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【広報特集】逆境からの大逆転!本当にゼロからTSUBASAアライアンスFinnovation Challengeイノベーティブ賞を受賞しちゃったChief Creative Innovator 高島孝太郎の奮闘記
転職をお考えの皆様へ
当社は創業から1年半で1億円超える資金調達、自社プロダクトの開発及び販売等、AIベンチャーの中でも爆速とも言える成長を歩んでまいりました。
しかしその裏側では当社の経営戦略の中心である「当社に相応しい人財の採用」を行うことで入社した社員の活躍があります。
本コーナーでは、当社の社員がどのような思いで、どのような活動をしているかということをご覧頂くことで、ご本人のお考えや今度目指したいものと当社の方針が一致しているかということをご確認頂ければと思っております。(本特集の主語は当社広報担当です)
【活動特集 その1】本当にゼロからのTSUBASAアライアンスFinnovation Challengeイノベーティブ賞受賞までの奮闘記
-新規事業は一長一短ではできない!普段から継続的に考えることが大事…!
昨年11月の朗らかなある日、高松CEOが『TSUBASAアライアンスFinnovation Challenge』というビジネスプログラムを見つけて、「誰か興味ある人いるー?良いアイディアがあればエントリーしよう!」と社内で募集していました。
クリエイティブイノベーショングループ Chief Creative Innovatorの高島社員は、その要項をみた瞬間にアイディアが浮かんだと言います。
-高島社員「普段からビジネスになり得るネタというのを見つけたり、考えたりすることは意識しています。今回は、自分自身の体験から感じていた社会の課題と、プログラムの内容がリンクしたので、なんとなくイメージが湧きました」
高松CEOにすぐエントリーする意思を伝え、社内でのブレストが始まりました。
普段は物静かで冷静沈着な印象の高島社員ですが、実は熱い闘志を秘めていたんですね((((;゚Д゚)))))))。迫力のある仕切りで、どんどんアイディアが決まっていきました。。!その時間なんとたったの1日。。!1日でこんなアイディアできるの?!と思うくらいの完成度でエントリー内容が決まりました。
-高島社員「今回のアイディアを説明すると、社会生活の中でどうしたら良いか分からないことや、面倒な手続き等があると思います。例えば、マンションを買う時、どうすれば良いの?とか、確定申告ってどうすれば良いの?という時ですね。ほとんどの人はネット等で調べると思います。そこまでいかずに、確定申告が必要であることさえも分からない人もいます。この場合、調べると行為自体も存在しません。そういう情報を集約しているプラットフォームを開発すれば、ユーザーの課題を解決できるのではないだろうかと考えました」
え、でもそんなサイト、山ほどありますよ?!
-高島社員「このプラットフォームの特徴は、『その人の今』をプロファイリングし、必要なことを適切に提案するところにあります。この『適切』というのがポイントです。例えば車を買う時に一度はネットで車に関連する検索をしますよね?その後、購入しても暫くは車の広告が出ると思います。既に購入している人に対して車の広告が出る状況。これは適切に広告が出ていると言えないでしょう。
当社はAIでのプロファイリングが得意ですので、適切なタイミングを判断することができます。また、地方銀行さんは地域社会に浸透しているため、地域の人々や法人の情報をたくさん持っており、大きな信用力もあります。このサービスは両者の得意分野を最大限生かせ、社会の課題を解決できると思いました」
なるほど!私が浅はか過ぎました…!
エントリーまでの時間が短かったため、大丈夫か?!と心配していた私の気持ちも杞憂に終わったようです。い、いや、基本的には信じてましたよ、高島さん…!でもここまで凄いとは…
もちろん高島社員の力だけではなく、社内の協力もあったことを記します。「それでは高島さんのタスクのこの部分は自分がサポートします」「ここはオレがサポートするんで、高島さん、声かけてねー」等、どんどん協力体制が決まっていきました!
当社の社員の関心するところは、何かに挑戦しようとする社員に対しては、率先して助けにいったり、アドバイス等をすることで手を差し伸べたり、主体的な協力ができることです。そして大きな成果が出ると自分のことのように喜びます。
そして、1次審査を突破!合計104社のエントリーで12社しか突破できなかったそうなので、分厚い壁です。次は2次審査、そして決勝ラウンド。。!しかしここからが、濃密で刺激的な(そして大変な笑)3ヶ月の始まりだったのです。。!
-不利な状況下での審査突破のカギはロジカルシンキングや想定力…高島社員の綿密な戦略!
当時、高島社員にはある不安があったと言います。
-高島社員「実は1次審査を突破した当社以外の11社は、既にリリースしていたサービスを用いたアイディアだったのですが、当社はリリース済みのサービスが無くアイディア先行型でした。今回のアイディアは当社の既存ビジネスとは全く違うアプローチであり、中途半端に既存サービスを用いたりすることはできない、という明確な理由がありましたが、具体的なサービスが無いということで他社と比べ見劣りしてしまうリスクを感じていました。
まずは2次審査突破を第一に考え、アイディアの中身はもちろん、私の説明を聞いた方々がどう思うかとか、どういう疑問が浮かぶか、ということをいつもよりも高いレベルで、且つ1歩も2歩も先回りして想定し論理の穴が無いように、また受け答えに詰まらないように細心の注意を払うことで他社を上回るように『戦略的』に考えました」
うぬぬぅー…これがいわゆる本当のロジカルシンキングや想定力というものでしょうか…私も見習いたいところです…!
