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Salesforceは、米国サンフランシスコに本社を持つ世界最大のクラウド型 CRM(顧客管理)ベンダーです。 顧客に新しい価値を提供するべく進化し、数々のイノベーションを起こしてきました。現在国内大手の企業のみならず、 中堅・中小企業まであらゆる業種・規模の SFA (営業支援)、CRM (顧客管理、カスタマーサポートに利用されています。
パソナテックは、パソナグループの一員として、グループの企業理念「社会の問題点を解決する」に則り、テクノロジー分野に特化して事業を展開しています。 エンジニアやクリエイターの働くインフラを整備し、彼らのキャリアを共に創造することで、高付加価値なソリューション提供を実現してきました。
今回は、パソナテックへ社員として入社いただいた後、Salesforceとパソナテックが共同設立するラボにて実務経験を積み、 Salesforceのパートナー企業で活躍していただく「クラウドエンジニア育成プログラム」のご紹介です。
Salesforceは、米国サンフランシスコに本社を持つ世界最大のクラウド型 CRM(顧客管理)ベンダーです。 顧客に新しい価値を提供するべく進化し、数々のイノベーションを起こしてきました。現在国内大手の企業のみならず、 中堅・中小企業まであらゆる業種・規模の SFA (営業支援)、CRM (顧客管理、カスタマーサポートに利用されています。
パソナテックは、パソナグループの一員として、グループの企業理念「社会の問題点を解決する」に則り、テクノロジー分野に特化して事業を展開しています。 エンジニアやクリエイターの働くインフラを整備し、彼らのキャリアを共に創造することで、高付加価値なソリューション提供を実現してきました。
今回は、パソナテックへ社員として入社いただいた後、Salesforceとパソナテックが共同設立するラボにて実務経験を積み、 Salesforceのパートナー企業で活躍していただく「クラウドエンジニア育成プログラム」のご紹介です。
Salesforceとパソナテックが共同で、IT業界の先陣を切って開始する人材育成プログラム。Salesforceエデュケーションサービス部/資格プログラム担当の後藤力氏と、 パソナテック/リクルーティング企画部部長の森谷悠平が、その概要についてご説明します。
後藤 力 氏(ごとう ちから)
◆ エデュケーションサービス部 アライアンス研修/資格プログラム担当
外資系ITベンダーを経て、2014年にSalesforce.comに入社。 エデュケーションサービスに所属し、主にアライアンスパートナーの技術者育成や、セールスフォース・ドットコム認定資格の推進/プロモーションを担当。
今回のプログラムでは研修を担当します。プログラムで育った人のイマジネーションで、現存の考え方を変えて欲しい。そんなことを期待しています。結果、パートナーに与えられる価値観や、思考なども大きくなると良いですね。
森谷 悠平 (もりや ゆうへい)
◆ リクルーティング企画部 部長
2005年、株式会社パソナテックに入社後に新規営業および人事部門での経験を経て、現在はマーケティング部門の責任者に従事。
パソナテックは創業以来、人材育成に力を入れていきました。エンジニアを含めたクリエイターの方々が、どうステップアップしていくべきかを会社全体で応援しています。私も、マーケティング担当者として、どんな能力を業界的が必要としているかを常に考えています。
※ 以下、セールルフォース社は(S)、パソナテック社は(P)と表記。
後藤氏(S)
Salesforceは日本でビジネスを始めて今年で15年目を迎え、規模の拡大とともにサービスを導入するパートナーのビジネスも拡大してきています。
ただ、急速に成長してきた分、一般のデベロッパーに対しての普及率が伴っておらず、人材不足な状況が続いています。
もちろん技術者を増やすという活動支援はしていますが、それでもビジネスの成長スピードには追いつかない。
こういった背景から、人材育成に定評があるパソナテックと共同で、即戦力のクラウドエンジニアを育てるプログラムを開発しました。
森谷(P)
今、この業界自体の人材が不足していることは明らかです。ITに特化している人材サービス会社として、この領域の人材育成は急務です。
