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農業変革に挑むアグリメディアが目指す「実りある農業」とは

2011年の創業以来、アグリメディアはシェア畑などの農地活用や人材事業をはじめ、農に関わるビジネスを広く展開してきました。今後、各事業を通してどのように農業を変革していくのか。13期目を迎えた今、私たちの目指すミッション、ビジョンの実現について、諸藤代表に話を伺いました。

今、農業に変革が求められる理由

アグリメディアが農業の変革に取り組んできた理由

起業時に農業に着目した大きな理由は、食という人間の根幹を支える産業であるにもかかわらず、農業を支える人・サービス・情報があまりにも少ないことを痛感したためです。実際に各地の農家に伺うと不満や後ろ向きな声も多く、農業者にとってよりよい経営をサポートするサービスの必要性を感じました。

戦後の経済成長やグローバル化に伴い、流通の変化や消費者の食のニーズも多様化が進み、現在の農業にはそれを見据えた経営が必要となっています。IT技術の発展により経営の効率性や消費者と繋がる手段は増えても、多くの農家はそれをどのように経営に生かしていくかを自ら考え、実行する必要があり、経営の難易度は高いという現状があります。

一方で、地域や品目によって農家の立場に差異があることも事実です。収益性が保たれ地元からの評価も高く、ポジティブな後継者もいるために農業にやりがいを感じ、目をキラキラさせた生産者が多いエリアも存在します。そのことから、農業者が経営効率を考え取り組むことで収益性は上がり、地域自体も活性化していく可能性を感じました。

それを支えるサービスを展開し、農業を変革したいという想いが、アグリメディア創業の根本にあります。



生産者と消費者、両側面へのアプローチで農業を支えていく

農業が衰退することで、その地域や環境の衰退にも影響を及ぼします。後継者不足や耕作放棄地といった課題に留まらず、国内の食料自給や、私たち消費者の”食”の選択肢といった面でも影響があります。

今後私たちが輸入物だけに頼るようになっては、食の選択肢は狭まり貧しくなっていくのではないでしょうか。そのような、農業ひいては食の豊かさがなくなる未来は嫌だと、私は思っています。この領域は社会課題でもあり多くの壁がありますが、人生をかけて農業の変革を実現したいですし、自分がやらねば誰がやるといった気持ちでいます。

生産者と消費者、両側面から農業を支える存在を増やすことで、この国はより良い状態になっていく。この12年間、アグリメディアの事業を通じて農業変革に取り組めば取り組むほど、その想いは強くなっています。


アグリメディアが目指す農業の未来

農に関わる人を増やし、収益性とやりがいの両立を実現

今、私たちは「農業を、実りある事業に」というミッションを掲げています。”実りある”とは、農業に関わる人の収益性とやりがいが持続的に両立している状態です。農業者を支える多様なサービスが存在し、それを選び活用することで経営を持続できる。そういった状態を全国各地で実現し、多くの人の豊かさに繋げていきたいと考えています。

これは、当社だけで実現できることだとは思っていません。農業を実りある事業に変革するには、農に関わる人を増やし、多様なステークホルダーと明るい未来を描いていくことが必要です。その想いを込めたビジョンが「農に関わる人をより多く、より明るく」です。生産者を支えるだけでなく、行政や消費者など農に関わる人を増やし繋げる事業展開を通じて、ビジョンの実現に取り組んでいます。

このように、私たちは農業界全体の変革にチャレンジしているので、農業に関わることで必要とされているあらゆることを検討していきたいと考えています。単一のサービスを提供するだけでなく、経営や流通など全体に触れていかないと根本的な産業変革は成し得ません。各ステークホルダーと協力し、農の魅力を伝えながら、農業の明るい未来を描き、より多くの人を巻き込み明るい産業にしていく。これが今、アグリメディアの各事業を通じて実現しようとしていることです。