2次審査は今年1月に開催されました。中身は7分のピッチと質疑応答。ピッチは各社別々に行うため、他社の内容を参考にしたり、雰囲気を確認したりすることも出来ない環境…かなり厳しい質問もありました。
当の本人は「あまり自信はなかった」と謙虚しますが、1つ1つ綿密に戦略立てて準備したことが功を奏し、2次審査を突破し決勝ラウンドへ!たった6社という狭き門に通り抜けてもらいました!
いよいよ、決勝ラウンド!周りの雰囲気も違ってきました…!結末や如何に!?
-刺激のオンパレードだった地銀担当者やメンターの方々とのやり取りは刺激と学びの連続だった…!
決勝ラウンドまでは1社あたり、今回のプログラムを協賛している地方銀行1行と、メンターの方々が専属でついてチーム化し、ビジネスのブレストを行い、決勝ラウンドまで、アイディアの洗練化を図ります。
当社は中国銀行様やメンターの方々と週に1回のペースでブレストを行いました。ブレストの参加者全員、本気で事業化したいという強い気持ちがあり、かなり刺激的で白熱した議論が毎回展開できました。
高島社員はこのやり取りこそ、最も多くのことを学べた機会だったと言います。
-高島社員「正直、仕事上銀行員の方々とお話しをする機会は今までありませんでした。ですが今回、普段お話し出来ない方々と腹を割ってビジネスのお話し出来たことは大変有意義でした。具体的に言うと、今後当社が成長していく過程で、大企業との協業のお話しが今よりも多くなるタイミングもあると思います。誤解を恐れずに言うと、大企業と協業するにはハードルが高く、我々のイメージが必ずしも彼らのイメージと合致するとは限りません。
またどんなに担当者間で良いと思ったアイディアでも、リスク次第ではハードルの高い社内決裁を通さないと実現できないことがあると思います。中国銀行様は正に大企業とも言え、彼らの思考や悩みどころ、また彼らとのビジネスの実現の仕方やそのアプローチのヒントをもらった気がします」
実は高島社員のチームは、アイディアを固まるまでに議論が白熱しすぎて、ブレスト以外にもかなりの時間を費やすことになり、また進捗の遅れも散見されたとのこと。その度に様々な調整する等、本当に色々なところに気を配って、一歩一歩進めていました。サービスの名は『ALPS』。ネーミングもなかなかです!
さぁ決勝ラウンドまで1ヶ月少々、果たして間に合うんでしょうか??
-持てる力を最大限出し、イノベーティブ賞を受賞!そして大きな夢へ…!
3月5日、遂に決勝ラウンドの日を迎えました。私も会場へ向かい、高島社員の雄姿を見届けます。会場は大きく、参加者も多く、そしてマスコミ関係者も…!凄いです!
高島社員は前日まで内容の調整を続け、この日のために準備を積み重ねてきました。「やれることをやったので、後はやるだけ」となんて随分と男前なことを言って若干笑顔でしたが、目が笑っていません!
そしていよいよ本番!他社のピッチが進み、当社の順番が回ってきました!しっかり準備した内容をロジカルに説明します。質疑応答にも的確に回答し、全力を出し尽くした!と言えるような疲労感が漂ってました(見てるだけの私も疲れました笑)
そして遂に受賞発表です…!各賞の発表が進み、大賞とイノベーティブ賞が残っている時点で、当社はまだ呼ばれていませんでした。ま、ま、まさか大賞?!と思っていました(私はドキドキでした笑)が、大賞は高島社員も素晴らしいアイディアと絶賛していた株式会社ベスプラさんの事業が…!(いやー本当に素晴らしいプレゼンテーションでした)
当社はイノベーティブ賞の受賞でした。受賞の際に、中国銀行様から「革新性では一番評価が高かった。お話しを続け、しっかり事業化したいですね」という嬉しいお言葉を頂きました!
-高島社員「当社のビジネスの根幹は革新性ですし、コーポレートミッションにも合致しているので、イノベーティブ賞を頂けて大変光栄です。革新性で首位だったというコメント頂けたことも嬉しいですね。革新性って色々な解釈があろうかと思いますが、今回評価された革新性は、ユーザーのライフイベントの現況をAIで把握し、課題を解決するという今までなかったアプローチだったというところだと思います。関わって頂いた中国銀行様やメンターの方々、また高松さんをはじめ当社の社員に感謝申し上げたいです」
どこまでも冷静な高島社員です。。!その冷静さが欲しい笑
でも最後にこんな熱いことも語ってくれました。
-高島社員「AIは様々な判断を精度良く行ってくれ、しかも進化するという凄いツールです。AIは実現できなかったことを実現したり、人の手で行っていたことを自動で行ってくれたりするので、兎角ビジネスとの親和性がクローズアップされます。
しかし私は、ビジネスの先を見据えています。AIが適切な判断し今まで費やしていた時間を削減することで、例えば家族と過ごす大切な時間を増やしたり、より多くの時間をプライベートに使うことができると考えています。今回のアイディアもそのようなアプローチで企画しています。良いサービスを作り、豊かな未来を作ることが私の夢ですね」
実は3人のパパであり、冷静でありながらもとても思いやりのある高島社員。こんな大きな夢を持っていたなんて泣けてきます!
当社の事業はAIを搭載したプロファイリングエンジンを使った先端技術を使ったものであり、独自性があるものです。しかし、我々のビジョンの通り、AIはあくまで目的を実現する為の手段と捉えております。
高島社員も言っていた通り、利用することで今まで以上に豊かになったと言われるようなサービスを作ることで、ワクワクする様な体験も創出し続ける企業であり続けたいと思います!
以上『逆境からの大逆転!本当にゼロからTSUBASAアライアンスFinnovation Challengeイノベーティブ賞を受賞しちゃったChief Creative Innovator 高島孝太郎の奮闘記』でした!次回も期待下さい!