このたび「人事科学研究所」を作りました。勝手に。「バイトル」「はたらこねっと」「ナースではたらこ」を運営するディップという会社のdip AI.Labという部門の中にあります。 はじめまして。大久保といいます。 大学時代の専攻は社会心理学で、困難を乗り越える心のメカニズムを実証的に研究していました。今も続けています。 趣味は、コーヒー・紅茶・宝塚観劇。会社でも、きものを着ていることが多いです。これだけ聞くとなんだか優雅そうですが、実態は衝動性が高く、落ち着きがなく、常にそわそわしています。「面白そう！」と思うとすぐに飛びつきます。 さて、勝手に旗を立てた「人事科学研究所」は、インターン6名＋社員2名で運営されています。 インターンさんの専攻は「社会心理学」「計量経済学」「社会学」「経営学（組織論）」「工学」とさまざまです。 みんな、それぞれの学問の知見を活かそうとする方が多いです。ときには、働く人の「人間観」についてそれぞれの学問の視点からあつい議論になったりします。 具体的には、こんなことに取り組んでいます。 ・社内の人事データの利活用を推進し、人事課題を解決 　例えば、外に出せるものだと、こんなことをやっています。 　▼新卒採用を、まっとうに ーグループディスカッション評価の適正化ー 　　https://www.slideshare.net/ssuser520862/ss-78182421 　▼新卒採用を、まっとうに ー面接者への通信簿ー 　　https://www.slideshare.net/ssuser520862/ss-84235079 ・あたらしいHRtechサービスの企画、開発 　具体的な内容はまだ内緒ですが、人事のデータ活用の観点から色々と考えています。 ・人事科学に関する情報の整理と発信 　学びをdip AI.Labで運営する人工知能のニュースメディア「ainow」や、勉強会・セミナーでシェアすることがあります。もちろん、自分の名前を売っていただいてokです。 　▼的中率90％ってどういうこと？話題のHRテック「退職率予測」で理解しておきたいこと 　　http://ainow.ai/2018/02/06/132535/ ・「はたらく」をテーマにした研究活動 　ビジネスと研究を行ったりきたりできると非常に素敵です。インターンさんのひとりは、弊社の社員を対象にした調査で卒論を書いてくれました。 　また、このチームを担当する社員の大久保も研究を続けており、以下のアウトプットがあります。 　 　▼就職活動における暗黙の才能観の役割ー困難を乗り越える心のメカニズムー 　　日本社会心理学会第58回大会発表論文集 　　https://www.slideshare.net/ssuser520862/2017-81447021 　▼邦訳版ストレスマインドセット尺度の信頼性・妥当性の検討 　　日本社会心理学会第57回大会発表論文集 　　http://www.slideshare.net/ssuser520862/2016-66704982 などなど。 きっと、 ・大学での専門を活かしたい方 ・「はたらく」をよくすることに執着がある方 ・データを分析するだけではなく、それを活かしてサービスを作ったり、仕組みを作ったりしたい方 …という方には、楽しんでいただけるかと思います。 少しでも気になったら、ぜひご連絡ください！ お待ちしております。