日本のクラウド普及率はまだ30%程度ですが、今後クラウドエンジニアのニーズは確実に高まることは確実です。
そこで私たちは今回、将来を見越して大量のクラウドエンジニアの募集をすることにしました。結果的にかなり大きなプロジェクトになりましたね。
ここからは森谷と後藤氏に加え、今回の2社共同による人材育成プログラムの担当者であるSalesforce岡本氏とパソナテック武藤を加えた計4人で、 仕事内容や働く環境をお話します。
岡本 充洋 氏 (おかもと みつひろ)
◆ マーケティング本部 ディベロッパプログラムマネージャ
Javaを使ったプログラミングやシステムアーキテクチャ設計などの業務を経て、2008年4月にSalesforce.comへ入社。Salesforce開発者コミュニティサイトの運営、各種情報発信やセミナー講演など、Salesforce Platformの啓蒙活動に従事。
私は、デベロッパーのマーケティングを担当しています。今回のプログラムでは「クラウドエンジニアを増やす」ことが仕事です。私もクラウドに出会い「世界が変わる」と確信しました。このプロジェクトを通し、多くの人に変化を感じて欲しいですね。
武藤 祐輔 (むとう ゆうすけ)
2008年入社後営業部門へ配属し大手メーカー系企業の営業担当として従事。その後、大手外資系ITベンダーをお客様とするグループの責任者を経験し、今期育成型派遣を専門的に提案する営業部門を新設。
パソナテックのVisionは、「HUMANWARE® changes the world」です。IT市場は優れたソフトウェアとハードウェアによって革新的な進歩をしてきました。 そしてその2つの成長・発展には「人」のチカラが必要なため、私たちはそのチカラを「HUMANWARE®」と名付けています。 今回のプログラムではその「HUMANWARE®」のチカラを信じて、急成長であるクラウド市場で活躍する、そして世界を変える人材を創出することが目標です。 私は営業担当として、社内で育った方々が自分の力を最大限発揮し、クラウド市場で活躍できるステージを提供したいですね。
後藤氏(S)
まず最初に、先輩のエンジニアと一緒にSalesforceを使って企業のシステムを改修。そこからお客様と直接会って要件を話合い、テクノロジーに落とし込んでいく。
これが仕事の中心となります。技術ももちろん必要ですが、お客様との対話力も重要ですね。
森谷(P)
能力的な話をすれば、全く同じスキルを持った人なんていないはずですよね。Windows系に強い人もいるし、Linux系が得意な人もいる、
更にデータベースの開発をずっとやっていた人もいます。過去の経験の違いが、それぞれの強みです。
それらを活かすため、それぞれのノウハウにあった最適な部門へ配置します。
パソナテックはマッチングビジネスも手がけていますので、同じクラウド案件であっても、Salesforceの案件であっても、
お客様の特徴・特色によって、最適な人材をマッチングしていくという感覚ですね。
岡本氏(S)
クラウドエンジニアリングでは、「クラウドをどう運用するか」「どうプログラミングするか」ということばかりを考えがちです。
しかしSalesforceが扱う領域はプログラミングだけではありません。
先ほど後藤も「お客様との対話力」と言ったように、お客様と一緒にクラウドを活用して成功を一緒に作っていくという、
「カスタマーサクセス」を大切にしています。
当たり前のことですが、まず第一にお客様のことを考えられること。
技術はその次です。今回の募集で人材が更にバラエティ豊富になり、お客様とのシナジーをどんどん生んでいきたいと考えています。
武藤(P)
今回の育成プログラムを実施することでエンジニアの方々に対してSalesforceの認知度も高まりますし、
パソナテックとしては優秀な人材を獲得でき、パートナー企業様へ提供できます。
さらに、パートナー企業様としても優秀な人材が獲得できることで、 より多くのSalesforce案件を速く処理できるようになる。
このように3社間の「win-win-win」の関係が作れるところが、今回の一番のポイントだと思います。
後藤氏(S)
私が担当しているエデュケーション(教育)の立場から言うと、今回のプログラムでは、今までとは全く違うテクノロジーを体感してもらうチャンスがたくさんあります。