農業を支え、農に関わる人を繋げるビジネスを

街づくり、外部との連携、消費者との接点づくりに注力

具体的には、次の3つの観点での取り組みを広げています。

一つ目は、消費者との接点づくりです。シェア畑をはじめとする農地活用事業は、生活者に「農の魅力」を発信するタッチポイントでもあります。農をより知ることで消費への意識が変わり、生活者自身も豊かになっていく。その接点となる役割を担う認識を社内で高めると同時に、観光農園などの施策を通じて、消費者の意識変革に向けた活動に注力していきます。

次に、農業者を支えるプロダクトや情報の提供です。現在、他事業者からの生産者とのリレーションに関する問い合わせが急増しています。農業変革のためには自分たちだけでなく多様なステークホルダーとの連携も必要であり、生産者にとって優良なサービスを展開する事業者と、農に携わる人々を繋いでいくことも私たちの役割だと考えています。

三つ目は、行政と連携した「農業型街づくり」です。群馬県・高山村埼玉県・羽生市など数年前から進んでいるプロジェクトもありますが、「あぐりナビ」が持つ人材データや、シェア畑の顧客基盤など、各事業で培ってきたナレッジ等のアセットを活用し、今後も農を起点に地域全体をよりよくしていく取り組みを各地で行っていきます。

これに留まらず、農に関するあらゆる観点から新規事業創出の機会をつくるとともに、既存事業についても、ミッションやビジョンとの繋がりを意識した取り組みを広げていきます。


ステークホルダーと共に実現する農の未来

今、行政や農業者をはじめ各ステークホルダーからの期待は日に日に上がっています。私たちがあぐりナビを通じて出会う就農者、経営支援で関わる生産者の方々はとても前向きでチャレンジングですし、農業変革に向けてインパクトある事を為していくためにも、農業者、消費者、行政、従業員、あらゆるステークホルダーを巻き込み、一緒に明るいビジョンをつくっていきたいと考えています。

アグリメディアは、農業に変革を起こすためのチャレンジを続けています。私たちの目指す未来に興味がある方、ぜひご連絡をお待ちしています!


