本記事は2019年12月に作成された記事です。したがって、現状とは異なる内容があります。
こんにちは、アカツキ福岡 広報担当の尾園です。
今回は、いつもアカツキ福岡のWantedlyを盛り上げてくれている採用担当の2人に、採用の裏側の話を聞きました!
<インタビューメンバー>
# 若松 航(左)
2018年12月にアカツキ福岡にジョイン。愛称はワカマッティ。
# 佐藤 萌(右)
2019年2月にアカツキ福岡にジョイン。愛称はもえちゃん。
現在2人は、より良いアカツキ福岡を作っていくために採用担当として活躍中。
また、どちらもボケ担当(笑)アカツキ福岡に天真爛漫な明るい風を吹かせてくれています!
<ライティング>
# 尾園 さゆり
2017年8月にアカツキ福岡にジョイン。QAを担当する。愛称はおさゆ。
2019年10月より広報にジョブチェンジして活動中。
# 採用は結婚の世界と同じ
ー最初に、採用担当としての仕事内容を教えてください!
佐藤:採用の仕事を端的に言うと、「アカツキ福岡で活躍いただける方を採用する」です。基本的には【アカツキ福岡の魅力発信→書類選考→面接or面談→内定→入社】までの一連の動きを担っています。
「アカツキ福岡で活躍してくれる人はどこにいるのか?」を考えながら、エージェントに協力をお願いしたり、自社HPやWantedlyの施策を打ったりと、媒体選定をしながら魅力発信をおこなっています。また、「どのような人がアカツキ福岡にマッチするのか」を明確にするために、現場のメンバーに話を聞いたりもします。
ー現場の声を聞くのってとてもすてきだなと、いつも2人が仕事されているのを見て感じています。ちなみに、面談と面接の違いは何でしょうか?
佐藤:選考要素を含むか含まないかです。
例えば、面接を受けるかどうかを迷っていたり、アカツキ福岡に興味はあるけれど転職するかどうか迷っているから一旦話を聞きたいという場合に、「面談」というかたちでお話をしています。「面談」は選考要素を含まないので、まずは純粋にアカツキ福岡のことを知っていただく・お互いのことを知るための場という感じですね。面接はその逆で、選考要素があり合否がつくものです。
ちなみにWantedlyは「まずは会いましょう!」が特徴なので、Wantedlyからご応募いただいた場合は、最初に面談をしています。その面談を通して「アカツキ福岡を受けたい」と思っていただけたら、選考のご案内をします。選考は、基本的には「書類選考→面接(2回)→内定」のフローをとっています。
ーありがとうございます!入社するまで選考ステップが多いのですね。
佐藤:そうですね。
アカツキ福岡って、人格の部分をすごく大事にするじゃないですか。
人格の部分って会わなきゃわからないと思っているので、「まずはお会いする」というスタンスは大きいかなと。会社と候補者の双方が納得しあって入社に至ることが大事だと思うので、選考の過程で妥協はしたくないし、人が足りないからとりあえず採用する、ということはしたくないです。
結婚の世界と一緒だなと思いますね。結婚したことないですけど(笑)
# ゴールは、採用した人がアカツキ福岡で活躍すること
ー採用チームの目標としていることはなんですか?
若松:採用すること自体がゴールではなく、入社後にアカツキ福岡で活躍してもらうことが、大事なゴールだと思っています。その中でも、採用した方がアカツキ福岡の事業に貢献していけるか・その人の人生が輝いているかが重要だと考えています。
正直なことを言うと、採用担当になった始めの頃は未経験ということもあり、単純に「人を入れればそれでいい」と思ってた時期がありました。お恥ずかしながら。
だけど、採用担当としての経験を積む中で、いろんな採用担当の方のお話をうかがうと、みなさん共通して、応募された方の人生や会社の未来をしっかりと考えられていて、責任を持って仕事をされていたんですよね。自分にはそこが圧倒的に欠けているなと気づきました。
それからは入社する人の人生や会社の未来を自分ごととして考えたり、入社する方には、もっといい人生を歩んでほしいなと思うようになりましたね。
たとえポテンシャルが高い人が入社してくれたとしても、入社後のギャップが大きかったり育成がしっかりしていなかったら、その人の良いところがどんどん失われていってしまうと思うんです。
だからこそ採用チームは、入社後にアカツキ福岡で活躍してもらうことをゴールに、入社後の道筋をしっかりと立てていきたいと考えています。
とはいえ、自分ひとりだけではできないので、メンバーの協力は必要不可欠だと思っています。みんなで活躍できる人を育てていったり、みんなで協力して会社をつくっていくような動きが取れたらいいなと。採用を起点に会社を元気にしていきたいと思います!
# まず最初に「幸せ」を考える
ーそんな2人が採用を担当する上で大切にしていることは何ですか?
