本記事は2021年11月に作成された記事です。したがって、現状とは異なる内容があります。
こんにちは!新人CX”おなつ”こと藤石夏実です。
今回は、入社9ヶ月目の“ももちゃん”こと吉武桃子さんのお話をお届けします。一見クールに見えて、実はめちゃめちゃ熱い心とバイタリティの持ち主の吉武さん。どんな思いでアカツキ福岡にジョインしたのか、聞いてみましたよー!
吉武 桃子 -yoshitake momoko-
前職はアロマセラピストとしてリラクゼーションサロンに勤務。2021年1月にアカツキ福岡にジョイン。現在はCX(カスタマーエクスペリエンス)として、お客さまからのお問い合わせ応対(メール返答)やゲームアプリ内のお知らせ文章の作成、また新しく入社したメンバーのトレーナーとしても活躍している。
藤石:現在どんなお仕事をしているのか教えてください!
吉武:お客さまからのゲームアプリに対するご意見や不具合などのお問い合わせにメールで返答したり、ゲーム内の〈お知らせ〉欄の文章作成などがメインの業務です。
また、お客さまの声を分析してまとめたレポートを作成して、改善の参考にしてもらうためにCX以外の部署に届けたり、新しく入社したメンバーのトレーナーとしての役割も担っています。
藤石:現在入社9ヶ月で幅広いお仕事を担当されているんですね。
吉武:はい!入社から約6ヶ月経ったころ、自らやりたいと志願しました。
藤石:バイタリティがすごいです!
吉武:新人の私がやりたいと言ったことに、賛同して背中を押してくれたチームのリーダーや先輩方にはとても感謝しています。
「アカツキ福岡の人たちに惹かれて」
藤石:吉武さんはなぜアカツキ福岡に入社したのですか?
吉武:初めはCXの白石さんのインタビュー記事を見て共感し、こんな人と私も一緒に働きたいと思ったんです。
▼白石さんインタビュー記事
藤石:どういう点が吉武さんに響いたのですか?
吉武:私、あの記事を見た時とても嬉しくて。白石さんの言葉で、自分を認めてもらった気持ちになったんです。
私は、前職も自分の好きなことを仕事にしていましたが、結果退職しました。きっかけはコロナの影響でもありますが、当時の私は、「本当に好きなことなら環境など関係なく続けたいと思うものなんじゃないか」、「自分が甘かっただけなのかな」と思いながら転職活動をしていました。
しかし、白石さんのインタビュー記事内の「好きなことを仕事にしてみたけど好きではなくなる可能性もあるし、挫折することもある。そしたらまた別の好きを探せばいい」という言葉を見て、退職の選択が間違っていたわけではないし、これまでの経験を学びに、またここから私の好きを探して、挑戦したいと思えました。
そして、こんな考え方ができる白石さんみたいな人と一緒に働きたい!と感じました。
藤石:私も似たような想いを持っていたことがあるので、とても共感します。
吉武:また、1次面接を担当された採用チームの佐藤さんの存在も大きいです。すごく気さくな方で優しくて。「素敵な方だな!」と率直に思いました。ただ、本当に衝撃だったのはそのあとでした。
藤石:何があったのですか?
吉武:面接から数日経って、1次面接通過のお知らせと共に、今回の面接通過の理由が書かれた書類が届いたんです。通過のお知らせだけでも嬉しいのに、それに加えてよかった点や足りない要素などが詳細に、何ページにも渡って記載されていました。
藤石:私も選考過程で同じ経験をしました。驚きましたよね!
吉武:転職活動をする中で、いち求職者にここまでしてくださるのかという感動と、指摘をいただいた部分が当時私自身の感じていた課題感とピッタリ当てはまっていたんです。この短時間でこれだけ見抜いてくださる人がいる会社に入って、期待に応えたい!そうすればきっと自分の成長につながる!と思えました。
藤石:素敵な出会いがたくさんあったのですね。
吉武:はい!アカツキ福岡にいる人たちに惹かれてしまいました(笑)
「CXに必要なのは“好きになる力”」
藤石:ぶっちゃけた話をさせてください。
実は私、ゲーム業界に飛び込んできたものの、そこまでゲームに詳しくないんです(笑)噂によると、吉武さんも…?
吉武:はい、私も実はゲームは詳しくありません。たくさんの種類のゲームタイトルを知っていたり、毎日何時間もプレイするというわけではないので、何よりも一番ゲームが好き!とは言えないかもしれないです。
藤石:ではなぜゲーム業界に飛び込もう!と決意できたのですか?
吉武:アカツキ福岡にはゲームに詳しい方がたくさんいますし、「ゲームが好き」という想いだけでいうと、その方たちには到底及ばないです。ただ、“エンタメ”という大枠で捉えた時に、私の中にも“オタクの素質”が確実に存在します。流行りのゲームにハマってやり込んだり、好きなアイドルがいたりもします。
CXとして必要なのは、エンタメに熱中すること=“好きになる力”ではないでしょうか。私自身がエンタメに熱中したこの経験こそ、ファンの気持ちに共感し、寄り添える力につながるんだと思います。だからこそ、ゲーム業界に飛び込むことを決意できたのかもしれません。
また、先に言った通り、素敵な方達との出会いもあって、やる気は十分でした。「やっていけるかな?」というより「ここでやっていきたい!」という想いが強かったですし、「ゲームの知識が足りないなら、その分誰よりも努力しなきゃ!」という覚悟もありました。
藤石:自分なりに可能性を見出して、覚悟を持ってここにいるんですね…素敵です…!
