入社から3年弱で執行役員に就任した山田さん。
「今までは個人や少人数の組織を選んできた」という山田さんに、なぜSideKicksに入社したのか、理由を聞いてみました。
山田央(やまだひろし)
上智大学を卒業後、個人事業主としてキャリアをスタート。その後、ベンチャー、スタートアップ企業3社でクリエイティブディレクターやクリエイティブチームの立ち上げを経験後、独立。SideKicksとの協業を経て、そのビジョンに共感しSideKicksに入社。
ーー入社当初の業務内容と最新の業務内容について教えてください。
入社当時、SideKicksはYouTube広告の立ち上げフェーズでした。私が入る前から立ち上げが進められていましたが、なかなか成果が出ておらず、私に最初に与えられたミッションは、目標期間内にYouTube領域を立ち上げることでした。
これまでのキャリアでYouTube広告に携わり、クリエイティブやコンテンツ企画・制作を長く経験してきたため、そのスキルを活かし、戦略立案から制作まで一気通貫で行いました。物が売れる広告作りに関するマニュアルの作成や動画編集者へのレクチャーなど、社内ナレッジの積み上げにも注力しました。
その結果、全員が成果を出せるYouTube広告チームを構築し、与えられたミッションであるYouTube広告領域の立ち上げを達成できました。
その後はクリエイティブチームの立ち上げも任され、現在はクリエイティブチームの責任者としてマネジメントを行っています。
ーークリエイティブチームの立ち上げは、どのような経緯で任されたのですか?
私が入社した時点では、クリエイティブチームは存在していませんでした。
当時の組織体制は、職能ごとに分かれているのではなく、各プロジェクトごとにチームが編成される形でした。私も担当案件のプロジェクトリーダーとして運用、クリエイティブ、営業など全ての業務を担当していました。
あるプロジェクトのYouTube動画広告領域を立ち上げた後、TikTokやInstagramなどのショート動画広告が急成長しているタイミングで、ショート動画の攻略に取り組むことになりました。
ショート動画の攻略に向けて、言語化、マニュアル化する中で、全社の中で「山田チームは一番クリエイティブに対するノウハウがあるよね」と評価されるようになり、その結果、私にクリエイティブチームの立ち上げを任せていただくことになりました。
ーー立ち上げの際に印象に残っている出来事はありましたか?
印象に残っていることは少し違うかもしれませんが、これまで経験してきたスタートアップでの新事業立ち上げや自分で会社を作ることの「ミニチュア版」を行っているような感覚でした。(現在進行形ですが)チームの立ち上げは非常に多くの学びがあるやりがいのある経験だと感じています。
一言で「クリエイティブチーム」といっても、会社によってさまざまな在り方がありますが、SideKicksのクリエイティブチームの特徴は、営業や運用から依頼を受けて制作するのではなく、全員がプロのマーケターとして、マーケティングの本質理解をし、戦略を立て、企画をし、クリエイティブを形にし、その結果を見てPDCAを回していく組織です。
つまり、ビジネスの上流から下流まで全ての力を持つチームであり、これがSideKicksのクリエイティブチームの目指すところです。
ですので、SideKicksにおいてクリエイティブチームを立ち上げることは、小さなビジネスや会社を立ち上げるようなもので、その責任を持つことができるのは非常に良い経験だと思います。また、期限を与えられたタスクを達成するだけではなく、プロジェクトの立ち上げからチームの構成に至るまで、新たな挑戦と成長の機会があることが、ベンチャーで働くことの面白さだと思っています。
これからSideKicksに入社するメンバーには、事業や組織の拡大に合わせてチームの立ち上げ、プロジェクトの立ち上げ、新規事業の立ち上げなど、様々なチャンスが待っていると思います。
提示された仕事を淡々とやり続けるのではなく、主体的に行動していく事で魅力的な仕事に取り組んでいって欲しいと思います。
ーー山田さんは今期から執行役員として業務に携わられていますが、執行役員に昇格された理由は何だと思いますか?
