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3Sunnyのコーポレートチームで人事を務める小島さん。求人広告の営業職から企業人事にキャリアチェンジ後、さまざまな企業の採用業務に携わってきました。今までのキャリアや3Sunnyにジョインしてからの業務内容などについて、お話を伺いました。
目次
テレアポに飛び込み営業…精神的にも鍛えられた営業職時代
「お世話になった医療従事者を支えたい」その想いで飛び込んだ医療業界
「巻き込み、支え合う」を実感したエンジニア採用
テレアポに飛び込み営業…精神的にも鍛えられた営業職時代
━━━━━小島さんの今までの経歴をざっくばらんに聞かせてください。
高校生のときに『ホテル・ルワンダ』という民族間対立を題材にした映画を観たことがきっかけで、大学では国際政治学科に進学しました。
同時に、「国際親善部」という部活に所属。大学に留学してくる外国人学生に不動産や携帯電話の契約など、日本での生活サポートするボランティア活動も行っていました。
それと、国際親善部との掛け持ちでメタルバンド部にも所属していたんですよ。周りからもとても驚かれるのですが、私はガールズバンドのギターだったので、そこまでハードな音楽は演奏していません(笑)
卒業後は求人広告の営業職として働き始めました。新規顧客を獲得するために、1日に140件以上テレアポをしたり、日々15件もの飛び込み営業をしたりと、仕事はとてもハードでしたね。しかも入社半年はまったく成績が伸びずに、精神的にも辛い時期でした。
転期となったのは、一緒にペアを組んでいた先輩が退社したこと。「自分がやるしかない!」というマインドに切り替わってからは次第に契約も取れ始め、2年目には新卒の教育を行ったり、チームの契約数を管理するリーダーにも昇進しました。
ですが、営業として数字を追うことよりも、採用業務への憧れや社内の方が活躍してくださることにやりがいを感じ、今までの経験を活かすことができる人事職として転職を決意しました。
「お世話になった医療従事者を支えたい」その想いで飛び込んだ医療業界
━━━━━2社目の会社に訪問看護ステーションを選んだ理由は、何だったのでしょうか?
実は子供の頃から持病があり、病院に通院することも多かったので、高校生の頃は看護師に漠然とした憧れを抱いていました。ですが、持病のある自分が医療を提供する側になることが想像できず、当時は諦めていたんです。
転職を考えた時に、直接ケアを行うことはできなくても、間接的に医療従事者を支えることもできるのではないかと考えて、訪問看護ステーションを運営している会社に入社しました。
そこでは人事担当者として、主に訪問看護を行う看護師の採用をメインに、カジュアル面談から一次面接の対応、内定者とのやり取りを行っていました。
━━━━━そこからフリーランス人事として働き出したんですよね?
はい。毎日終電で帰宅するほど忙しく働いていたので、自分の時間も大切にしながら働きたいと思い、フリーランス人事となることを決めました。フリーランス時代は、だいたい並行して5〜6社の企業と契約して、その企業の人事担当として採用活動に携わっていました。
約5年ほどフリーランスとして働いていたのですが、やはり組織の一員として働きたいと思い始めた頃に出会ったのが3Sunnyです。
訪問看護ステーションで勤務していた頃から、「ゆくゆくは自宅が療養部屋になる時代がくるはずだから、地域包括ケアを推し進めていかなければならない」と話していたこともあって、医療・介護領域のプロダクトを提供している3Sunnyにシンパシーを感じましたね。
「巻き込み、支え合う」を実感したエンジニア採用
━━━━━3Sunny入社後はどのような業務を行っているのでしょうか?
スカウトやカジュアル面談・一次面接の対応といった採用業務のほか、新入社員に対してのオンボーディングや社内イベントの企画などを行っています。実は、私が入社するまではCOOの榎本が一人で採用業務を行っていたので、採用フローも仕組み化されていなかったんです。
なので、まずは求職者が応募してから内定を出すまでのフローを整えていきました。それに加えて、オンボーディングの仕組みを構築。「どうしたら新しく入社された方々が、不安を感じることなく早期に活躍していただけるのか?」を意識しながら、常に改善を繰り返しています。
また採用広報の一環として、noteでメンバーのインタビューも掲載し始めました。今では、面接時に「noteを見ました!」という声を聞くことができたり、入社の決め手がnoteのインタビューだったという方もいます。私たちの想いが伝わっていることが実感でき、とても嬉しいですね。
━━━━━今は当たり前のように行われている入社時のオンボーディングも、小島さんが整えてくださっていたんですね!
入社してから一番大変だったエピソードはありますか?
私の中で一番高い壁にぶち当たったのが、エンジニア採用です。
VPoEとテックリードを採用するために、求人媒体の中から一人一人のプロフィールを確認し、スカウトメールを送っていました。
ですが、私自身エンジニア採用の経験が浅く、求職者の方の技術レベルを読み取れずにとても苦戦しまして。その様子を見たCTOの矢澤とCOOの榎本から、「開発チームにも協力してもらったらどうか」という提案をもらったんです。
それからは毎週開発チームと定例ミーティングを実施し、求人媒体の中から候補者のピックアップを一緒に行ってもらいました。そして、挙げてもらった候補者の方に対して、チャンスを逃さないよう「なぜスカウトメールを送っているのか」を端的に伝えていきました。その結果、採用活動を始めて半年でVPoEとテックリードを採用することができました。
それまでは、採用は人事だけでやらなければならないと思い込んでいたところもあったのですが、メンバーを巻き込むことの重要性、そして忙しい中でも嫌な顔一つすることなく協力してくれるメンバーに、『巻き込み、支え合う』という3Sunnyのスピリットを改めて感じました。
人事の業務は、自分一人だけで進められるものはほんの僅か。
ほとんどの業務はメンバーの協力があってこそ、進めることができます。
なので、社内でも一番の「巻き込み上手」になることは常に意識していますね。
FY2024のキックオフでは、3Sunnyのスピリットを体現したメンバーに贈られるMVPを受賞!
━━━━━小島さんのこれからの目標を教えてください。
採用活動を通して事業の成長に貢献していくことはもちろんですが、メンバーの働きやすさにはもっとこだわっていきたいです。
メンバーが本来の業務以外でストレスを感じないように、困っていることをいち早く把握して改善し、それぞれの業務に注力してもらえるような環境を追い続けていきたいと思っています。
それと同時に、経営陣が大切にしてきた3Sunnyのカルチャーやメンバーに対するリスペクトの精神、誰もが働きやすい環境はずっと守っていきたいですね。
実は3Sunnyの離職者数は、創業8年経っても片手で収まる人数なんです。
それは、組織が拡大していく中でもカルチャーを経営陣が重要視しており、どのメンバーにも3Sunnyカルチャーが浸透しているからだと感じています。
これからさらにメンバーが増えていっても、今まで築いてきたこのカルチャーを薄めることなく新しいメンバーにも浸透させていくことができれば、企業のフェーズが変わっても、「3Sunnyらしさ」を守っていけると信じています。
(終)