その熱い想いを胸に、入社後CXという仕事やIPに対してどう向き合っていったのですか?
※IP…Intellectual Propertyの略称で、「知的財産」のこと。例えばゲーム内で使用されているキャラクター・アーティストを指す。
吉武:すごく必死でした(笑)結果的に、周りの人たちのおかげで自然と仕事にもゲームにも向き合えましたし、好きになっていったんです。
藤石:なるほど。CXという仕事を好きになったきっかけは何だったのですか?
吉武:まず、入社後に受けたCXの研修で聞いた、現アカツキ福岡 代表取締役CEOの近見さんの想いです。近見さんの、お客さまに感動体験を届けることへ賭ける熱い想いに、「がんばってついていかなきゃ!」と奮起しました。
藤石:CXという仕事の奥深さにワクワクしますよね!
吉武:また、私が所属するCXチームのリーダーが語る言葉や資料がとてもわかりやすくて、目指す方向性が腑に落ちました。
「こんな素敵なメンバーがいる環境だからこそ、自然とCXという仕事を好きになっていっているんだな!」と感じたんです。
藤石:そうして仕事への向き合い方も見えたのですね。では、IPを好きになるきっかけは?
吉武:入社後すぐに受けた新人研修を通して、お客さまに寄り添うにはIPへの理解が必須ということを痛感しました。ファンと同じ目線に立つことを目的に、推しを見つけて、そこから興味を持って理解を深めていこうと思ったんです。
私の所属するチームではこれを”オタクになる”という言い方をします。私は、この”オタクになる”の意味を、仕事だから作品を知ろうとするのではなく、私自身が一人のファンとして、心から「好き!推したい!」と思う気持ちを育てることと捉えました。このオタク像を目指して、同じゲームアプリを担当するCXチームのメンバーと、IP理解のために映像を見たり、実際にゲームアプリで遊んだりしていたら、いつの間にか好きになっていたんです。そのべースには、やはり自身の“好きになる力”があったから、知らないことを知りたいと思えたし、モノにできたと思っています。
藤石:入社から9ヶ月経った今感じる不安や、「難しいな」「大変だな」と感じる点はありますか?
吉武:今も、「お客さまと同じくらいゲームやIPのことを理解して、好きになれているかな?」と不安に思う時はあります。私にも、お客さまと同じくらいの知識と愛があれば…と思うこともあります。しかし、“好き”という想いに終わりや上限はなく、人それぞれなんですよね。
大事なのは、「ずっと好きでいること」「絶えず知ろうとすること」だと思っています。
藤石:そのまっすぐさや一生懸命な姿が”好きになる力”をより増幅させているんですね!
吉武:仕事やゲームへの想いが強い人たちが多く、その中で一緒に働いていると、その想いは伝染します。気づけばCXという仕事にも、ゲームにも、より強い愛着を感じるようになっていました。ずっと不安ですが、それ以上にずっと楽しいです!
藤石:とはいえ、思っていたことと違う点はありましたか?
吉武:はい、もちろん!(笑)
繁忙期を経験したのですが、想像以上に慌ただしい日々でした。ゲームの周年祭や季節ごとのイベントなど、タイミングによってこんなに業務スピードに差があるのか!甘く見ていたなぁ!と。
藤石:どうやって乗り越えたんですか?
吉武:同じチームのメンバーに支えられました。本当に手厚くサポートしてもらえて、一緒にやり切れてよかった!と思えます。
藤石:ここにいる人たちに惹かれて入社を決めただけありますね!吉武さんが所属するチームの雰囲気の良さがヒシヒシと伝わります。
吉武:はい!伸び伸びやらせてもらっています!
「大切なのは顔の見えない人との“対話力”」
藤石:吉武さんはどんな人がCXに向いていると思いますか?
吉武:先に言った通り、「好きになる力」を持っている人であることが前提ですが、その上で顔の見えないお客さまとまっすぐ向き合って“対話”ができる人でしょうか。
お客さまからのお問い合わせに対して、事実だけを一方的に述べるだけではなく、よりゲームを楽しんでもらえる環境をご提供できる人の方が求められると思います。
藤石:あたたかみをもってお客さまと対話しなければ、驚きや感動体験をもたらすことはできないですね。
吉武:はい。だから、文章からお客さまの心情を読み取って、自分の言葉で共感し寄り添うことが必要なんです。私はこれが“好きになる力”と同じくらい大切だと思っています。
藤石:では最後に、今CXという仕事に興味を持ってくれている方々へメッセージをお願いします。
吉武:私の好きな言葉で「Fake it till you make it.」という言葉があります。
「なりたい姿があるなら、その姿になったかのように振る舞いなさい」という意味です。私自身、憧れの人やその姿を見て、自分も近づいていきたい!と思って頑張れるんです。
アカツキ福岡には、自身の未来と成長を見据えて頑張っている魅力的な方がたくさんいます。「なりたい姿がある」「今の自分を変えたい」と思っている方に、ぜひ挑戦して欲しいです。
藤石:心に響くお言葉、ありがとうございました!
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