を、好きになってほしい。
こんにちは!オールコネクトの広報担当です。
今回の社員インタビューのテーマは『福井ブローウィンズ(BWS)』。オールコネクトは、株式会社福井ブローウィンズを設立、福井県初となるプロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」を始動しました。
福井ブローウィンズは、今秋から始まる、B3リーグ 2023-24 シーズンに参戦予定。最短でB1への昇格を目指して日々業務を行っています。
今回は、オールコネクトの4つ目の事業「地域振興事業」にあたる、福井ブローウィンズの運営業務に関わる課長3名にインタビューしました。実際の業務内容や、現在ぶつかっている課題、今後の展望などを話してもらいました。
オールコネクトで実際に働く社員の働き方、考え方に触れていただき、少しでも弊社に興味を持っていただけますと幸いです。
ぜひご覧ください!!
【プロフィール】
N.H.さん(写真左手前)|第四事業本部 フロンティアパートナー事業部 BWSファンマーケティング課(インタビュー当時)。2014年3月入社。
T.K.さん(写真右)|第四事業本部 フロンティアパートナー事業部 パートナーアライアンス2課(インタビュー当時)。2009年4月入社。
U.T.さん(写真左奥)|第四事業本部 フロンティアパートナー事業部 パートナーアライアンス1課(インタビュー当時)。2016年5月入社。
■福井ブローウィンズのはじまり|社内公募に応募した理由
―本日はよろしくお願いいたします!
最初に、みなさんは社内公募に応募して今のバスケ事業部にいると思います。公募に応募した理由を教えて下さい!
T.K.さん
しょっぱなから少し真面目な話になっちゃいますが、仕事をする上で、周りや人に感謝されるようなことがしたいという想いがずっとありました。バスケ事業は、バスケットボールスクールの運営やU15の育成などを通して、『まずは子供たちをにぎやかにしていこう』という想いが感じられたんです。そこがすごくいいなぁと思いました。
あとは、今の仕事は、自分の子供に説明がしやすいです。子供に「パパ、何やってるの?」と聞かれても、通信事業ってうまく伝わらないですよね笑。「パソコンのお仕事だよ~」といったことしか話せなかったですが、子供にも分かる仕事内容があって、子供とも会話が出来ることが嬉しいです。自分がやっていることで、周りがにぎやかになるようなことが、やっぱり魅力的だなあと思います。
N.H.さん
私はプライベートで結婚式をオリジナルでやったり、イベントやボランティア活動に参加したりしていて、元々そうした企画や運営が好きで、楽しみながらやっていたんです。新規事業であるバスケ事業で、『私の企画力やアイデア力って活かせるんじゃないか』と感じたのが、公募のきっかけです。自分の得意なことを仕事として出来るという点と、プライベートではなく仕事として、お金や責任も含めてもっと広い世界で色んなことに挑戦したいと思って応募しました。
あと、私自身がコールセンター部門で10年程過ごして、マネジメントをはじめとした様々な経験が出来たので、新しいことをしてみたいと考えていたんです。
今思うと、今回の公募のタイミングが良かったですね。
■バスケ事業の業務内容
―皆さんそれぞれの部署の、業務内容を教えてください。
T.K.さん
業務内容は3つあって、1つがトップチームの環境整備です。練習に必要なあの道具の手配なんかを行っています。クラブハウスの設置、トレーナーの備品管理、発注、社用車の手配などをやっています。
2つ目は県外のスポンサー営業と、3つ目は今メインで注力している、バスケアカデミーの運営ですね。業務のKPIとして追っているのは、アカデミーの会員数やU15の人数、予算の管理など幅広く色んな事をしています。会員数をどれだけ増やしていくか、そのためにスクールをどうやってより魅力的にしていくかみたいなところでしょうか。
N.H.さん
基本的に私は福井ブローウィンズの広報業務なんですが、大きく分けて4つあります。
1つ目はメディア対応、2つ目はHPの管理やSNS・サイトのリリース、3つ目は先月オープンしたファンクラブの運営、4つ目がイベントのコンテンツ企画や運営ですね。福井ブローウィンズはまだまだ世間での認知が低いので、認知を高めるために広報として様々な施策や対応を行っています。
あとは開幕戦がもうすぐ始まるんですが、その際のボランティアの運営部隊の管理も行っています。業務量が多すぎて少しパンク気味ですが…最近は、私のチームに新しく2人入って来てくれたので、とても助かっていますね。
U.T.さん
私の担当領域はシンプルで、スポンサーの獲得と行政との渉外活動です。
スポンサーになってもらうために各地の企業さまへの営業活動、福井ブローウィンズと○○市との協定を結ぶ、というような部分が自分の業務です。
あとはスポンサーになっていただいた企業さま、例えば飲食店だとコラボメニューの開発を一緒に行っています。 KPIはどれだけスポンサーを獲得出来たのか、という部分ですね。
■業務で感じる壁と手応え|福井で愛されるチームに
―皆さんが業務をする中で難しいなと感じる部分はどんなところですか?
