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【アカツキのなぜ?#01】アカツキはなぜ、若手でも裁量権を持って仕事をできるのか?

アカツキはよく「アカツキは他の会社とちょっと違うね」と言われます。私たちアカツキで働くメンバーも、「アカツキらしさ」を日々考えながら仕事をすることが多いです。

今回はそんなアカツキの他の会社とは違うポイントに焦点をあてて、「アカツキはなぜ、◯◯◯なのか?」という【アカツキのなぜ?】をシリーズでご紹介していきたいと思います!!

第1回目は「アカツキはなぜ、若手でも裁量権を持って仕事をできるのか?」です。

社員の平均年齢が28歳であるアカツキは、ゲーム開発でも若手の活躍が目立ちます。そんな中でも、大学卒業後に新卒入社して3年目の仲田さんは、複数プロジェクトの企画を手掛けるなど、その活躍に注目が集まっています。そんな仲田さんと、仲田さんを入社以来育ててきたプロデューサーの藤田さんの2人に、「アカツキはなぜ、若手でも裁量権を持って仕事をできるのか?」というテーマで語ってもらいました。

<プロフィール>

プランナー 仲田 理樹(なかた まさき)25歳

大学在学中、アカツキにインターン生として参画し、IPタイトルの運用プランナーを経て、2015年に1期生として新卒入社。入社後、4タイトルの開発・運用を経て、現在は、新規タイトルの企画立ち上げに従事。

プロデューサー 藤田 真也(ふじた しんや) 29歳

2011年に大学卒業後、某大手流通企業に新卒として入社し、大規模Wi-Fiサービスプロジェクトに携わる。「スピード感ある環境で働きたい」「自分の力を試したい」という想いから、2012年アカツキに中途入社。「サウザンドメモリーズ」のプロジェクトリーダーを経て、新規タイトルのプロデューサーとして活躍中。

「辞めます。アカツキの外に出ます」が、はじまり。


入社3年目の仲田さんは、今、どんな仕事をしていますか?

仲田:プランナーとして、ゲームの新規開発を担当しています。コンセプトメイキングからゲームデザインへの落とし込み、プロトタイプ作成までの流れを経験し、今はプロトタイプの検証を経て、リリース版の企画を詰めているところです。


仲田さんの先輩、藤田さんの仕事は?

藤田:僕は入社6年目なんですが、プロデューサーとして新しいプロジェクトを立ち上げ中です。ゲームにとどまらず新たな世界を切り拓いていくために、ローカルから踏み出してグローバルで通用するビジネスモデルを模索している最中です。


仲田さんはプロジェクト初期から中心メンバーとして携わったことで、どんな学びがありましたか?

仲田:コンセプトメイキングから実装まで一連のプロセスを経て、「コンセプトメイキングの難しさやコンセプトをブラさずに、企画に落とすためにはどうするべきか?」などたくさんの学びがありました。


新卒入社3年目で、そこまでの裁量を持ってやれることになったきっかけは? 自分で手を挙げたの?

仲田:それは…僕のわがままで…(笑)

藤田:そう、わがままボーイなんですよ、仲田は(笑)
当時、僕のプロジェクトにいた仲田が「このままアカツキにいて藤田さんのお仕事を引き継ぐよりも、もっと新しいことやりたい」と悩んでいて。それだったら、ちょうど立ち上がるプロジェクトあるから、アカツキで新しいことやったらいいじゃない?と。

藤田(写真左)「わがままボーイなんですよ、仲田は(笑)」


それで、入社3年という早さで仲田さんに新しい役割が任された!と。

仲田:はい。そして、もう1つ、プロトタイプ前の仕事にも自分から手を挙げました。ゼロからゲームを手がけてみたいという強い気持ちを伝え「2倍働くからやらせてほしい!」と申し出て、任せてもらえました。僕は、アカツキの「ゲームの力で世界をよりよいものにしていく」というビジョンにすごく共感していて、アカツキに入ったからにはゼロからゲーム作れるようにならなきゃ!と強く思っていたので。将来的にゲームというアプローチで新事業も手がけたいとも考えています。それに向けて、1つでも多く経験を積みたかった。


アカツキはどんな若手にどんなチャンスを与えるのですか?

藤田:正直に話せば、「これだけ言うのなら、仲田に任せるか」というところなんです。まぁ、根負けですね(笑)ですが、仲田も最初から大きなプロジェクトを任されたというわけではありません。

入社からしばらくは別のプロジェクトメンバーをしていましたが、そのプロジェクトが難航した時に、仲田は「逃げない」「言い訳しない」「ヤリきる」姿勢があって、責任感があるやつだなと思っていたんです。それに、一時期、携わったプロジェクトが失敗して仕事がなかった時があって、そんな時にも仲田は熱心に他社のゲームの研究をしてましたね。そういう仲田を見てたからこそ、「もっと新しいことをやりたい!」と手を挙げた時に任せてみたいと思ったんです。

他の会社もそうかもしれませんが、アカツキは「あいつは特に頑張ってるな」という人を見落とさずすくい上げる会社です。

トガったヤツだけど、熱量も頭抜けていた。

仲田さんは今、どんなことに熱量を持って取り組んでいますか?

