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企業やチームが持続的に成長するための力学とは

HapInSでは、国籍・性別・障害の有無に拘わらず、優れたITエンジニアの方々が力を発揮できる環境を整えることに力を注いでいます。毎月たくさんの素晴らしい仲間がHapInSでの新たな一歩を踏み出しています。

皆さんの情熱とスキルがHapInSをより一層魅力的な場所にしていきますし、新たな仲間との出会いはチームの確かな力強さとなっていくので、いつもいつも楽しみにしています。

さて、今回は会社やチームが成長するための力学という視点で、私が様々な会社での栄枯衰退を見てきた経験上での独自目線でのお話をお伝えしたいと思います。

過去のストーリーにも参考になる点がたくさんあると思いますので、興味があればぜひチェックしてみてください。

企業が持続的に成長するための要素とは?

企業が持続しかつ成長するための要素を挙げてください。と言われたらどういったものを挙げますか?

「明確なビジョンと戦略」「利益を生みだす仕組み」「健全な財務体質」「マーケットインサイトと適応力」様々な要素を挙げると思います。

「顧客目線でのアプローチ」や「効果的なリーダーシップ」を唱える人も出てくると思います。すべて欠けてはならないものですが、今日お伝えするのはそれらの要素を叶えるための力学的なお話です。

企業やチームが持続的に成長するための力学とは?

多くの場合、企業が成長する要素を語る際には、リーダーシップの重要性が強調されます。社長やチームリーダーが猛烈に牽引していく!そんなイメージですよね。

しかし、私の経験から言えるのは、このようなマインドが蔓延っている企業ほど、持続的な成長の可能性を感じにくいということです。(もちろん瞬発的な成長には、猛烈なリーダーシップが有効であることは補足として入れておきます。)

もちろん、社長を含む組織のリーダーには重要な役割が与えられているので、それを怠ったりしていいわけではありません。

リーダーの役割を3つに絞ると以下のとおり

  • ビジョンと目標の設定
  • 意思決定と問題解決
  • 矢面に立ち責任を取る

それだけ?と思う方も非常に多いと思います。もちろんもっとありますよ!戦略の策定と実行であったり、組織内での適切なコミュニケーションとフィードバックやパフォーマンスの監視や評価など、リーダーに求められている役割は実に様々です。

ここまで読んでみてやっぱり社長やチームリーダーが引っ張ることこそが重要だ!と感じた方は、考え方を変えてみませんか?

社長やチームリーダーが一方的に牽引するということは、強力な🚂機関車で客車を引っ張っているだけであって、客車側には主体性がないことを示しています。では、その機関車が壊れたりしてしまったらどうなるのでしょうか…?

パーパス経営とは|従業員参加型でパーパスを創り上げました。のストーリーでも少しだけ触れていますので、ぜひ参考になさってみてください。

本当に必要なもの

リーダーシップに加えて、ボトムアップのマインドを掛け合わせることこそが、真に持続的な成長を生み出すための力学です。

つまり、チーム全体で事業やプロジェクトを前に進めるためのエネルギーを生み出さなければいけないということです。

ボトムアップマインドがあり、適正なアプローチをとっている企業やチームに対しては、等しく持続的な成長の可能性を感じてきたことは言うまでもありません。

では、ボトムアップのマインドがあるチームの特徴はどんなものがあるでしょうか?

ボトムアップのマインドがあるチームの5つの特徴

1. オープンなコミュニケーション

  • 自由な意見交換: チームメンバーが自由に意見を言い合える環境が整っています。どんなアイデアや意見も尊重され、共有されています。
  • 透明性: 情報がチーム全体に透明に共有され、メンバー全員が現在の状況や進捗を把握しており、メンバーやリーダーに対する陰口が発生していない。

2. 自主性と責任感の促進

  • 自主性の尊重: メンバーが自らの意思で行動し、課題を解決する姿勢が維持されています。また、リーダーはメンバーの自主的な行動を常に支援しています。
  • 責任感の育成: メンバーは自分の役割やタスクに対して強い責任感を持ち、自らの仕事の成果に責任を持っています。

3. イノベーションと創造性の奨励

  • 創造的な思考: チームメンバーが創造的なアイデアを自由に提案できる環境が整っており、失敗を恐れずに新しい試みを行う姿勢が維持されています。
  • イノベーションの推進: 新しいアイデアやプロセスの改善が積極的に取り入れられ、実践されています。

4. リーダーシップへの支援

  • サポートするリーダー: メンバーはリーダーを常に支援し、ビジョンと目標に達するための準備や実行の役割を果たしています。メンバー間の成長や意見を尊重し、必要なリソースをリーダーに提供しています。
  • エンパワーメント: リーダーはメンバーに権限を委譲し、自主的な意思決定を常に促進しています。

5. 信頼と協力の文化

  • 信頼関係: チーム内には強い信頼関係が築かれており、メンバー同士が互いに信頼し合っています。
  • 協力とサポート: メンバーは互いに協力し合い、困難な状況でも支え合っています。

まとめ

「ついていきます!引っ張ってくださーい!」この形態に期待・依存しながら日々を過ごしている会社やチームは、すぐに体制を変えた方がいいと私は考えています。

企業やチームの成長には、リーダーシップが不可欠であることは間違いありません。多くの場合、リーダーがビジョンを示し、方向性を定め、チームを引っ張っていく姿が重要視されます。しかし、そのマインドが一方的に強調されると、持続的な成長には限界が生じてきます。

リーダーシップが集団を統率し、ボトムアップのアプローチが多様なアイデアとエネルギーを引き出すことで、企業やチームは真に持続可能な成功を手に入れるでしょう。どちらか片方だけではなく、両者が融合することで、最高の結果が生まれることを信じています。

ちなみにですが、HapInSでは人材開発シートを策定して人事評価をしています。SESで働くITエンジニアの方は単価評価制度での評価ですが、より企業人としてレベルアップをしていくための指標には使えると思いますので、読者のみなさんに参考となれば幸いです。

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いかがだったでしょうか?今回は企業やチームが持続的に成長するための力学としての独自目線でのナレッジをお伝えさせていただきました。

今後もHapInSが大切にしていきたいカルチャーをお伝えするためのブログは、機会ある度に発信していきたいと考えています。

HapInSでは、Wantedly以外にも様々なチャネルで、一緒に成長し合える仲間を募集しています。

私のようなちょっと変わった人事部長がいる会社で働いてみたい、という動機でも構いません。積極的にエントリーいただければ幸いです。

日本に住んでおられるのであれば、国籍は問いませんし、適切なビジネスマナーやお客様や社内メンバーとの円滑なコミュニケーションができれば、障がいの有無や病歴も関係ありません。

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