スキルのシェアをもう一歩広めてもらえる良い機会です。
ただ、それすらも踏み超えてしまう「テクノロジーを突き詰めていくような人」が理想的な人材なのではないかと考えています。
Salesforceにおいて、優秀なコンサルタントとは、お客様に「トランスフォームしましょう」とはっきり言える人。
「こうすれば成功する」という明確なヴィジョンと自信をもっている人を求めています。
森谷(P)
先ほど「カスタマーサクセス」について岡本さんも話していましたが、クラウドエンジニアというよりも、
「クラウドを使ってお客様の課題を解決したい」という気持ちが大事。
自分が作りたいシステムを構築したいエンジニアの気持ちも分かりますが、まずは顧客解決をしたいという気持ちが根本にほしい。
クラウドと聞くと難しそうと感じて一歩引いてしまう方が多いと思いますが、私たちのHP上にも記載しているとおり
「開発経験が重要ではない」というところは強調しておきたいですね。
「課題解決の意欲と、クラウドに興味がある若い方」に参加してもらいたいなと思っています。
岡本氏(S)
技術的なところを少し掘り下げるならば、プログラミング経験が長くなくてもいい。
それよりも「課題解決のパズルを解くこと」が好きな人が、Salesforceでは重宝されるんですよ。
なぜかというと、実際の開発現場でも6割〜7割の人はプログラミングではなく、Salesforceが持っている標準の機能をケース毎に当てはめる、
というパズル感覚で仕事を行っているからです。そして、足りなかった機能だけをプログラム開発する。
我流の方は、作り方を知っているので全て自分で作ってしまうのですが、そういうやり方はSalesforceには合わない。
あくまであるものをパズルのように組み合わせて、「この機能はこのお客様の要件にハマるね」という思考方法がベストなんです。
武藤(P)
エンジニアの中には、次のステージにレベルアップしたい…という、ヤキモキした気持ちを抱えて仕事をしている方も多いと思います。
パソナテックでは新しい分野へのチャレンジを推奨しています。
心に持っている熱い気持ちを爆発させて、次のステージで活躍したい意欲のある人を求めています。
最後に、パートナー企業に技術的な支援をする際にマネージメントを行なう、アライアンス本部部長の手島氏が、実際の仕事の流れについてお話します。
手島 誠 氏(てしま まこと)
◆ アライアンス本部 パートナーSE部 部長
外資系ITベンダーでシステムインテグレーションのPMなどの業務を経て、2003年7月にSalesforce.comへ入社。 以来コンサルティングサービス本部のマネージャとしてお客様へのコンサルティング業務や部門運営を担当。 2015年5月から現部門に着任。
私はパートナー企業のマネージメントを担当しています。パートナーが我々のコンサルティングを導入する際には、受け入れる体制を整える必要がある。その体制づくりのお手伝いが主な仕事ですね。
正直に言うと、常駐先によって実際の仕事の内容も変わります。
例えば、プロジェクトの初期段階であればお客様との打ち合わせがメイン。現状の課題をお聞きして、それに対して提案をしていくことが多い。それが運用フェーズになると、事業計画や新商品の取り扱い変わることなど、突発的なできごとが頻繁に起こります。それらに対してどのように対応し、現場とやりとりをしながら、クラウド自体を適応させていくのか、といった対応スキルが求められます。
一般にエンジニアといえば、お客様のIT部門の担当と話すことが多いと思います。しかし、ことクラウドという領域では、現場の方とビジネスサイドの話しをする機会も増えるんです。ただいずれにしても、目標達成への苦労よりも新たな環境で仕事をする楽しみが勝ると断言できますよ。
これまでの主流であった「プログラム言語」や「インフラを中心としたスキルアップ」は、これからももちろん重要ですが、今後のクラウドエンジニアには、もう一段階レベルの高い業務スキルとビジネス感覚も期待されています。今回のプログラムで、従来のエンジニアと全く違った形の領域で仕事をすることで、自分自身の価値も高めていき、マーケティングバリューも高めていけるところが一番の魅力だと考えています。
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