T.K.さん
難しさを感じる部分は、スクールやU15を運営していくにあたって、そもそも人が集まらないことですね。これからどうやって子どもたちを集めるかという部分が課題になっています。
福井ブローウィンズがようやく最近お披露目されて、開幕戦に向けて色んな情報が解禁されていく中で、そもそもアカデミースクールやU15チームがあること自体が、まだ全然知られていないんです。そこをどうやって広めていこうかと日々考えています。
あとは、練習場所の体育館の確保ですね。結構ここがハードルになっています。今は、一般の皆さんが利用する公共の体育館を練習場所として利用しているので、社会人やママさんバレー、学生の部活動など、色んな方とバッティングしてしまいます。
なので、練習場所として占有出来る拠点があるとすごくいいなと思いますね。
N.H.さん
私の場合は、広報業務の結果が見えづらいというところでしょうか。この課題って、広報されている方は皆さん感じているかなと思うんです。
メディアに露出することによる効果・結果などが数値化しづらいのは広報として非常にもどかしいなと。SNSで、選手情報をリリースした時のフォロワーの増え方などは、指標として分かりやすいですが、例えばイベントを開催して、どのぐらい認知増えたのかなどは計るのが難しい。色々な施策をやる中でハードルだなと思いますね。
あとは、難しいなと感じるというよりは頑張りたい部分なんですが、YouTubeやTikTok などを今の若い世代に向けてやっていきたいと思っているんです。ただ、福井ブローウィンズのYouTubeの登録者数が現在80人で、まだまだなのが課題ですね。今後はここを拡大したいと思っているので、選手のオフの顔やちょっとしたコンテンツを載せて盛り上げていきたいなと思っています。
U.T.さん
私はスポンサー企業の獲得数が課題ですね。
まだ実績も無い、立ち上げたばかりのチームにお金を出して応援してもらうのってすごく難しいなと感じています。
福井県は製造業が多い県なのでBtoCの企業が少なく、BtoBの企業が多いのも、難航している理由の一つですね。認知度もまだまだこれからなので、スポンサーのお願いをしに行くとまずはチームの説明から。認知の拡大も含めて今後の課題だと思います。
ー今の業務のやりがいや手応えを感じるのはどんなときですか?
T.K.さん
バスケスクールに通ってくださる子どもやその保護者から、「めちゃくちゃ楽しいよ」とか、「来てよかった」「やらせてよかった」っていう声を聞けると、『あ、頑張ってよかったな』と感じますね。
こうして、実際にスクールに関わる方たちと直接コミュニケーションを取れる場面があることがやりがいにもつながっています。
最近だと、スポンサー企業の子どもがバスケスクールに通ってくれて、その保護者の方がスクールの感想を言ってくださる場面もありました。
N.H.さん
広報としては、直近のイベントに来てくれたファンの方から、「チケットっていつから発売なの?」、「ファンクラブっていつからなの?」とか、「グッズって今まだ置いてないの?」といったお声を沢山直接いただいて、本当に少しずつではありますが福井に浸透してきているのかな?と感じています。
福井ブローウィンズの公式Twitter(X)でも、選手公式発表のツイートに対して、「こんなすごい選手がブローウィンズ行くの!?」とか、「試合が楽しみ!!」といった声が上がっていてすごく嬉しいです。
最近、7月20日に新体制発表会やらせていただいた際も、思っていたより沢山の人が集まってくださって。スポンサーの方、行政の方、あとはメディアの方も来てくださっていました。この様子を見て、福井ブローウィンズのことを楽しみにしてくださっている方がいるっていうのを、現地で感じることが出来たので、開幕戦が楽しみです。
U.T.さん
県内のスポンサー営業をずっとやっていますが、私自身が手応えを感じるのはまだまだこれからだなと思います。福井県内の知名度もまだまだで…バスケがあるってことは何となく知っていても詳しいことは何も知らない。みたいな方がやっぱり大半です。
開幕戦などで今後活躍していって、福井県民の中で、共通の話題として上がってくるようになったときに、はじめて手応えを感じられるのかもしれないですね。
■今後の展望|10月の開幕戦に向けて
N.H.さん
まずは10月にある開幕戦に向けて、しっかりと準備していく、というところですね。これまで福井に無かったものが見られる場所をつくっている自信があります。バスケットボールが好きな方も、好きじゃない方でも、どんな方でも楽しめるものを準備していきたいです。
県外から福井県に足を運んでくださるファンの方もいる中で、ファンクラブの方々に対してどういうコンテンツを用意するのか、という部分ももちろん、演出の部分でこれまでのサッカーや野球とも違う、音楽や照明にもこだわって、空間そのものを楽しめるものをつくっています。
私たち自身も10月の開幕戦がとても楽しみなので、この記事を読んだ方で興味を持ってくださった方がいたら足を運んでほしいです!