マーケティング部長候補
農地を活性化!シェア畑 のマーケティング部長候補募集!!
私たちは2011年に創業後、生活者向けのサポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業特化の人材サービス「あぐりナビ」のほか、道の駅を運営する流通事業や、企業、自治体向けの経営支援事業など、農業ビジネスを多角展開しています。 国内最大規模に成長している各事業を通じて、着実に農業界での存在感を高めてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▍農地活用事業 年々増え続ける"使われていない農地" それらを有効活用するため、自社で新たな価値を付加して提供するサービスや、農地の維持管理事業、マッチングなどを行っています。 👉サポート付き貸し農園『シェア畑』:https://www.sharebatake.com/ 日本各地で急増する"耕作放棄地" "遊休農地"をリメイクし、都市住民が手ぶらで利用できるサポート付き市民農園『シェア畑』を展開しています。 現在までに125カ所以上を展開し、6万人以上の方が利用しています。 その他にも以下の事業を展開しています。 👉郊外の複合型農園サービス『アグリパーク』『里山シェア』:https://agripark.jp/ 👉農地・遊休地の維持管理サービス『農地まもる君』:https://kusakarikun.com/ 👉農業関連施設の企画・運営事業:https://tochikatsu-hatake.com/ ▍農業HR事業 農業就業人口は年々減少を続け、農家や自治体は人材確保に苦しんでいます。 担い手不足に悩む農家・農業法人や自治体と、農を志す人をマッチングし、“農業を人生の選択肢に”する支援をしています。 👉農業特化型求人サービス『あぐりナビ』:https://www.agri-navi.com/ 農業専門の求人サイト「あぐりナビ」の運営のほか、人材紹介業など、農業の人材に関わるサービスを提供しています。 「あぐりナビ」は、日本最大級の農業専門求人サイドとなっており、登録者数は12万人を超えています。 ▍流通事業 農業者の所得向上と、消費者に新鮮で美味しい農産物を届けることが両立する流通事業を手掛けています。 👉農産物直売所『道の駅・清川』:https://michinoeki-kiyokawa.jp/ 神奈川県唯一の村「清川村」にある道の駅を、2018年4月から当社が運営しています。 それまで午前中で売り切れていた農産物直売所の野菜を、より多くの来場者に買ってもらえるよう、周辺の農家に声をかけて、量・種類共に大幅にアップさせました。 ▍経営支援事業 農業ビジネスを展開しているため、全国の自治体、企業から農業分野に関するさまざまな相談が寄せられています。 👉埼玉県吉川市:農業パーク構想 https://agrimedia.jp/news/7630/ 埼玉県吉川市が進める農業を軸とした一大エリア整備プロジェクトにコンサルタントとして参画しています。 👉教育機関と連携した“農教育プロジェクト” ・筑波大付属小学校 https://agrimedia.jp/news/7253/ ・東京ウエストインターナショナルスクール https://agrimedia.jp/news/261/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の4事業ドメインに加えて、今後MISSION、VISIONの実現に向けて、新たな事業を創出していきます。
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私たちは2011年に創業後、生活者向けのサポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業特化の人材サービス「あぐりナビ」のほか、道の駅を運営する流通事業や、企業、自治体向けの経営支援事業など、農業ビジネスを多角展開しています。 国内最大規模に成長している各事業を通じて、着実に農業界での存在感を高めてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▍農地活用事業 年々増え続ける"使われていない農地" それらを有効活用するため、自社で新たな価値を付加して提供するサービスや、農地の維持管理事業、マッチングなどを行っています。 👉サポート付き貸し農園『シェア畑』:https://www.sharebatake.com/ 日本各地で急増する"耕作放棄地" "遊休農地"をリメイクし、都市住民が手ぶらで利用できるサポート付き市民農園『シェア畑』を展開しています。 現在までに125カ所以上を展開し、6万人以上の方が利用しています。 その他にも以下の事業を展開しています。 👉郊外の複合型農園サービス『アグリパーク』『里山シェア』:https://agripark.jp/ 👉農地・遊休地の維持管理サービス『農地まもる君』:https://kusakarikun.com/ 👉農業関連施設の企画・運営事業:https://tochikatsu-hatake.com/ ▍農業HR事業 農業就業人口は年々減少を続け、農家や自治体は人材確保に苦しんでいます。 担い手不足に悩む農家・農業法人や自治体と、農を志す人をマッチングし、“農業を人生の選択肢に”する支援をしています。 👉農業特化型求人サービス『あぐりナビ』:https://www.agri-navi.com/ 農業専門の求人サイト「あぐりナビ」の運営のほか、人材紹介業など、農業の人材に関わるサービスを提供しています。 「あぐりナビ」は、日本最大級の農業専門求人サイドとなっており、登録者数は12万人を超えています。 ▍流通事業 農業者の所得向上と、消費者に新鮮で美味しい農産物を届けることが両立する流通事業を手掛けています。 👉農産物直売所『道の駅・清川』:https://michinoeki-kiyokawa.jp/ 神奈川県唯一の村「清川村」にある道の駅を、2018年4月から当社が運営しています。 それまで午前中で売り切れていた農産物直売所の野菜を、より多くの来場者に買ってもらえるよう、周辺の農家に声をかけて、量・種類共に大幅にアップさせました。 ▍経営支援事業 農業ビジネスを展開しているため、全国の自治体、企業から農業分野に関するさまざまな相談が寄せられています。 👉埼玉県吉川市:農業パーク構想 https://agrimedia.jp/news/7630/ 埼玉県吉川市が進める農業を軸とした一大エリア整備プロジェクトにコンサルタントとして参画しています。 👉教育機関と連携した“農教育プロジェクト” ・筑波大付属小学校 https://agrimedia.jp/news/7253/ ・東京ウエストインターナショナルスクール https://agrimedia.jp/news/261/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の4事業ドメインに加えて、今後MISSION、VISIONの実現に向けて、新たな事業を創出していきます。
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