佐藤:アカツキ福岡で活躍することも大事ですが、来てくれる人が「アカツキ福岡で働くことは幸せなのか?」という視点を忘れないようにしています。
例えば、この人めちゃくちゃいいな!活躍してくれそうだしスキルも申し分ない!って思う方と出会うことがあるんです。だけど、面接でご本人が大事にしていることや今後やっていきたいことをうかがったときに、「あれ?これ、現時点のアカツキ福岡じゃ叶えられないかもしれない…」となってしまったら、私個人としては来ていただきたいけど、ご本人が幸せかどうかに疑問が残ります。
そういう場合は、残念だけどお見送りになるのですが、「じゃあ、この方はどこに行ったら幸せなのだろう?」と担当者間で話すことがあります。自分たちでお見送りの決断を出していても、そういう思いがあります。
面接する側としては、スキルだけじゃなくてアカツキ福岡の文化が合うのか、その人が幸せになれそうな仕事や場所がアカツキ福岡にあるのか、そういう視点を忘れないことを大事にしていますね。
若松:素晴らしい。今のに集約されていたなと思います。
先程の話にもつながるのですが、面接に来られた方の人生や会社の未来のこと、両方を自分ごととして捉えて、「双方にとっての幸せってなんだろうね?」というのを探しています。事業を成り立たせるために活躍できる人を採用する。そこに本人の幸せが乗っかれば一番いいと思うので、そういった部分を真剣に考えることを大切にしています。
ー「どこに行ったら幸せなんだろう」ということを考えるって、すごいアカツキにいる人って感じがしますね。
若松:そうですね、幸せを考えるという点は、ある意味アカツキらしさだなと思います。
もえちゃんと人事について話していると、メンバーの幸せについて問う会話がかなり多いです。
最近他社の採用担当の方にお話をうかがう機会が多くあるのですが、まず最初に幸せを考える習慣があることについて、「アカツキ独自のものですね」と言ってくださる方が多いです。自然とそういった会話になることもあるので、アカツキとして大切にしているところだと思いますね。
佐藤:ですね。例えば、面接を受けてくれた方で採用はお見送りになった方がいたのですが、お話をうかがっていて、今の状態のまま転職活動をしたらたぶん良くない方向に行ってしまうかもしれないと、すごく心配になったことがありました。
だから、余計なお世話かもしれませんが、今の状態の自分と向き合ってほしい、向き合う過程で潰れそうになったり、迷いに迷って不安になっちゃったらまた会いに来てほしい。今、アカツキ福岡での採用はできないけれど、その人の今後を応援したいという思いが生まれ、そんな会話をしました。そして思いきって、ご本人に率直にフィードバックを送ったことがありました。
ーそれはすごいですね。全員にそういうことをしているんですか?
佐藤:全員ではないです。基本的にはお見送りの理由を開示することはありませんが、どうしても伝えたいメッセージがあって、「この人はきっと受け入れてくれるだろうな」という方にはメールをお送りすることがあります。今回はご縁がなかっただけで、その方の未来を心から応援する気持ちでお送りしています。前向きな言葉でお返事をいただいたので、送って間違いなかったんだなと思いました。
# 自分たちのやっていることは、結果的にアカツキ福岡のファンをつくる
ー双方の幸せを常に考え、採用する・しないに関わらず、それぞれに気持ちを寄せて時間をかけるところ、とても真摯に感じました。
佐藤:今私たちがやっていることは、結果的にはアカツキ福岡につながっていくことだと思っています。
面接にいらっしゃる方は、アカツキ福岡のことをプラスに感じてくださっていると思います。採用お見送りになった方は、多少なりともマイナスなイメージに振れちゃうこともあると思うんです。面接が終わってもきちんとフォローをする・向き合うことで、お見送りになっても納得感のあるものになり、結果的にアカツキ福岡のファンになってくれたらいいなと思っています。
「あの時、縁はなかったけどあの会社よかった」と思っていただければ、結果を問わず、アカツキ福岡としての信頼を築ける。メンバーも誇りを持てる。だから結果的には全部つながると思っています!
やっぱり、ファンになってほしいはありますよね!
若松:あるある。絶対ある。
ーみんなで協力してより良いアカツキ福岡をつくっていけたらいいなと、私も思いました。
最後に、2人から見たアカツキ福岡はどんなものですか?
佐藤:働きやすさを追求したきれいなオフィス空間を創ったり、人格と向き合う時間を取ったりしてくれる会社って、そんなにないんじゃないかなって思っています。
若松:人格とか本当にそうだよね。僕もそう思います。
時間をコストと捉えたときに、本当に人に投資してますよね。事業だけやっていくのであれば、やり方を教えるだけで良いと思うんですよ。でもアカツキ福岡では、スキルだけでなく、「なぜそう思ったの?」という感情や思考という内面のところに向き合ってくれる瞬間が多いと思います。その時間が長いので、日々、内面の変化を感じて働いています。
ー1on1の時間を取るところもそうですけど、普段の会話の中でも自分のことのように一緒に悩んで考えたりしてくれる人が多いですよね。
若松:そうですね、日頃からたくさん助けてもらっていて感謝してます。
佐藤:自分には関係ないとかではなく、助け合う思いがあって、本当にうれしいしありがたいです。
ーすてきな人達で溢れている!オフィスもメンバーも含めて、この環境は当たり前ではない。常に感謝する気持ちを忘れてはいけないですね。
アカツキ福岡のこと・メンバーのことを真剣に考えてくれていることが伝わってきました。
ワカマッティ、もえちゃん、ありがとうございました!
採用チームの想いがたくさんの人に伝わっているとうれしいです。