仲田:自分の担当タイトルをアカツキの柱にしていきたい。これまで、自己成長はしてきたけど、会社に貢献していなかったので「きちんと会社に貢献したい」と思ってます。

藤田:自覚あったんだ(笑)

仲田:さすがにあります。これからは、オリジナルのタイトルにもチャレンジしたいですね。
僕は、仕事としてやるからにはなんでも世界一を目指したい!っていうタイプです。

ユーザーさんにとって自分が手がけたゲームが「一番面白いゲーム」であってほしい。そのためには、過去の失敗から学んだことも生かさないといけないと思っています。


過去にした失敗とは?

仲田:僕はニッチな世界でニッチなものを作りたがる傾向があって。ニッチな世界に興味がない人には全く刺さらないようなゲームの作り方をしてしまっていたんですよね。先輩にアドバイスもらった時にも、当時は「うるせ!僕が正しいんだ!」って思ってましたから…。

「以前は、自分が正しいと思っていた」と自分を振り返る仲田さん


随分トガってますね(笑)

仲田:僕はツイッターであらゆるゲームに対するユーザーさんのレビューを毎日見続けていて、自分の中で立てた仮説に対して日々答え合わせしているんです。「このタイトルを遊ぶユーザーさんは、こういうところで喜ぶのか。」と。その結果、「面白さ」を主観でしか判断できなかった過去の自分に反省するようになりました。


こんなトガった仲田さんを、藤田さんはどんな風にマネジメントを?

藤田:仲田はトガってるところもあるんですけど、その分意思が強い。言うことも決して間違っていなかった。僕も、いいなりというわけではなく、僕からは別の視点も伝えてあげて、あとは本人の判断に任せてきました。「やりたかったらやればいいよ。でも結果は自分でケツ持てよ」と伝えていました。

「ここだったらどっちに転んでも仲田の成長のためになるから、任せよう」もしくは、「これの結果次第でプロジェクトが傾く可能性があるものは完全に任せず一緒に考える」なのか、判断の上でコントロールしていました。チャレンジとリスクの度合いを見て意思決定していましたね。


リスクがあっても、敢えてやらせてみる?

藤田:任せることがすごく大事。人に言われて「はい、はい」ではなく、本人がとことん考え抜かなきゃ意味がない。それで結果を見て本人が気づけばいい。僕が仲田とのコミュニケーションで大事にしていたのは「どこまで考え抜いたかを問答すること」でした。


そのマネジメントのスタイルは、どこから生まれたのでしょう?

藤田:アカツキには「1on1」という1対1のミーティングを大切にする文化があって、僕も先輩プロデューサーと相談する機会が多いのですが、1on1ではまだ形になっていない感覚や気持ちを共有できるんです。先輩に話すと「それって、こういうことだよね?」と言語化されて返ってくる。そこで腹落ちして、次のアクションにつながることも多いものです。なので、自分も後輩の1on1でのコミュニケーションを大切にしていて、悩みややりたいことをまだぼんやりした状態でも聴き取るようにしています。


その経験が、仲田さんの育成にも活かせた?

藤田:そうです。自分の経験を元に、仲田とも週1で、1対1のミーティングをしました。雑談したり、現状確認やモヤモヤをぶつけたりする場でしたね。

仲田:ミーティングに限らず、藤田さんはいつでも相談に乗ってくれました。

「本人がとことん考え抜かなきゃ意味がない。それで結果を見て本人が気づけばいい」と藤田さん

「任されたからには、誰よりも結果を出したい!」

「アカツキで野望を実現する」という視点で、いま足りない人材は?

藤田:僕はもっとエキスパートが必要だと思っている。事業を展開するほど、エキスパートが必要になってくるし、それぞれの領域のトップエキスパートも必要。だから、アカツキにはまだまだ上位職の椅子がいくつもあるよね。

仲田:そうですね。エキスパートもそうですし、「アカツキで野望を実現する」ためには、新しい事業を任せられる人はもっと必要ですね。プロジェクトを背負える人が多いほど、アカツキの野望に近づけると思うので。

僕自身も今担当しているタイトルを、ユーザーさんに「面白い!」と言ってもらえるタイトルに仕上げていきます!

【アカツキのなぜ?】第1回目は、アカツキはなぜ、若手でも裁量権を持って仕事をできるのか?というテーマでご紹介してきました。

大学を出たその年にプロジェクトの重要なロールを任され活躍が始まった仲田さんの話は、アカツキでは特別なものではありません。「何が何でもチャレンジしたい」という熱量、それを伝える強い意思を持つ人には、アカツキでは大きなステージが待っています。それも、1つとは限りません。手を挙げて複数のプロジェクトに携わることも可能です。

スピード感のある現場で、責任あるポジションを務める醍醐味を20代で体験できるのも、リスクを見極めながら裁量を持たせる「やんちゃ」を歓迎するアカツキの文化が土台になっています。

【アカツキのなぜ?】シリーズ、第2回もどうぞお楽しみに!!

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