2つ要因があると思います。
1つ目は売り上げや数字の部分が大きく伸びたことです。
先ほど話したYouTube動画領域や大型案件の立ち上げなど、会社にとって大きく数字が動く場面でクリエイティブチームの責任者として最大限コミットし、そこで成果を残すことができたのが大きいと思います。また、半年から1年以内の短いキャリアの中でしっかりと売り上げや成果にコミットしていくようなクリエイティブディレクターを育成できたことも、要因だと思います。
2つ目が私がSideKicksを1番好きだということです。
これは外向けの言葉ではなく、本当にSideKicksにジョインできて良かったと思っています。
私の好きな言葉で「早く行きたいなら1人で行け。遠くに行きたいならみんなで行け」というものがあります。
私は新卒から個人事業主として働き、スタートアップでの仕事を経験してきました。その理由は、とにかく早く前に進みたかったからです。周りの人より成長したかったし、何者かになりたかったし、生活を変えたかった。だから少人数で早く行くことばかりにこだわっていました。
そんな中でSideKicksに衝撃を受けたのは、成熟した組織を作り続けている段階で安定した企業でありながら、少人数のスタートアップのようなスピード感と挑戦する環境があったことです。
少人数で不安定ながらも速く進むか、組織で遠くを目指すかのトレードオフしかないと思っていましたが、スピード感と安定感、さらに遠くに行く力強さも兼ね備えているSideKicksに出会った瞬間、このチームのメンバーになりたいと思いました。
その感覚は入社してからも変わらず、1人や少人数でビジネスを行っていた時よりも確実に成長できています。この先どこまで行けるんだろう、どんな事業つくれるんだろう、どんな景色を見れるのかという点にワクワクしています。
要するに自分が一番、SideKicksに可能性を感じていて、会社を大きくしていくことに、全力を注ぎたいと誰よりも思っている1人だということです。
恐らくそういった姿勢や想いが代表の岡嶋に伝わり、認めてもらえたことが大きかったのではないかと思っています。
ーー山田さんは会社を創っていく執行役員として、面接なども担当されていますが、どんな人材を求めていますか。
志を持っている方です。
SideKicksで働くことを通して何かを成し遂げたいと思っている、志や目標やビジョンを持っている人を求めています。
優秀なビジネスパーソンになりたい、活躍してキャリアを上げたい、将来こういうビジネスに取り組みたい、こんな生活をしてみたいなど、内容は問いません。
仕事を通して何かを成し遂げたいという志を明確に持ってる人は、仕事に対して真摯に向き合うし、熱量持って取り組む根源的なエネルギーを持っていると思っています。
そして、仕事を通して何かを達成した時は共に喜ぶことができるし、会社の成長とともに成長していき、一緒に前に進んでいけると思っています。
そのような志のある人と一緒に働けたらと思います。
ーー今後事業主側の展開も予定しているSideKicksですが、クリエイティブチームの展望について教えてください
SideKicksは将来的にさまざまな事業を展開する予定ですが、常に大切にしたいのは「私たちはプロのマーケターである」ということです。
まず、私たち全員がプロのマーケターであることを大切にし、その上でマーケティングの力を活用して新しいビジネスを生み出していきたいと考えています。
クリエイティブチームには、マーケティングにおけるコミュニケーションに取り組む中で、「誰に」「何を」「どう伝えるか」といったマーケティングの本質をより深く理解してほしいと思います。
マーケティングは需要と供給を結びつけ、そこに最適なコミュニケーションを設計し、お金や時間、人の流れを生み出すこと。まさにビジネスを作り出す仕事です。
クリエイティブチームもまた、プロのマーケターとしてクライアントに価値を提供することに全力で、マーケティングの力を使って新しいビジネスへの挑戦を続けてほしいと願っています。
ーーありがとうございました!
■採用活動強化について
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創業以来、広告代理事業で急成長を遂げていますが、今後は第二創業期として更に広告代理事業を飛躍させつつ、新規事業への挑戦も行っていきたいと考えています。
更なる成長には一緒に会社を創っていく仲間がまだまだ足りません。2024年度は組織人数も35名から50名まで拡大予定ですので、少しでも弊社に興味を持っていただいた方はカジュアル面談から色々とお話出来ればと思います!